中学生ふと、小銭を小銭入れに入れていて、「52」に気づく。まだ、中学生だった。痛みは少なく、この貨幣はまだまだ使えるだろう。遥か遠く、性的指向に悩んでもいなかった頃が蘇る。隣の組の矢野くんが好きだったが、一言も話すことはなかった。接点もなかったし。