今から３０年以上前の事
小学校４年生くらいだったと思います。
ある日親父が「明日、早く起きろ❗」と言うので
まだ薄暗い時間に起き準備。
「うなぎを獲りに行く」と言うのです。
うなぎを釣るのかと・・・
何の事やらわからずについて行きました。
なんか嬉しそうに車を走らせる父
しばらく走ると小さな船着き場へ
なんかボートを借りたという。
船舶免許を持っているのは知っていたが
初めて父が舟を操舵する姿を見た。
なんかブイの浮いた場所に停止！
ワナを仕掛けてあるからあげるそうだ？
密漁？
なんか話を聞くと！
知り合いが元漁師で漁業権を持っていて
引退したらしいのだが「ボートを貸してやるから勝手に上げていい」と言われたらしい！
それで、その日親父に連れられ海の上
ブイの下に吊るしたロープを引っ張り
筒をあげる。
しばらく引くと50cm位の黒い筒があがってくる。
タモを受けて筒を傾けると黒い蠢く物体が転がり出てくる。
古い話しなので
何本筒をあげたのか？
何匹あげたのか？
それすら覚えていないが嬉しそうな父の姿だけ覚えている。
母がうなぎをさばき七輪に炭をおこし
蒲焼きにする。
あれからうなぎを食べる回数も少なくなったが
天然物はもう食べれないかな？
大好きなんだけどね。
昔のいい思い出、いい経験です。
