少しずつ | サブランドへの航海図
また、お店をオープンさせていっています。

特定の業種にとっては、隕石が落ちたような燦々たる状況になっていますが、これまでの歴史を見ても、パンデミックによってその後の世界がガラっと変わったということはありません。1918年からのスペイン風邪後の世界もそうです、とりわけ1968年からの香港風邪に至っては、2年後には海外から何百万人も万博の為(来客数6400万人)日本を訪れています。世界というか、人の意識は多少は変わると思いますが、人間は極めて忘れっぽいのです。来年の夏にマスクをつけているという極めて異常な状況にはなっていないだろうなと思います。

なので、withだのafterだの言葉遊びが先行していますが、そんな世界は来ないと断言出来ます。元に戻るのに多少時間かかりますが、世の中はまた必ず元に戻ります。これは今までの歴史が証明しています。

僕は幸せの本質は不要不急の中にしかないと思っていて、それを奪うことは、人として死を意味することと同義だと思っています。人が人らしく生きられる世界じゃないといけません。

僕たち飲食人が出来ること、それは価値あるサービスを世の中に送り出し、世の中に必要とされること、ひいては、世の中を少しでも、楽しく、豊かにすること。

だから、僕たちは何があっても歩みを止めません。こんな外的圧力なんかで負けていられない。

自粛だ、時短だ、なんだと言われても、結果責任を取るのは自分たちです。自分の人生の舵取りを他者に任せることほど愚かなことはないです。僕たちはこれまで、世の中のためになると思って、沢山のお店やサービスを作ってきました。だから、いま飲食が槍玉に挙げられていますが、そんなことは関係なく、僕たちはこれからも自分たちが出来る精一杯で頑張ります。

潰せるもんなら潰してみやがれ。

世の中に価値あるものは必ず世の中に残る。

飲食に従事する皆様、ここが耐えどき。暖かくなったら必ずこの騒動も収まるので、頑張りましょうね!