☆A'sがジョニー・ゴームスを獲得


ゴームス 31歳(82年11月生) R/R OF 1年110万 

120G 311AB .209/.325/.389 14HR 43RBI 48BB 105SO 7SB 3CS 4DRS 3.4UZR/150 (LF,RF)

対右 221AB .167/.292/.362 11HR 33BB 79SO 対左 90AB .311/.407/.456 3HR 15BB 26SO

2010 148G 511AB .266/.327/.431 18HR 86RBI 39BB 123SO 5SB 3CS -10DRS -17.7UZR/150

マッカーシー曰く「今までで会った中で一番面白いやつ」。パワーと熱血だけが取り柄だが、それなりに打率も残せ(BABIP的には.260当たりか)、出塁率もまずまずの選手。パワーヒッター兼ムードメーカーとして期待できる一方、乱闘になると真っ先に特攻するなど気性は激しい。レイズ時代にはクリスプをボコボコ殴っていたが、ベンチ内で再び殴りあわないよう願う。守備は下手だが、肩だけはいい。


~A's~

ビーンはスミスをフルで使うといっていたが、ゴームスに期待されるのは対左のため、やはりスミスとの併用になる可能性が高そう。第4の外野手としては十分実力を持っているが、これでまたも若手の出番を奪うことになる。DHで起用するならカーター、外野の控えとしてならカウギル、テイラーの出番を奪うことになり、またも意味不明な動きを見せた。ゴームスを獲るならスミスを獲らなくてよかったし、スミスを獲ったならゴームスはいらなかっただろう。もしテイラーを諦めているとしても、カウギルの出番まで奪う必要はない。ケイヒルの見返りとしてやってきたのだから、それなりに使わないといけない選手で、年齢的にもマイナーに置いていてもどうしようもない。5番手の外野手として使うのかもしれないが、開幕を前にトレードされる可能性も考えられるだろう。


それにしてもクリスプと再契約、スミス獲得に続きゴームスの獲得。

完全な再建中のチームが、レディック、カウギル、テイラー、グリーン、チョイス、ピーターソンなどと若手外野手が沢山いるにも関わらず3人もの外野手と契約する必要はないだろう。1人や2人ならまだしも、3人はあまりにも多すぎる。



☆調停組全員と契約

ロザレス・・・60万

マッカーシー・・・427,5万

ブレイデン・・・335万

バートン・・・110万

ディバイン・・・73,8万

パウル・・・62万(Outrightを受け入れ40人枠から外れてマイナー行き)




ロザレスは人数的に厳しいかもしれないけれど、400万掛けてわざわざ獲っただけに試す価値くらいはあるでしょう。パワーはあるし、左相手なら良い成績を残せるはず。個人的にはペニントンを捨ててソガードをレギュラー、ロザレスを控えでいいと思うんだけれども・・・。なぜあんなに打てないペニントンが使い続けられているのかあまりにも謎。


☆FAのバートロ・コロンと契約


コロン 38歳 R/R 昨季90万 年俸不明(200万だとか)

29G 26GS 8-10 164.1IP 172H 21HR 135SO 40BB 4.00ERA 3.95DIPS .306BABIP

09年以来となるメジャーでの登板だったものの、05年以来となる20先発以上を果たすなど復活。球速も増し、久しぶりの好成績を収めた。しかし後半戦に打たれているのと、5月で39歳と不安も大きい。ボーナスなどを足してもそこまで年俸は高くならないはずなので、当たれば儲けもの。



☆ロッキーズとのトレードでジョシュ・アウトマンとギレルモ・モスコソを放出し、セス・スミスを獲得

先に言いますが、このトレードについては大きなミスをしたなと思う。左の外野手は必要ではなかったし、スミスはスターター2人を放出して獲る価値があるとは思えない。どうしても欲しかったのならアウトマン⇔スミスでも釣り合うくらいのトレードで、明らかに出しすぎ。ロッキーズもスターター2人獲ったはいいが、両方ともフライボールピッチャーなので両チームLoseのトレードになるのでは、と思う。


スミス 29歳 L/L RF,LF 今季241,5万

147G 476AB .284/.347/.483 15HR 59RBI 46BB 93SO 10SB 2CS -7DRS -9.2UZR/150(RF)

対右 384AB .299/.365/.526 14HR 47RBI 39BB 74SO

対左 92AB .217/.272/.304 1HR 12RBI 7BB 19SO

ホーム .285/.335/.513 アウェイ .282/.358/.456

2010 133G 358AB .246/.314/.469 17HR 52RBI 35BB 67SO 2SB 1CS

2009 133G 335AB .293/.378/.510 15HR 55RBI 46BB 67SO 4SB 1CS
カダイアーを獲得したことでトレード要員となっていた選手。中距離打者で、3割近い打率に、まずまずのパワーと選球眼を持っている。今季はホーム、アウェイでの成績がほぼ同じだったものの、通算で見ればホームで.925OPSに対し、アウェイで.750OPS。悪くはない数字だが、左を極端に苦手(通算.588OPS)にしていることと、守備の悪さを考えれば過大評価されているかなという気もする。パワーは高く評価されているので、果たして化けるかどうか。


アウトマン 27歳 今オフ調停権取得予定


モスコソ 28歳 13年オフ調停権取得予定




コロン獲得までは別によく、スターターが余っていたので誰か獲ると思っていた。そしてモスコソ放出は予想通りだったものの、アウトマンまで出すとは思わなかった。そして獲ってきたのがスミスというのも予想外。ロッキーズにしてもフライボールピッチャーを2人も取るとは一体何を考えているのかさっぱり。

ビーンはスミスを高く評価していて、左に弱いとはいえ併用せずにレギュラーとして起用していくとのことだが、スミスは左を打てないだろうし、結局併用されることになるだろう。外野はクリスプ、スミス、レディックで確定し、カウギルとテイラーが控え。別にスミスをわざわざ獲得しなくても、クリスプ、レディックがレギュラーで残り1枠をテイラーとカウギルに争わせればよかったんじゃないかなと思う(弱いけれども)。


さらに放出したモスコソは出来過ぎ感があったため別に良いが、応援していたアウトマンまで放出することはなかったと思う。アウトマンはトミー・ジョン手術で1年半棒に振ったとはいえ、昨季を含めてメジャー、マイナーで悪い成績を残したことがない投手。力のあるフォーシームに鋭く曲がるスライダーを武器にし、右には打たれやすいが左は完璧に抑えるため最悪でもリリーフとして使える投手。本当にアウトマンの放出は残念としか言いようがない。

本人は「日本へ行くことを楽しみにしていた。若い選手たちとやることも、新球場のことも楽しみにしていた。でもコロラドにはすぐにでも勝つチャンスがあるからね」と話し、フライボールピッチャーでもあるため「フライボールピッチャーだから適応していかないといけない」とも話していた。

ジオと練習している最中にトレードのことを聞いたモスコソは「ビジネスなので理解できるが、予想していなかったので非常に驚いた。A'sを離れることは寂しいが、ここにトレードしてくれて感謝している(昨年オフTEXから加入)。最高の年を過ごすことができたし、球団とファンからたくさんのサポートがあった。”ありがとう”という人がここにはいっぱいいるよ」と話した。



アウトマンは三振を奪える分、最低でもリリーフとしてやっていけるので大丈夫とは思うが、モスコソは昨季のGB/FBが0.37(平均は0.8)と極端すぎるほどのフライボールヒッターで、三振もあまり奪えないためかなりの苦戦が予想されるが、08年オフにロッキーズに放出されたフライボールピッチャーのグレッグ・スミスは怪我もありボロボロだったので、彼の二の舞にならないよう2人とも頑張ってほしい。



これで枠はもういっぱいいっぱいのはずなのだが、ビーンは右の外野手を探しているとか。

ゴームス、ラドウィックのようなタイプの選手を探しているらしいが、これはロザレスとテイラーを使えばいいんじゃないのかなと。昨年みたいにまたまた若手の出番を奪うことを考えているのだろうか・・・。

一気に放出したまではよかったけれど、ここにきて意味不明なことをし始めた。



そしてナッツへ移籍したジオが5年4200万+2年オプションの最大で6500万といわれる額で契約延長。順調に過ごせば4度の調停で4000万になるだろうと言われていただけに、かなり安いなという印象。ジオを7年6500万で抑えることができるのならマーリンズは獲るべきだった・・・。でもあれだけのパッケージ対抗できるくらいの見返りを放出していたら、マイナーが壊滅するので無理だったけれど・・・。イェリッチ、オズーナ、ラスマセン、ボル、コグラン、ピーターセンくらい出せばいけたかな?笑





Minor League BallにてA'sのトップ20プロスペクトランキング が発表されていたので紹介しておきます(ランキング、選手名、記者の一言)。



1、ジャロッド・パーカー

怪我をする前ほどの変化球は投げれなくなったが、それでも全体を見ればローテの柱となるだろう。天井知らずの素質。


2、マイケル・チョイス

打率は期待できないが、長打力と選球眼に期待できる。スラッガーとしての良いキャリアを過ごすだろう。


3、AJ・コール

伸びに期待。スタミナとチェンジアップを伸ばさないといけないが、もしそれらが伸びれば来年は全体でもトップ20の投手のプロスペクトに、もしくはそれ以上になるだろう。


4、ブラッド・ピーコック

制球にやや問題を抱えるが、11年シーズンはようやく防御率が才能に追いついた。コールよりも早く戦力になるだろうが(パーカーと間違えているかと思います)、そこまで伸びはしないだろう。


5、ソニー・グレイ

ファストボールとカーブのコンビネーションがすごい。チェンジアップが伸びるとすれば、良いスターターに。


6、デレック・ノリス

パワーと選球眼、そして守備は毎年伸びているというスカウティングリポート。打率は低いが、ナポリのように低打率ながらも良い成績を残せそう。


7、グラント・グリーン

外野のプロスペクトとしては少し見劣り。ただ、まだ才能が一気に開花する可能性もある。


8、トム・ミローン

とてつもなく球が遅いが、簡単にストライクを投げることができる。ミローンより10マイル以上速い球を投げれる何人もの投手よりも良いキャリアを送ることが出来るだろう。


9、クリス・カーター

まだ諦めてはいない。25-30HRと高い出塁率を残す選手になるはずだ。


10、コリン・カウギル

バランスの良い選手で、平均以上の4番手外野手にはなるだろう。


11、ラウル・アルカンタラ

いい球を持っているが、2球種目を伸ばさないといけない。素質は高い。


12、マイケル・テイラー

まだ良いツールを持っている。ただ、チョイスとグリーンが昇格すれば出場機会が失われるだろう。


13、ジョシュ・ドナルドソン

良いユーティリティプレーヤーに思える。守備の向上が必要。

5、

14、アーロン・シップマン

四球を選べて、足が速い。パワーがないがまだ若いので向上できるだろう。


15、BA・ボルマス(11年ドラフト3順目指名)

パワーヒッター。元ショートのため、三塁守備に適応しないといけない。


16、ビクマル・デラクルーズ(オフに契約金80万で獲得したドミニカ人)

良いツールを持っていて、ドミニカンサマーリーグで良い結果を残した。米国に来て実際目で見れば、評価はもっと上がるだろう。


17、ステファン・パーカー

AAでパワー面が低下したが、ストライクゾーンをコントロールできる。守備は特に何もないが、役に立つユーティリティにはなるだろう。


18、ダニエル・ストレイリー

A+で好成績。良いものを持っていて、11年の成績を高いレベルでも残さないといけない無名のプロスペクト。


19、AJ・グリフィン

AからAAAまで4階級で投げた。ファストボールは平凡だが制球が良く、良いブレーキングボールと素晴らしいチェンジアップを投げる。


20、マイルズ・ヘッド

A-ではよく打ったが、A+ではパワーこそ示したもののコンタクトに問題があった。来年はさらに評価が上がるだろう。


21、イアン・クロル

ほとんどのシーズンを肘の怪我とアンチゲイのツイートによる出場停止処分で棒に振った。健康かつ問題を起こさなければ良いスターターになれるだろう。


22、ライアン・クック

制球さえよければミドルリリーバーとしてフィットするだろう。





ドナルドソンが13位に入るなんて、まだ彼を見ている人もいるんですね(涙)

マイナーで打っていて、スズキがダメダメでもコンバートさせられた少し可哀そうな元トッププロスペクトなんですけど、どこの球団でもいいから出番を与えてほしい。


やっぱり思ったことが、投手はエース格になれるような選手がいるのに対し、野手は数はいるけれど、スターになれる選手は少ないのが現状。

ただ、カーター、ノリス、ドナルドソン、パーカー、チョイスとパワー+選球眼という昔の「マネーボール型選手」が揃っているのは面白い。近年はパワーも選球眼もない選手がレギュラーをやっている上に、打率まで酷い選手が多いですからね・・・。また四球数でリーグ3位とかになりさえすれば、とりあえず今よりはまともな戦いができるでしょう。