すると、ゲイの場合、幸か不幸かそういう発想を持てないから、「自分」のために働かざるをえない。
好きな仕事をしているのは、脳の構造からして、アーティスティックなゲイの方が多そうな気がする。
問題なのは、好きでもない仕事をしていても、「妻子のため」と思えば耐えられてしまう可能性が高いことだ。
しかし、実は、耐えられてしまう方がまずいのである。本人の人生がないがしろになるからだ。耐えつつ定年になってから、好きなことを始めるのでは遅すぎる。
その点、ゲイの場合、嫌ならやめられるから、嫌な仕事に対する耐性は弱まるとも言える。
しかし、しがらみがなく、自分のたましいに忠実に生きられるメリットは実に大きいと思う。