美人薄命、美人過ぎたアイドル・中山美穂を語る! | 何でもアル牢屋

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2024年12月6日。中山美穂・死去。享年54歳
美人薄命(びじんはくめい)と言う言葉がある。以前から知っていた言葉だったが、この言葉の意味が判らなかった。どうして美人だと命が短いのか?その点が疑問だった。調べてみたので引用してみる。

美人薄命

<容姿端麗な女性は、とかく病気がちであったり、短命であったり、不幸せであったりするということ。 〔例〕「まれに見る正統派女優の彼女ががんで亡くなるとは信じられない気持ちです。 美人薄命とはいえ惜しい」というように使う>

なるほど。だがこれだけでは、まだ納得がいかない。もう少し掘り下げてみる。

<美人の女性は運に恵まれず、不幸なことが数多く起こり、幸せな人生が送れないという意味の言葉である。転じて、美人の女性は、病気や事故などに遭遇しやすいため、短命なことが多いという意味である>

これらを総合して考えてみると、美人は、その人気ゆえに忙しく安らぎが無い。結果的に体力は消耗して疲れやすい。或いは、その存在ゆえに疎まれやすい。他人の手によって果てると言う展開も無くはないだろう。
中山美穂はどうだったのか?54歳と言う年齢は若者でもなく老人でもない。その中間と言う年齢の死は早いのか、それとも、それなりなのか?私の個人的な見解では、早いと言わざるを得ない。
私が最初に聞いた美人薄命の代表格は女優の夏目雅子だった。白血病で28歳と言う若さで亡くなった類まれな美貌を持つ彼女は、骨髄移植と言う医療技術が発達していなかった時代だった為に手の施しようがなかった。
美人薄命の代名詞になった人達は他にも居る。市川團十郎の妻だった小林麻央、歌手の本田美奈子、ZARDのボーカリスト坂井泉水。この人達も早世し惜しまれた美女達だった。

85年にアイドルとして芸能界デビューした中山美穂は、アイドルとしては美人過ぎるアイドルであった。これは誉め言葉なのか?それとも揶揄なのか?どちらでもない。彼女は美人過ぎてアイドルの枠を超えていた存在だった。
85年と言えば私は当時10歳で、小学4年生だった。その時期、TBSの歌番組「ザ・ベストテン」をよく見ていた。中山美穂は毎回出てくれるタイプの常連のゲストだった。同じ時期に活躍していたのが小泉今日子で、二人は80年代中期の顔とも言える存在で、双璧のアイドルだった。
キャピっとした感じの元気アイドルだった小泉今日子に比べると、中山美穂は大人しめでシットリとした感じのアイドルに見えた。今で言えば、長澤まさみと新垣結衣みたいに比べられる二人だった。

10代のデビューから20代、30代と年齢を重ねる度に、持ち前の美貌はドンドン増し、作家と結婚し、出産し、成熟していった中山美穂。
ドラマなんか、まともに観なかった私が珍しく夢中になってみたのが、98年フジテレビで放送された連続ドラマ「眠れる森」。中山美穂は当時28歳。洗練された容姿になっていた。個人的に、このドラマの最大の魅力は、当時、絶頂期だった木村拓哉との共演ではなく、仲村トオルとの共演だった。
ビーバップハイスクールと言う今も語られる作品で、仲村トオルと中山美穂は初めて共演した。中山美穂はビーバップ世代の女神的な存在で、ヤンキーの憧れの的だった。その人気ぶりは、共演者でもない不良が撮影現場に何処からともなくやってくるほどだった。

 

だが、当の中山美穂は不良が大嫌いだった
 

私に言わせれば、眠れる森でビーバップ以来の共演を果たした仲村トオルと中山美穂は、ビーバップの中間徹と泉今日子の成長した姿だった。そこに注目すると、木村拓哉は、どうでもいい存在だった。
二人の共演は絶対に狙ったものに違いなかった。偶然の筈がない。あのビーバップの二人が婚約者と言う設定で登場したのは、制作者の思い入れが無ければ実現する筈がない。手の付けられない悪ガキだった中間徹と、清楚な美少女だった泉今日子が成長して帰ってきた。それこそが眠れる森の本質だったのではなかろうか。

時は流れ、中山美穂にとって晩年となってしまった2024年。暫くぶりにテレビで観た中山美穂は以前より顔がむくんで見えた。54歳と言う年齢からくる容姿の変化なのか。それとも何処か具合が悪いのか。
死去の報道によれば、浴槽で亡くなっていたと言う。自殺の線は薄く、状況的な所から専門家が考察するには<ヒートショック>が原因だったのではないかと言う。ヒートショックは、急激な温度差で引き起こされる血管へのダメージで、血管の壁が弱くなっている人ほど危険が増す。
亡くなる少し前に出ていた番組で酒好きである事をカミングアウトし、周囲を驚かせていた。意外な一面と取られたのだろう。その時、顔のむくみは過剰なアルコールの摂取から来ているものだと腑に落ちた。私生活が全く見えてこない人だったせいもあるが、もしかしたらアル中であった可能性もある。それに加え、精神症状が余り良くなかったか。その際は、睡眠剤、抗不安薬も常用していたかもしれない。

中山美穂は業界内にもファンが多い。ビーバップの時もそうだが、人を魅了し、引き寄せる特性があるタイプなのだろう。生きる伝説なんて言葉が使われる時があるが、この人が正にそうだろう。年齢や時代に左右されない不滅さを持てると言うのは、芸能人としては、この上もない程に幸せである。芸能人の誰もがそうありたいと思うが出来ない。
近年、アイドルは大所帯が規準になっている趣があるが、マイナーではなく、単体の国民的アイドルとして成功した人は意外に少ない。数えるほどしか居ないのではないか?中山美穂は、その貴重な代表格として、死して尚、語り継がれていくのだろう。

 

 

 

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