12月2日は
第60候(小雪・末候)
橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)」
です。
七十二候が小雪の末候に変わり
橘の実が黄色く色づき始める頃となりました。
橘とは
日本に自生する日本固有の柑橘類
「ヤマトタチバナ」のことですが
古くは柑橘類を総称して橘と言っていたそうです。
橘は
その葉は枯れることのない常緑樹であり
めでたいものとして扱われ
平安時代から御神木として
宮中などに植えられてきました。
紫宸殿(京都御所)に植えられている
「右近の橘」としても有名ですね。
永遠や不老不死の象徴とされ
また、そのめでたさから
家紋や文化勲章のデザインとしても
用いられています。
▲「家紋が呼んでいる」より
和歌山県から九州地方の
海岸に近い山地に自生する
日本固有のミカン科の植物で
環境省で絶滅危惧種Ⅱ類にも
指定されているそうです
大和橘を守るプロジェクトもあるようです▼
果皮を乾燥させたものは
「橘皮(きっぴ)」と呼ばれ
漢方薬として用いられています。
ビタミンCも豊富です
ただ、果実は非常にすっぱくて
苦味があるので生で食べることはできません。
大きさはピンポン玉くらいです。
たくさんのお砂糖と煮詰めて
ジャムにすると美味しく頂けるようです
橘ではありませんが
通勤途中で見かける夏みかんも
色づき始めました♫
雨上がりの雫が光ってました✨
寒い季節に
太陽のような実を見ると
暖かい気持ちになれますね☀️
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