メキシカン長男 | ずぼら人間もち子の育児日記

ずぼら人間もち子の育児日記

アラサー育休中ずぼら人間もち子の2歳0歳兄弟の育児日記です。


2歳2ヶ月長男。
日本人夫と日本人私の間に生まれた生粋の日本人。




ただ、根っからの陰キャラの私から生まれたわりにかなりだいぶ陽気な性格。



とにかく歌とダンスが大好き。
メキシコ人かってくらい大好き。(偏見)
そして、特にダンスに関しては2歳児界ならかなり上手い方だと思う。
メキシコ人かってくらい上手い。(偏見②)



そんな長男。
ダンスと比べて歌唱レベル(というか言語能力)はまだまだなので、
歌に関しては基本私担当。もっぱら聞く専門。




私の歌に合わせて踊りたいのはもちろん、
おもちゃで遊ぶ時も私にBGMを求めてくる。
おもちゃを手に持って腰をフリフリしだしたらその合図。




しかもBGMの指定が厳しく、
その時遊んでいるおもちゃに合ったテーマで歌わないといけないし、長男のイメージにも合致しないと許されない。
イメージと異なる歌を適当に歌おうもんなら




「だいだいだーーい!!ムキーッムキーッムキーッ




と情熱的に怒りを露わにする。
(長男は不満をアピールする時なぜか「だいだいだーい」と言う。いまだに謎。)




このテーマソングBGM問題、たとえば蜂のおもちゃならぶんぶんぶん、汽車のおもちゃなら汽車ぽっぽ、など基本的にはわかりやすいのだが、
同じジャンルで複数長男が知っている歌があったりすると、その時の長男の気分を当てにいかなければいけない。
バスのおもちゃを持っていても、「バスにのって」なのか「バス大好き」なのかはご気分次第。




ええ、そうです。






普通にすごいめんどくさい。



次男の噴射うんちを片付けている時だろうが、
炒め物を始めた瞬間だろうが、
夜泣き祭りを超えた早朝だろうが、
タイミングと母のテンションを問わずその指示は飛んでくる。





歌い手が私しかいないからご指名が入ってるだけで、私は当然歌なんか全然上手くないし、混じりっけなしの日本人だし、その中でも根が暗いのであんまり歌いたくない。
控えめに言ってめちゃくちゃ苦行なのである。





今朝、次男があまり食べない離乳食を必死に食べさせていたら、長男がニヤニヤしながら近づいてきた。
おもちゃを手に持ってしっかりご機嫌に腰を振っている。
今日はなんだろう…と疲れた顔で手に持っているおもちゃを見たら、
三角形のつみき。





えっ…?
つみき?
さんかく???




長めの産後ボケの頭をフル回転させるが、
私の脳内ライブラリーにつみきの歌もさんかくの歌もない。




呆然としていたら、
「だいだーーい!!イラッ
という催促の怒りを受けた。
まずい、次は多分爆発する。
やっと離乳食タイムにこぎつけて、次男も食べるモードに入っている今を逃したくない。



でも、わからない滝汗
さんかくの歌ってなに?滝汗滝汗滝汗



とりあえずおもちゃだし、と思っておもちゃのチャチャチャを歌ってみた。
「だいだーーーい!!イラッイラッイラッ
違うらしい。


あ、おかあさんといっしょでまーるさんかくしーかくーとか歌ってるのがあったな。
歌ってみる。
「だいだいだーーい!!!イラッイラッイラッイラッ
やばい。違う。






「うえええええええああんムキーッムキーッムキーッ
(爆音)








母の努力むなしく、爆発。
次男も気を取られて離乳食受け付けず。






ご所望の歌はやっぱりわからなかったので、
私の得意な鬼のパンツの全力歌唱×2(ダンス付き)でなんとかご納得いただいた。




本当にこの気まぐれソング大会をやめたい。
なぜ陰気な私がメキシコ人ばりに陽気なエンターテイナーを産んでしまったのだろう。




早くエンターテイナーが自分で好きな曲を好きなだけ歌えるようになりますように。