もうすぐシーズンが終了するので今シーズン総括の下書きをしているところですが、日本のメディアさんがものすごい記事を書いたもので・・・。
A'sファンとしては否定せざるを得ないと言いますが・・・。
ここの記事
に書いている通り、サンフランシスコ・クロニクルに松井と1年500万くらいならサインするかも、と書いてるけど可能性としては松井がエンゼルスに残る確率より低い。
※やっぱり日本の記事はおもしろく、「昨年は現ロッキーズのジェーソン・ジアンビ、2008年はフランク・トーマス、07年はマイク・ピアザといった長距離打者をDH要員として1年契約で獲得してきたア軍」。フランク・トーマスがいたのが06年。たしかに08年途中に契約したけど解雇されたのを獲得したわけで正式なDHはカスト。
昨年のジアンビーは1Bとして獲得したのでDHとしてではない。ホントにこの辺の適当さはひどい。やっぱりアホかと。
で、A'sだけど資金はかなり浮く。
シーツ、チャベスがFAとなり約2000万、さらに2Bでソガードを起用するならエリスが不要で600万、N-FAが濃厚のクーズとコナーで620万(二人とも格安で再契約の可能性あり)と、合計3000万以上浮く計算。
投手は十分にいるので補強は必要なく、打者の補強はするとビーンも言ってる。1~2年前にファーカルがFAになったとき4年4400万を提示したという情報が出たことを考えるとわざわざ怪我の危険がある選手を獲る必要がない。
次に来季のメジャー登録枠を見ると、
C・・・スズキ、ドナルドソン(またはパウエル)
1B・・・バートン
2B・・・ソガード(またはエリス)
SS・・・ペニントン
3B・・・不明
OF・・・スウィーニー、クリスプ、カーター
DH・・・カスト?
控え・・・デイビス(?)
UT・・・ロサレス、不明(エリス残留の場合はソガード)
枠はこの13人で埋まっている。
3Bと外野の控え(デイビスなのかコナーなのか)ついてはシーズン総括で書く予定なので無視するとして、松井が来るとすればDHしかない。
DHはいまのところカストしかいないのでとりあえずこの二人を比べてみると(年齢は来季)、
松井 37歳 L/R 今季600万
142G 471AB ,272/,361/,454 20HR 82RBI 67BB 98SO 5,9RC/27 4,07P/PA
vsLHP 136AB ,228/,264/,419 7BB 36SO
カスト 31歳 L/R 今季265万
108G 333AB ,273/,398/,435 12HR 49RBI 66BB 123SO 6,7RC/27 4,17P/PA
vsLHP 62AB ,242/,347/,339 9BB 23SO
HOME 166AB ,265/,411/,434 38BB 59SO
二人とも左には弱く、似たような成績だが松井は歳。さらに怪我の危険が非常に高く、野戦病院のA'sにくれば間違いなく怪我をする。一方のカストはBIABIPが過去3年と比べると異常に高く、打率はどう考えてもマグレ。それでいてこの長打率。たしかに選球眼は一流だがパワー面で劣化しすぎ。
一言でいえば両者とも不要。
対右要員として使い、対左時はコナーを使うなりすれば好成績を残すだろうがもしそうなれば外野を守れる必要が出てくる。これでまた松井にもカストにも不利となる。
今オフFAとなるDHまたは外野手の実力者は、アダム・ダン、ランス・バークマン、ポール・コナーコ、デレック・リー、デイビッド・オルティス、ライル・オーバーベイ、カルロス・ペーニャ、ホルヘ・カントゥ、カール・クロフォード、ホゼ・ギーエン、ブラッド・ホープ、オースティン・カーンズ、マグリオ・オルドーニャス、ジェイソン・ワースあたり。
もし今季の3000万を投資するとしても2年~3年契約で出せても2000万くらいのはず。
なので可能性としては、
① ダン、バークマン、ペーニャあたりを獲得
② ワース、クロフォードら好守に優れた選手を獲り、守備に不安のあるカーターをDHで起用
③ 有余っているプロスペクトを使いホリデイ獲得時のような派手なトレード
④ ①~③のうちの複数
もし松井を獲って怪我をされることを考えると代えがいない(テイラーらマイナーのトッププロスペクトが使いものになれば話は別だが)のでわざわざ地雷原に突っ込むような賭けはしない。たしかに松井は良い選手だが、今のA'sにフィットする選手とは到底思えない(フィットするのは1年で使い捨てできるということくらい)。
つまり松井獲得の可能性は0ではないけれど、限りなく低いということだ。