A'sの新球場建設を許可するかどうかを話し合う委員会(MLB機構の人たち)の幹部の1人が語ったところによると、新球団建設へGOサインを出す予定とのこと。

1月に会議があり、そこで正式に許可を出すんじゃないかなと言われている。


もし許可が出ればもう建設するものとして再建を進めているビーンにとっては朗報で、若手2人を放出したことが報われるだろう。

ちなみにジオ放出により獲得した選手を40人枠に入れるため、ランドン・パウルとジェイ・ミラーをDFAにした。パウルはN-FAにせず62万で契約更新したものの、あくまで保険ということだったのだろう。ただ、ビーンはノリスをマイナーにもう1年置いておきたいようで、このまま何も起こらなければ控え捕手はドナルドソンかリッカーになる。パウルはトレードされることを望んでいるが、引き取り先があるかどうか。そして最終戦でHRを打ったミラーはどこかに拾われる可能性が高そう。

そして同じく調停回避したロザレスの年俸は60万。



ビーンは外野手のプロスペクトを狙っているらしく、ベイリーはBOSに行くんじゃないか、とされている。ノリスを獲得した今、スズキも放出しようと思えばできるが、こちらはほぼ確実に年俸負担しないといけない。それでもとりあえず放出できるのならスズキも放出すればいいかなと思う。



ナショナルズとのトレードで、A'sはジオ・ゴンザレスとロバート・ギリアムを放出し、AJ・コール、ブラッド・ピーコック、トミー・ミローン、デレック・ノリスを獲得。



ゴンザレス 26歳 今オフ調停 2015年オフFA


ギリアム 24歳 R/R SP 09年ドラフト8順目指名

特に期待もされていない投手。


コール 19歳 R/R SP 2010年ドラフト4順目指名

20G 18GS 89IP 87H 6HR 108SO 24BB 4.04ERA 2.46DIPS (A)

BAの球団内トッププロスペクトランキングの4位にランクインした投手。最速95マイルのファストボールと制球が非常に良いカーブが武器。今季プロ1年目好成績を収めるなど、期待値も高いが、身長の割に体重が軽く、体重を増やすべきといわれている(そうすれば球速も上がるだろうとも)。また、投球のほとんどがファストボールとカーブで、3個目の球種であるチェンジアップを使えるレベルにするべきとも言われており、スターターとしてやっていくには向上すべき所がいくつかある。とはいっても、怪我などに苦しまない限りは最低でもリリーフとしてメジャーに上がってくるだろう。


ピーコック 23歳 R/R SP 06年ドラフト41順目指名

3G 2GS 2-0 12IP 7H 4SO 6BB 0.75ERA (MLB) / 16G 14GS 98,2IP 62H 4HR 129SO 23BB 2.01ERA 1.81DIPS (AA) / 9GS 48IP 36H 5HR 48SO 24BB 3.19ERA 4.05DIPS (AAA)

BAの球団内トッププロスペクトランキングの3位にランクインした投手で、これまでマイナーでは平凡な成績だったが今季は圧倒的な成績を残した。平均93マイル前後のフォーシーム(最速97マイル)に、ナックルカーブとチェンジアップを投げる。フォーシームの評価は高いが、ナックルカーブ、チェンジアップは制球に問題があるとされている。マイナー通算では3.1 BB/9と悪くはないが、今季はAAA、MLBで四球を連発したため、やはり向上が必要だろう。


ミローン 24歳 L/L SP 08年ドラフト10順目指名

5GS 1-0 26IP 28H 2HR 15SO 4BB 3.81ERA (MLB) / 24GS 148.1IP 137H 9HR 155SO 16BB 3.22ERA 2.22DIPS (AAA)

非常に制球力の良い投手で、ブレイデン同様制球やタイミングを外し、打たせて取るピッチングが魅力の投手。ファストボールは90マイルにも届かないことがほとんどだが、カッター、カーブ、チェンジアップを投げてタイミングを外す。チェンジアップは70マイルほどで制球もよく、三振を奪うのに有効。78マイル前後のカーブはそれなりに曲がり、評価も高い。マイナーでは入団から順調に昇格し、3年連続150イニング前後と12勝と安定。ブレイデン同様の活躍を期待できるだろう。


ノリス 22歳 R/R C 07年ドラフト4順目指名

104G 334AB ,210/.367/.446 20HR 46RBI 77BB 117SO 13SB 4CS (AA)

BAの球団内トッププロスペクトランキングの9位にランクインしたパワー、選球眼を備えた捕手。09年にパワーヒッターにとってはかなり痛い手のどこかの骨を折ったらしいが、長打力はキープ。ただ打率が急降下しているのが気がかり。とはいってもOPSは8割を超えているので打撃能力は高い。キャッチングが課題とされていたが、それも向上しており、強肩で盗塁は阻止できためこのまま上手くいけばかなり優秀なキャッチャーに育つだろう。ハーデンのトレードで獲得したドナルドソンがこのような評価を受けていながら現状ではイマイチなので彼のようにはならないでほしい。



ジオは好きな選手の一人なので放出はかなり悲しいが、ジオ(+おまけ)でこれだけの見返りを獲ってくるビーンとは一体何者なのか。ジオでスターター3人に捕手1人、いずれも評価の高い選手を獲れたのに、ケイヒル+ブレスロウで中途半端な選手しか獲れなかったビーンとは一体何者なのか、訳が分からない。

とりあえずこのトレードは大成功と言えるだろう。ジオはスーパー2扱いのため、健康なら4度の調停で4000万近くを得るとされており、新球場建設のため資金が必要だったA'sに払える額ではない(本来ならジオ、ケイヒル主体で再建が行われるはずだったのだが)。ジオはかなり良い投手だが、それでも彼でこれだけの見返りを得ることができたのでA'sにとってはかなりありがたいトレードとなった。


ミローンとピーコックは来年からローテーションに入るだけの力はあるだろうし、コール、ノリスもいい。特にノリスには期待したいところで、スズキの放出に踏み切れるように頑張ってほしい。スズキは12年500万、13年645万、14年がもし13年に113先発すれば925万で自動オプションが行使されるという意味不明なほど高い契約のため、放出できるうちにするべき。


ケイヒル、ジオを放出したため、ポストビッグ3は早くも解散となった。かなり残念なことだが、野手の再建が投手の再建と同時に進まなかったため仕方のないことだろう。まだベイリーの放出の可能性も高く、もうここまで放出に踏み切ったならいっそのこと全員放出すればいいんじゃないかなとも思う(苦笑)

とりあえずバルフォアとフエンテスがかわいそうなので彼らは変な見返りを求めず、すぐにでも放出してあげてほしい。




来年のローテは2つのトレードで2人のスターターを失ったが、3人の候補を得てマッカーシー、ブレイデン、アウトマン、ロス、パーカー、モスコソ、ピーコック、ミローンとなった(+後半からアンダーソン)。それにしてもビーンは投手ばっかり集めて野手がいないんだけれども・・・。

一応グリーンやパーカー、チョイスなどがいるため、彼らを頼る可能性が高そう。とはいってもそれは13年からだろうから、来年はとりあえず使えそうな選手を使いまくるのかなぁと。

それにしてもMIAにとってはこのトレードは困る・・・。ただ、A'sはスタントンかロモを見返りにもらわないとMIAに放出はしないと言ったらしく、さすがにそれはできない。スターターの5番手どうするんだろうか・・・。




ついでにMIA関連の話で、ロモはオフシーズンも(だから?)twitterで大暴れ。

「プリンスがシアトル行きに合意したって聞いた」と話したのち、「みんなミルウォーキーの1Bのことと思ったのみたいだな。ごめんね(ハッピーホリデイ!)」とツイート。さらにその後「本当のホットストーブニュースだ、ダルビッシュはキム・カーダシアンとデートしてる」と訳のわからないことをツイート。するとどっかの誰かが「ケン・ロゼンタールがLoMoMarlinsがLoMoAAAになるって聞いたらしい」と。

まぁなんというか、ロモは変わってますね。やっぱり。

MIAがバーク・ベイデンホップを放出し、レイズからジェイク・ジェファリーズを獲得。


ベイデンホップ 28歳 R/R 今季75万 2014年オフFA


ジェファリーズ 24歳 L/R C 

59G 204AB .235/.281/.333 2HR 29RBI 12BB 24SO 1SB 1CS(A+) / 6G 19AB 5H(AA)

102G 363AB .215/.290/.275 1HR 30RBI 31BB 41SO(A+)

三振数が少ないのが魅力だが、それしか魅力がないといっても過言ではない残念な選手。パワーがなく、ヒットも打てない。この年齢でA+で苦戦していては戦力になれないだろう。一方の守備は平均以上といわれている。ただ、肩は強いものの盗塁阻止率はイマイチとどこに魅力があるのか分からない。



ベイデンホップを放出した見返りがこのような選手というのは残念すぎる。カブレラ、ウィリスのトレードの見返りで、唯一活躍していた選手だが、放出するならもう少しマシな見返りを要求できたはず。ERAこそ4点台前後だが、使い勝手もよく、FAも3年後だった。ただ、似たような投手かつ右投げがあまりにも多かっただけに、放出はある程度予想できた。とはいってもさすがにこの見返りでは納得できない。

このオフで一番悪い動きだなと思う。



調停関係ではクレイ・ヘンズリーをN-FAにし、ドニー・マーフィーと調停回避し1年契約を結んだ。

元ニュニェスことオビエドはN-FAこそしなかったが、トレードされると言われている。他に調停権を持っている選手はボナファシオ、ムヒカ、アニバル、ボルスタッド。

マーフィーは早くもマーリンズ3年目。内野の控えとして、来年こそは健康でいてほしいところ。


また、FAのアーロン・ロワンドとマイナー契約を結んだ。





A'sは誰もN-FAにせず、バートン、ロザレス、パウル、ブレイデンと調停回避し1年契約でそれぞれ合意。

バートンは110万、ブレイデンはたしか335万+40万ボーナス。他の調停権保有者はベイリー、ディバイン、ジオ、マッカーシー、スウィーニーとなっている。

パウルはN-FAにするだろうと思っていたので意外。ドナルドソンは完全に内野手として使っていくのか、それとも諦めたのか・・・。