あけましておめでとうございます。

このブログを初めて何年目になるのかよく分かりませんが(苦笑)、今年もよろしくお願いいたします。MIAとA'sにとっては新しい時代を迎えることになりそうです。

MIAは新球場ができるということでベル、レイエス、バーリーをFAで補強し、トレードでガーザなどのスターターを狙っており、期待できるシーズン。その一方A'sはケイヒル、ジオ、ベイリーを放出し、早々にポストビッグ3を解体。しかしながら見返りとしてそれなりのプロスペクトを獲得し、前回の解体時に獲得した野手のプロスペクトを合わせ、今回こそは本格的な再建を期待できそう。



そして2012年最初の記事はESPNで面白い記事 があり、その中から特におもしろいと思ったものを他の情報を付け加えたりしながら取り上げていこうかなと。


・BOSは9月28日にオリオールズに負けてプレーオフ進出を逃すまで、9回以降をリードして迎えた試合は89勝0敗だった。その日のマウンドには5月9日以降セーブ失敗のないパペルボンが立っていて、2つの三振を奪い2アウトランナー無し。そして迎えるバッターは8番打者。同点RBIダブルを放った貧打のアンディーノはこの日まで9回の打率は.170で、2アウト&得点圏では.196だった。


・ヤンキースは9月28日、7点差をひっくり返されて負けたが、8回以降に7点差を追いつかれたのは1953年8月18日以来。9回裏、2アウト2ストライクから同点HRを打ったダン・ジョンソンはそこまで打率が.108で、4月27日以来メジャーでのヒットはなかった。


・アダム・ダン物語

1、ボールがインプレーになった打席数より、ならなかった打席数のほうが多い(240と256)。

2、複数三振を喫した試合が52あるのに対し、複数安打を放った試合は12。

3、左投手と115打席94打数対決し、ヒットはわずか6本。BOSのA・ゴンザレスは6月20~22日のカブスとの3連戦で左から6本のヒットを放っている。ちなみにダン本人も昨年は左から9HRを含む33安打。

4、5月こそ打率.204をマークしたが、その他の月では打率が.160を超えることがなく、OPSも.567以下だった。

5、ダンの昨年までの通算長打率は.521で、コナーコやトゥロウィツキーよりも高かったが、今季の.277というのはピエールより50、ブルームクイストより63、アーロン・マイルズより69、アンドラスより82ポイント低かった。

6、三振数-安打数は111。三振数-安打数が100を超えたのはMLB史上ダンただ一人。

7、MLB史上1シーズンで40打席以上に立った野手の中で、三振数が打率を超えたのはダンとマーク・レイノルズ(打率.198に対して211三振)のみ。


・ダン・アグラ物語

1、7月5日時点での打率.173はシーズン途中に解雇されたブラニヤン、カスト、ビル・ホールよりも、マイナー降格を味わったインジ、ブリニャック、トラビス・スナイダーよりも低かった。さらに200打席以上立った選手の中ではワースト2位という低さだった(ワースト1位のダンはこの時点で.171)。

2、MLB史上初の27試合連続打率上昇という記録を残した(18試合以上連続ですら、1954年以降誰もやったことのない偉業)。

3、33試合連続ヒットが終わった時の打率はわずか.233。長期間の連続試合安打が終わった時点での打率では断トツで最低の数字。

4、過去30年間で6番目に長い連続試合ヒットを記録したものの、シーズンの打撃成績ではナ・リーグワースト5位の打率で終了。


・5月25日の試合でウィルソン・バルデスがジート、ダンクス、ヒューズ、スタウファー、ヒメネスよりも早く勝利投手になったが、二塁手が勝利投手になったのは1888年のCub Stricker以来。ちなみにストリッカーはCubsではプレーしたことがない。また、野手としてスタメン出場し、勝利投手になったのは1921年のベーブ・ルース以来。


・8月23日にマット・ホリデイは蛾が耳に入り込んだため途中交代した。蛾は死んだらしく、死因はホリデイ曰く「俺の頭の良さで溺れ死んだ」。


・8月30日の試合のドジャースの2回裏の攻撃で、ドジャースのそのイニングの最初のヒットと2番目のヒットをイーシアーが放った。先頭打者だったイーシアーはスタウファーからヒットを放つと、その次の打者から四球、三振、四球、四球、犠牲フライ、四球、四球、四球。再び打席の回ってきたスタウファーは代わったバスから満塁弾を放ち、ドジャースはこの回一挙8得点。このイニングの6四球を含む、7四球7失点でKOされたスタウファーはこの日まで166イニングを投げて43四球。


・クレイグ・カウンセルは56日間にわたる45打数連続無安打という記録を残したが、それ以上に酷かったのがドジャースのエユヘニオ・ベレスで、シーズンを37打数無安打で終了(前年を合わせると46打数連続無安打)し、野手でシーズンを通じて無安打に終わった選手の中では一番多い打数。


・299試合グランドスラムを打たないメッツを尻目に、ヤンキースは1イニングで2本のグランドスラムを放った。


・昨年のWシリーズチャンピオンであるジャイアンツはシーズン得点数がA'sよりも低い570で終え、Wシリーズチャンピオンがその翌年に記録した得点数でワースト記録を作った。ちなみにBOSは7月28日の時点で570得点。


・ここ10年間シーズンで20四球以上選んだシーズンがなく、通算スイング率は46%(平均は45)のミゲル・カイロが、5月16日の試合で6回の攻撃で2度打席に立ち、12球投げさせて1度もバットを振らなかった。1イニングでこれだけの球を投げさせ、なおかつバットを振らなかったのはカイロが初。


・フランシスコ・リリアーノがノーヒッターを達成した試合で、フアン・ピエールは奇跡的にお3四球を選んで出塁率を.307から.321に上昇させた。


・メッツのニース投手が代打でトリプルを放ったのに対し、ハンリー・ラミレス、ミゲル・カブレラ、プーホルス、ファーカルは1本もトリプルを打てなかった。ちなみにこの試合は延長11回表の二死一・二塁からFLAの投手ベイデンホップが勝ち越しRBIシングルを放ち(投手は五十嵐)、その裏に元ニュニェス(現オビエド)が簡単に2アウトを取りながらも代打ニースがトリプル。しかし最後はレイエスが空振り三振に倒れて試合終了となった試合だった。


・イチローの今季のバントヒット数は4だが、カルロス・ペーニャは8本のバントヒットを記録。


・レンジャーズはアーリントンでの40年間で、40歳のリリーフがセーブを挙げたことが一度たりともなかったが、40歳のダレン・オリバーと41歳のアーサー・ローズが2試合連続でセーブを挙げた。


・ビン・マッザーロが2,1イニングで14失点を喫したのに対し、マリアーノ・リベラは7度のシーズンで失点数が14未満のことがあった。


・ジャスティン・バーランダーは3先発で50打者連続ヒットを許さなかったが、Wソックスのザック・スチュワートは最後の2先発で49人と対戦し、23本ものヒットを浴びた。


・マイク・アダムスはパドレスでの4年間、左打者に一度もHRを許さなかったが、レンジャーズ移籍後最初に対戦した左バッターのボーシュにHRを浴びた。


・過去30年間で一度しか起こらなかったことが2度起きた。6月28日の試合でギャビン・フロイドとジェイソン・ハメルが7回6安打0奪三振2四球2失点と、同じ成績を残し、さらに8月31日の試合ではリッチ・ハーデンとウバルド・ヒメネスが6回6安打6奪三振2四球3失点(被本塁打数は含めず)と同じ成績を残した。


・8月14日の試合でブレーブスの新人ビスカイーノは3人の打者と対決し3三振を奪ったものの、セーブ失敗がついた。理由は振り逃げで同点のランナーがホームインしたため。


・BOSのカイル・ウェイランドはデビュー戦でゲレーロに当てて退場となった。2日前に乱闘があり、さらにこの日オリオールズがユーキリスに当てたことを主審は気にしていたようで、ゲレーロの手元に当てた瞬間に退場。ついでにフランコーナも退場。この回の裏にはマイク・ゴンザレスがオルティースの背中後ろに投げ、ショーウォルターともども退場となった。ちなみに過去15年でデビュー戦で退場となったピッチャーはウェイランドとジョン・ラナンのみ。ウェイランドは計7試合に登板したものの散々な結果に終わり、オフにトレードされた。


・とある2試合でヤンキースはA's相手に計17得点したものの、両方の試合で敗れた。その時の先発はヒューズで、両方とも5イニング持たずKOされた。


・6月24日のナッツとWソックスの試合で、両チームとも8回まで無得点だったがその後合わせて14点を奪った。ナッツの投手陣は9回、1回、12回にセーブ失敗したものの、延長14回の末9-5で勝利。


・8月14日の試合でカブスはブレーブスに勝利したものの、野手は18三振0四球4エラーとあまりにも酷い成績だった。


・7月28日の試合でレッズは24年ぶりとなる1試合10長打(8ダブル&2HR)をマークしたが、メッツに負けた。


・Dバックスは9月27日のドジャース戦で、10回表に5点を入れられ1-6とされ、その裏の攻撃も2アウトになり絶体絶命だったが、そこからシングル、シングル、四球、エラー、四球、満塁サヨナラHRでサヨナラ勝ち。勝利投手は10回表に9人の打者と対戦し、6人に出塁を許したオーウィングス。ちなみに、Dバックスは強打のオーウィングスに貧打のマクドナルドを代打に送ったが、マイルズがエラーしたおかげで助かった。



そしてマイナーから2つ。


・3-2-6-1-5-3-4-6-8というダブルプレーが起こった(動画 )。


・MILのプロスペクト、ローガン・シェイファーが外野フライを頭に当てながらもトリプルプレーを達成した。まず、打球をグラブに出したが跳ねて頭に当たり、それが上に飛んでそれを無事捕球。ランナーは飛び出していたため簡単にトリプルプレーとなった(動画 )。ちなみに09年にはされた側がアホとしか思えないトリプルプレーも達成されている(動画 )。



昨年はいろいろと衝撃的な年でしたが、個人的にはWシリーズのカージナルスの快進撃が印象に残っています。6回戦のフリースのサヨナラHRのときはルームメートと叫んでいました(笑)



最後はMLBネットワークの人たちが、BOSの敗戦とTBの勝利に対する反応 です。

それでは今年もよろしくお願いいたします。



ジオ、ケイヒル、ベイリー、ブレスロウ、スウィーニーが消えて、ロースターが5枠空いた。これで言うまでもないが若手に出番が与えられることになるだろう。


あくまで現時点での話だが、来年の布陣を見ていく。


~スターター~

マッカーシー、ブレイデン、モスコソ、ミローン、アウトマン、ピーコック、パーカー、ロス、ゴドフリー、(後半から)アンダーソン

2人が消えたが即戦力のスターターを3人得たため、またも枠が埋もれて若手の競争となった。マッカーシーとブレイデンは確定で、残り3枠を7人で争うことになるだろうが、ピーコック、ロス、ゴドフリーはマイナースタートになると予想。


~リリーフ~

バルフォア、フエンテス、ブレビンス、クック、デロスサントス、ディバイン、キャリナン

こちらは少し層が薄くなったが、実力のある選手は揃っているし、ローテ争いから外れた選手がリリーフになるだろう。クローザーはバルフォア、フエンテス、デロスサントス、ディバインの中から選ばれるだろうが、将来のクローザー候補であるデロスサントスがいきなり起用される可能性もありそう。


~キャッチャー~

スズキ、ノリス、リッカー、ドナルドソン

トレードされなければスズキとなる。ノリスはマイナースタートになることが濃厚なため、とりあえずシーズン途中まではスズキだろう。


~ファースト~

バートン、アレン、カーター、カイアフーイ

元トッププロスペクトだらけの1Bだが、よほどのことがない限りバートンで確定している。


~セカンド~

ウィークス、ロザレス、ソガード、カーデナス

ここは確定しているが、果たしてウィークスに今季並みの成績を収めることができるか。身体能力は高いが、全体的に雑な印象があり、出塁率が低いままだとトップバッターとしてはやっていけない。兄のようにパワーがつけばいいけれど。


~ショート~

ペニントン、ソガード、ロザレス

ペニントンで確定も、彼は選球眼があまりにも酷い。マイナーでも打撃成績は08年のAAA以外平凡すぎるため、個人的にはソガードを使ってほしいところ。今季のようにもし守備でも足を引っ張るようなことがあれば、レギュラーを剥奪される可能性も十分考えられる。


~サード~

サイズモア、ソガード、ロザレス、カーデナス

場合によってはカーデナスも出てくるかもしれないが、現状ではサイズモアとソガードの競争。ビーンが3Bのプロスペクトを得なかったのは下にパーカーがいるからか。ただ、彼が昇格するまであと1年は誰かでカバーしないといけない。


~外野~

テイラー、カウギル、レディック、アレン、グリーン

最初の3人でほぼ決まりだろう。グリーンは打撃で成長を見せなければいけないため、開幕はマイナースタートとなるはずだが、急成長を見せれば途中昇格もあり得る。


~DH~

カーター

外野を埋め、一塁も埋まっているのでもうカーターはDHだろう。まだメジャーでは活躍できていないが、別に地区優勝を狙っているわけでもないので、カーターはのんびり使われていくんじゃないかなと。幸いにもマイナー降格しまくったおかげで登録日数は62日。3年間は安い年俸で使える。




今後まだ動く可能性もあるが、現時点ではこの布陣で開幕を迎えることになるだろう。

昨年いたメンバーのうち有名な選手がいなくなるため、日本での開幕戦ではほとんどの人が「誰やねん」状態になるかと思いますが、まぁそんなことはビーンには関係ないでしょうね(笑)


レッドソックスかレンジャーズへ放出されるだろう、と言われていたベイリーが、スウィーニーと一緒にレッドソックスへ放出され、A'sは見返りにジョシュ・レディック、マイルズ・ヘッド、ラウル・アルカンタラを獲得。



ベイリー 27歳 R/R 今オフ調停

最速100マイルのフォーシーム、カッター、カーブを投げる09年の新人王。ここ2年は怪我に苦しんでおり、今季は球速が95マイル程度に落ちるなど球速が低下。それでも制球は良く、セーブ失敗も少ない。ちなみに3年間で後半戦に喫したセーブ失敗は0。


スウィーニー 26歳 L/L 今オフ2度目の調停 今季年俸140万

パワーを期待されながら、全く伸びなかった選手。それでも3割近い打率を残せ、守備も上手く肩も強いのでレギュラーとして起用しても問題はない。ただ、毎年DL入りしていて怪我に悩まされている。


レディック 24歳 L/R OF 06年17順目指名

87G 254AB .280/.327/.457 7HR 28RBI 19BB 50SO 1SB 2CS .318BABIP / 52G 191AB .230/.333/.508 14HR 36RBI 33BB 39SO 4SB 1CS (AAA)
体格はスウィーニーの方が大きいが、平均以上のパワー、肩、守備を持ったBOSのトッププロスペクト。過去2年はメジャーで結果が出なかったものの、今季は好成績をようやく収めた。外野は3つのポジションを守れるものの、コーナーを守らせるべきと言われている。肩が強く、右方向の打球への反応がいいとのこと。選球眼はあまりないが、三振数も多いというほどではないので期待できる選手。


ヘッド 20歳 R/R 1B 09年ドラフト26順目指名

63G 232AB .254/.328/.405 7HR 29RBI 20BB 56SO (A+) / 66G 263AB .338/.409/.612 15HR 53RBI 30BB 53SO (A)

昨年はA-で65試合に出場しわずか1HRも、今季は129試合で22HRとパワー面で成長。体格がよく、平均以上の打撃を期待できる。元は3Bだが、10年の6月に1Bに転向しており、1Bとしては強肩かつグラブ捌きも上手く、平均以上の守備力を持っているとのこと。まだまだ若いのでどうなるか分からないが、バートンの後任か?


アルカンタラ 19歳 R/R SP 09年ドラフト外

4GS 17.1IP 25H 14SO 6BB 6.23ERA (A-) / 9GS 48IP 23H 36SO 6BB 0.75ERA (Rk)

細長い身体から平均92マイルほどのフォーシーム、スライダー、チェンジアップを投げる。制球が非常によく、四球とHRを許さないものの三振を奪える球もないため、このままだと打たせて取るピッチャーになるが、まだ若いので分からない。スタミナがないとされており、リリーフ転向の可能性も残っているがとりあえずあと1~2年は様子を見ないといけないだろう。



~A's~

ベイリー放出は確定していたので驚きはない。また、ベイリーより若いもののメジャー登録年数が4年のスウィーニー放出は驚きはしなかった。即戦力となるのはレディックだけで、ヘッドらはまだまだ育成が必要。2週間後に行われるオーナー会議でA'sの球場問題が話し合われることはない(オーナーらによると)とのことだが、とりえあず解体をしている以上は再建を進めないといけないのでこの方向性は間違っていないだろう。

このトレードは悪くはないと思うが、健康なら一流クローザーのベイリーと健康ならレギュラーを張れるスウィーニーを放出してこの見返りは少しさみしいかなとも感じる。


来年はA'sで40セーブ達成するぜ!とシーズンが終わってから言っていたベイリーは「勝てるチャンスがあることに興奮している、特にボビー・バレンタインを知ることが楽しみだ。(A'sについては)ビリーとは良い話し合いが出来、理解している。彼らは若い選手を得てサンノゼに新球場を持つことを目標にしている。また、AAで酷いシーズンを過ごした後メジャーに昇格して、クローザーにしてくれたA'sには感謝している。彼らの未来をよくするための手助けができてうれしいよ。」と話した。

また、スウィーニーはWソックスからA'sに来た時と同じようにボイスメールでトレードのことを聞いたらしい。


ちなみに、このトレードがtwitterで発表されてから6分後にアンダーソンが「おめでとう」とベイリーに言っていた。暇なんですかね、彼は。


そしてマッカーシーは「これでお前のフォロワーが増えるだろうからイライラするぜ」と話した。やっぱりこの人達ヒマなんですかね。




これで5人目の放出となり、見返りに得た選手は10人。

他に現時点でトレードの可能性のある選手はフエンテス、バルフォア、スズキくらいか。マッカーシーは活躍したのが1年だけなので、トレードしようにもろくな見返りを得ることはできないだろうし、放出されるならシーズン途中になるだろう。それにしても来年の年俸総額がかなり低くなりそう。

最低年俸が48万になるとはいえ、4500万もいかないんじゃないかなと・・・。