0-3の3回にスウィーニーの逆転2ランダブルなどで6点 を奪い、勝負を一気に決めた。
先発のマッカーシーは6回8安打9奪三振無四球3失点で4勝目 。2番手のブレスロウが二死満塁のピンチを招いたが、最後はトーミーを三振に打ち取り、その後はバルフォア、ベイリーと繋いで逃げ切った。
そしてクリスプが2安打1四球3盗塁 で通算200盗塁を達成。
本当にこういう戦いを前半戦からやっていれば・・・という感じ。
トレードデッドラインが過ぎたが、チームが成立させたトレードは1件。
ジーグラーを放出し、Dバックスからブランドン・アレンとジョーダン・ノルバートを獲得。とりあえずはこのトレードについて。
ブラッド・ジーグラー 31歳 R/R 今季125万 残り3度調停
43G 3-2-1 37.2IP 38H 0HR 29SO 13BB 2.39ERA 2.70DIPS
対右 96AB .198/.250/.229 24SO 4BB
対左 48AB .396/.473/.479 5SO 7BB
全くの無名から、ミドルリリーフ、セットアッパー、クローザーと役割がコロコロ変わりながらもA'sでの3年半は素晴らしい活躍を続けてきたアンダースローのピッチャー。アンダースローの宿命というか、やはり左には極端に弱かったものの右は簡単に抑えることができ、ゴロ系の投手なのでA'sにかなりフィットしていた。また、被本塁打も少なく非常に使い勝手の良い投手。しかし、制球に少し難あり。
ちなみにtwitterにて「A'sのファンありがとう。アリゾナに行ってDバックスがペナントに勝つのを助けることが楽しみだ!」と話し、背番号が29に変わることも明らかにした。
ブランドン・アレン 25歳 L/R 1B 04年ドラフト5順目指名
11G 29AB .172/.351/.483 3HR 7RBI 1SB 7BB 13SO / 83G 304AB .306/.427/.579 18HR 66RBI 7SB 64BB 90SO (AAA)
パワーと選球眼を兼ね備えている主砲候補。Wソックス時代からパワーを発揮しており、09年にメジャー初昇格を果たした。しかし、非常に魅力的なパワーを持っている一方三振が多すぎるという主砲候補によくある弱点も持っていて、コンタクトの部分を改善できるかどうかでメジャーに定着ができるかどうかがかかっている。
ジョーダン・ノルバート 24歳 L/L RP 04年ドラフト外
41G 48.2IP 46H 1HR 54SO 26BB 4.25ERA 2.85DIPS (AAA) / 33G 20IP 16H 3HR 15SO 22BB (09.MLB)
92-96マイルほどのファストボールに、良いカーブとチェンジアップを持っている投手だが右には弱い。まるでブレビンスのようで、そのブレビンスより速くて良い球は持っているけれど彼より制球が悪い、という感じの投手。使いものになるとは思っていません。なぜか期待はされているけれど。
このトレードはA'sにとって非常に良いトレードだろう。主砲候補を獲得でき、その見返りが31歳のリリーフピッチャーなので十分良いトレードをしたように思える。
ちなみに、A'sはコリン・コウギルという選手を何度も獲ろうとしていた様子。高校時代の07年にドラフト29順目で指名したものの、指名順位を上げるためコウギルは拒否し大学へ進学、そして08年ドラフト5順目でDバックスへ入団した外野手。入団後は毎年8割以上のOPSをマークし、今季はAAAで 98G .354/.430/.554 13HR 30SB 51BB 63SO と大活躍中。彼を本当に獲りたかったのならベテラン野手でも一人付け加えれば良かったのに・・・。
トレードを行ったのはこれだけで、他の選手を動かさず。ビーンはハーデンのトレードが決まりかけた以外に合意寸前まで行ったトレードは「なかった」と話しており、正直彼が来年以降チームをどう立て直すのか全く分からない。
メジャーでのサービスタイム、年齢などを考えても、カーター、テイラー、ドナルドソン、ソガードはマイナーに置いておいたりベンチ要員として置いておくのは明らかに勿体ない。それなのにメジャーは今オフFAとなる選手が5人もレギュラーとして出場しており、最下位争いを繰り広げているにも関わらず、プロスペクトを使わずベテランを使い続けるという理解不能な状態になっている。
特にソガードは少ない出番ながらもメジャーでも実績を残しており、とてもベンチに置いておくような選手ではなく、ペニントンが調子を上げてきたからといって、ソガードには総合的に劣っているし、どうせグリーンが昇格すれば弾かれるペニントンを使い続ける理由もない。
ビーンが彼らを使う理由はFAでドラフトピックをもらうことだろうが、ウィリングハムはAかBとなる他、このままの調子を維持すればクリスプと松井がB、そしてデヘイスースも調子が上がればBとなるはず。しかしもらえるかどうかも分からないドラフトピックのためにプロスペクトを使いもしないというのは納得がいかないなと。
チームの状況は上がっていて、今だけを見ればこのメンバーなら来年も!などと期待してしまうかもしれないが、前半戦の状況を見れば来年1年間を通じてこの調子を維持できるとは到底思えない。そのためビーンは放出出来るときにするべきだっただろう。
クリスプをブレーブス、コナーをパイレーツ、ウィリングハムをインディアンスなど、放出先に困ることはなかったはず。また、09年にジアンビー、カブレラ、ホリデイら主力を放出後はパターソン、ペニントン、デイビス、バートンら若手主体となったチームは奮闘し、好成績を収めた。そのためビーンが09年と同じような状況下にありながらも全く動かなかったというのは想定外で、全員放出はなくても、少なくても2人くらいは野手の放出があると思っていたのでまさに寝耳に水。
これはビーンの手腕が落ちたということなのか、頭を打って意識が朦朧としていたのか、それとも今年地区優勝することを狙っているのか、全く分からない。
この全員を残留させるという決断が将来、チームにとって何の役にも立たないことは明らか。若手の出番を奪ってベテランの出番を作るというのは昔のA'sではなかったこと。一体ビーンに何が起こっているのだろうか・・・。