☆パドレスとのトレードでジョン・ベイカーを放出し、ウェイド・ラブランクを獲得

ヘイズが控え捕手としてある程度の成績を残したため、どちらかは放出されるかなと予想していたけれど、ベイカーが放出された。


ベイカー 30歳 L/R C 02年ドラフト4順目指名

07年にストークスとのトレードで加入し、08年に61G 197AB .299/.392/.447 5HR 32RBI 30BB 48SOと大きく飛躍、09年はポウリーノとの併用で112G 373AB .271/.349/.410 9HR 50RBI 41BB 89SOと活躍。しかし2010年に肩を負傷し、シーズン終盤にトミージョン手術を受けた。そして今季マイナーで15試合に出場後、メジャー昇格を果たして代打で16試合に出場。左からは打てないものの、選球眼はよく健康ならばそれなりの成績が残せるはず。守備面ではリードが良いものの、盗塁阻止率は通算で19%と肩は弱い。


ラブランク 27歳 L/L SP 06年ドラフト2順目指名

2011 14GS 5-6 79.2IP 84H 7HR 51SO 28BB 4.63ERA 4.12DIPS .309BABIP / 17GS 106.2IP 108H 8HR 92SO 28BB 4.30ERA 3.24DIPS

2010 26G 25GS 8-12 146IP 157H 24HR 110SO 51BB 4.25ERA 4.88DIPS .309BABIP

ファストボールは90マイルほどだが、ほとんどがツーシーム、85マイルのスライダー、75マイルのチェンジアップでタイミングを外しながら打ち取る投手。そしてかなりのフライボール投手のため、ペトコに適していた。また、左投手だが左にかなり弱く、通算で9割以上の被OPSとボコボコにされている。ちなみにメジャー登録日数は1年と139日のため調停はまだだが、オプション切れのためマイナーに落とすのにはウェイバーにかける必要がある。



MIAとしては、いいトレードができたかなという印象。控え捕手としては故障明けのベイカーに期待するよりヘイズの方がいいだろうし、ベイカーでラブランクが獲れれば十分かなと。ラブランクはスターターの候補だろうが、すぐに放出される可能性もある。ただ、個人的には苦しみ続けているボルよりいいんじゃないかなと思っているが、今後どう動いてくるのかなと。


個人的にはベイカーを気に入っていたので残念だったけれども、チームの戦力はアップ。でもラブランクが戦力になれるかはやっぱり微妙なところ。



主にA'sとMIAに関して。


☆A'sが40人枠にジャーメイン・ミッチェルを入れてプロテクト

06年ドラフト5順目指名、27歳のミッチェルを40人枠に入れ、先日獲得したハンターとスクリブナーをアウトライト。これで40人枠が1枠空いたままルール5ドラフトを迎えることになった。

ミッチェルは今季AAで74G 304AB .355/.453/.589 10HR 50RBI 13,3B 14SB 13CS 54BB 65SO, AAAで56G 232AB .302/.401/.453 5HR 28RBI 12SB 5CS 39BB 47SOという成績を残した外野手。優秀な選球眼と俊足が武器だが、膝を手術して開幕までには間に合わないだろうとされているし、年齢も高いので別にプロテクトしなくても・・・という気はする。

40人枠から漏れた選手で、獲られる可能性があるのはピーターソンくらい。ホリデイの交換要員として加入し、唯一残っているピーターソンは今季成長を見せ、控え要員として獲得する球団がありそう。彼はまだまだ若いし、プロテクトするべきだったかなと思う。枠は1つ余っているし、40人枠内のノルベルトやリッカーなどは放出しても問題ないだろうし。ちなみにシモンズもルール5ドラフトの対象だが、さすがに怪我でシーズンの大半を棒に振った投手を獲得する球団はないはず。


また、FAのジェイソン・プライディ外野手と契約。

昨年まで通算11試合の出場だった28歳のプライディは今季メッツで101試合に出場し、208AB .231/.309/.370 4HR 20RBI 26BB 64SO。マイナー通算は943G 3748AB .275/.319/.422 82HR 415RBI 231BB 772SO 163AB。



☆MIA情報

ルール5ドラフト対策で4名を40人枠に加えたものの、主な選手はコーラーくらいで他は昇格できなさそうな選手ばかり。そしてジオをトレードで狙っているという噂が本物になり、交換相手次第では獲得に動くだろうとされている。ちなみにA'sはジオの交換要員にスタントンかロモを要求する(した?)と伝えられており、MIAは速攻で拒否したとのこと。

もしビーンがスタントンとロモを要求したならジオを放出する気がないのかなとも思う。どう考えてもMIAが彼らを放出するとは思えないし・・・。



☆レンジャーズがジョー・ネイサンと2年契約

12年700万、13年700万、14年900万オプションでバイアウトが50万という契約だが、高いなという印象。後半戦に復調したとはいえ、安い2年契約かそれなりの年俸での1年+オプションになるかなと思っていたので2年1450万は高いかなと。



☆西武の中島がポスティングでメジャー挑戦

松井の後任としてSSに定着。08年からの3年間は9割前後のOPSで安定していたものの、統一球の影響か今季は.297/.354/.433と一気に成績が低下。打撃に関しては選球眼もまずまずで.270/.340/.380くらい打てれば近年の日本人野手の失敗を考えるといいんじゃないかなと。現実的にはもっと低いかもしれないけれど。

守備はSSでチャレンジするとのことだが、肩を考えるとかなり厳しいはずで、2Bへの転向を余儀なくされそう。若くて評価の高かった西岡でさえあの打撃成績と酷い守備だったため、ポスティングフィーが200~300万、契約も3年600万ほど貰えれば十分なのかなという感じ。



☆MIAがレイエスに6年9000万を提示?

マーリンズがレイエスに6年9000万を提示した、とのこと。レイエスは1億ドルを超える契約を狙っているらしく、MIAの記者はこの契約を蹴るだろうと予想している。サムソン球団社長はこのオフについて「積極的にいくが、バカなことはしない」と話していたものの、レイエスにこの契約はどう考えても危険が高すぎるし、1番打者に年1500万はさすがに高い。

ショートはハンリーでもういいと思うんだけれども・・・。それに「もし」コグランの打撃が復活するとすれば、OPSではレイエスとそれほど変わらないため外野はコグラン、ピーターセン、カズンズの3人で争わせればいいかなと。まずマーリンズに必要なのはレイエスよりクローザー。



☆元MIA、元A's勢がそれぞれ契約

マーク・エリスがドジャースと、マーク・コッツェイがパドレスとそれぞれ契約を結んだ。

エリスは2年875万(12年250万、13年525万、14年575万オプション:バイアウト100万)で、コッツェイは1年125万。エリスはもっと安くなるかなと思っていたが、意外と高額。コッツェイはA’sに加入する前はパドレスに在籍しており、ペトコパークから30分のところに家があるらしい。



☆その他A’s、AFLなど

A’sがFAのグレイディ・サイズモアを獲得するのでは、という話が出ていたが、どうやら彼の獲得へは動かない模様。クリスプの後任として1年、または1年+オプションでならいいかもと言われていたが、それよりもやはり若手を使う予定か。また、CFに転向させられたグラント・グリーンがAFL(アリゾナフォールリーグ)で三振こそ大量に喫しているがよく打っていて、もしかするとST次第では彼がレギュラーの座を得るかもしれない。

マイナーですでにフルシーズンを2年過ごしたため、上げて試すのもありだろう。ちなみにロスなども出場していて、ロスは7試合で16,2イニング投げ24安打13失点と不振が続いている。


MIAからはサナビア、リード、スキップワース、ドミンゲスらが出場しており、サナビアは 7G 28.2IP 32H 44HR 23SO 11BB 5.65ERA、故障からの復帰を目指すリードが 11G 13IP 13H 16SO 5BB 2.77ERA、スキップワースは 47AB .298/.400/.468 2HR 18SO 6BB、ドミンゲスは 77AB .221/.282/.403 4HR 6BB 18SO という成績を残している。



☆A’sの放出要因はジオとベイリー?

どう考えてもピッチャーが余っているA’sは、このオフに何人か放出するだろうと言われていて、とある記事にはジオとベイリーが候補になっているだろうというのがあった。

ビーンはウィークス以外トレードの可能性があると話したものの、あくまで「話を聞く」だけであって「放出する」わけではない。そしてA'sがトレードを容認するとすれば、トッププロスペクトまたは即戦力野手との交換のみだろう(プロスペクトの「量」だけは豊富だが、「質」がイマイチなため)。そうなるとジオとベイリーが候補になってくる。


クローザーはディバイン、バルフォア、デロスサントスでなんとかなるだろうし、スターターもアウトマン、ロス、モスコソと質・量ともに十分。ただ、個人的にはジオは残してベイリーを出す可能性の方が高いはず。

ジオは保有権がまだまだあるし、長期契約を結ぶ可能性もあるが、ビーンがクローザーに大金を掛けるとは思えないためベイリーは残ってあと1~2年だろう。そのためもし良いトレード話があればベイリーは放出されるはず。




個人的にはMIAが獲りにいかないかなと思ったり。

クローザーがいないし、FAで獲るよりも今オフ初調停のベイリーの方が安く済む(3年2000万ほど?)。ただ、MIAにはA’sが満足できるだけのプロスペクトを用意できないというのが問題。

ドミンゲス、オズーナで獲れたらいいけど、ビーンがそれでOKというはずないし・・・。



☆新球場について

サンノゼの議会(?)で、A'sが土地を買うための猶予を2年与えることが賛成10・反対1で決まったようです。

ただ、これで問題解決というわけではなく、MLBがA'sに球団建設許可を出し(一応ジャイアンツのテリトリーなので・・・)、さらにA'sが次は土地を買う交渉に入らないといけないので課題はまだまだ残っている。とりあえずは一歩前進というところ。