チーム成績 ()内はリーグ順位

平均年齢27,8(3) ,256(9)/,324(9)/,378(13) ,702OPS(10) 109HR(13) 619RBI(13) 527BB(7) 1061SO(6) 156SB(3) 38CS(8) 4,09R/G(11)


盗塁成功率80%しか誇れるものがなかった。

打撃陣はほぼ全員壊滅。さらに故障者が出たせいでワトソンやカーソン、岩村といったネタ的選手を使わざるを得ない状況にまで追い込まれたが、156個も盗塁をしたおかげか1試合平均4得点は死守(ちなみにSEAは3,17)。


ただ、打撃では全くダメだったものの守備陣は最高。

DRSは+67で、両リーグ断トツトップ(2位はパドレスの56、ア・リーグ2位はツインズとインディアンスの50)。普通の球団に比べて67個もアウトを多く取っているということで、投手陣はかなり助けられた。


しかし投手同様故障者が続出。

主力だけでスズキ、クーズ、エリス、デイビス、クリスプ、スウィーニー、ジャクソン、ロサレス、チャベス、バックとこれだけで1チーム作れるだけの怪我人が出た。

元々酷い打撃陣がカーソンやワトソンが加わることによりさらに酷くなり、どうしようもない状態になってしまったという感じだった。



カート・スズキ 27歳 R/R C 今季60万 来季360万(12年500万、13年645万、14年850万オプション・バイアウト60万)
131G 495AB ,242/,303/,366 13HR 71RBI 33BB 49SO 3SB 2CS 3,4RC/27 3,48P/PA

打撃不振、弱肩とあまりにも悲惨すぎるプレーを連発。今季最も失望した選手のうちの一人だろう。ただ、過去2年間で295試合に出場しながら今季は脇腹を痛めて欠場が続いたり、BABIPが例年より低かったりしたので来季は持ち直すはず。とりあえず年1000万ほど払っていたケンドールの若くて安いバージョンと思えばいい。


ダリック・バートン 25歳 L/R 1B 調停権なし

159G 556AB ,273/,393/,405 10HR 57RBI 110BB 102SO 7SB 3CS 6,1RC/27 4,39P/PA 20DRS 14,3UZR/150

2番打者としてチーム最多出場、さらに両リーグ最多四球と貧打打線の中で一人大活躍し、前回のフルシーズンとは比べ物にならないくらい成長した。左打ちだが左を得意とし、対左では,895OPSの好成績。ホームで,801OPSと打てるようになったのも大きいだろう。また守備が非常によく、DRSは断トツ(2位は13のアイク・デイビスで、+2ケタはこの二人のみ)。野手MVPはバートン以外いないだろう。


マーク・エリス 33歳 R/R 2B 今季550万 来季600万オプション(トレード拒否権付き)・バイアウト50万

124G 436AB ,291/,358/,381 5HR 49RBI 40BB 56SO 7SB 6CS 4,9RC/27 3,65P/PA 8DRS 12,8UZR/150

昨年から守備面で復調。打撃面は9月以降,405/,453/,534と打ちまくり結果的にキャリアで2番目に高い打率を残したが長打率が悲惨。メジャーデビューから昨年までのISOp(長打率-打率)は,142とよかったのに、今季は,090しかない。これを衰えとして考えるならもし来年打率が低下すればOPSが大変なことになってしまう。


クリフ・ペニントン 26歳 S/R SS 調停権なし

156G 508AB ,250/,319/,368 6HR 46RBI 50BB 96SO 29SB 5CS 4,3RC/27 4,01P/PA 9DRS 9,3UZR/150

初のフルシーズンは前半こそ,726OPSと頑張ったものの、後半に,232/,300/,336と打撃不振。それでも足と守備でチームに貢献。特に守備は打撃と違い前半戦は酷かったものの、徐々に向上。小柄ながら肩も強く、好プレーを連発した。マイナーにトッププロスペクトのグリーンがいるが、とりあえず開幕レギュラーは確定か。来年以降もレギュラーでいるためにはもう少し四球を選ばないといけない。


ケビン・クーズマノフ 29歳 R/R 3B 今季310万 今オフ2度目の調停

143G 551AB ,247/,283/,396 16HR 71RBI 24BB 96SO 2SB 1CS 3,5RC/27 3,39P/PA 13DRS 17,2UZR/150

打率、出塁率は予想通りだったものの、長打率が予想外。長打力を期待されながら長打率が3割台で、RC/27もペニントンより1近く低い。ただ守備だけは向上し、ペニントン、エリス、バートンとの4人で鉄壁の内野守備を誇った。しかしこの成績ではハナハンにパワーを付けただけなのでN-FAが濃厚。左には,261/,311/,413とマシ。


ラジェイ・デイビス 30歳 R/R OF 今季135万 今オフ2度目の調停(昨年はスーパー2)

143G 525AB ,284/,320/,377 5HR 52RBI 26BB 78SO 50SB 11CS 4,4RC/27 3,41P/PA 3DRS -9,6UZR/150

自己最多出場+50盗塁も、昨年から打率は2分しか変わっていないにも関わらず、OPSが1割近く下がった。守備面でも昨年と比べ数値が悪くなっており、デイビスにとってはあまり良くない年に。ただ左には強く,784OPSとよく打っているのでもしN-FAされたとしても拾ってくれる球団は十分あるだろう。


ココ・クリスプ 31歳 S/R OF 今季475万 来季575万オプション・バイアウト50万

75G 290AB ,279/,342/,438 8HR 38RBI 30BB 49SO 32SB 3CS 3,71P/PA 5,7RC/27 9DRS 20.2UZR/150

手の指の骨を2度も折るなどして長期欠場も、ホームで,890OPSと打ちまくりわずか75試合で自己最多の32盗塁を決めるなど成績面では自己最高級。守備でもハイレベルなプレーを連発し、怪我さえなければまだまだ一線級ということを証明した。ただ問題は怪我の多さ。575万のオプションは高い気もするが、2年契約となるとそれはそれでややこしくなりそうなのでオプション行使の可能性が高いか。


ライアン・スウィーニー 25歳 L/L 今オフ調停

82G 303AB ,294/,342/,383 1HR 36RBI 24BB 41SO 1SB 3,96P/PA 4,2RC/27 2DRS -1.3UZR/150

パワーが伸びない伸びないと言われて何年が立ったことだろうか。今年もパワーが伸びないまま足を手術してシーズン終了。足の怪我の影響もあったのか、昨年は20もあったDRSやUZRまで激減。今季は守備型選手でもなく単なる平凡な選手になってしまった。左に弱いのは相変わらずだが、過去2年間苦しんだホームで,798OPSと謎の爆発。しかしアウェイでは,637OPSと沈黙した。一応来季もレギュラーだろう。


ジャック・カスト 31歳 L/R DH 今季265万 今オフ3度目の調停

112G 349AB ,272/,395/,438 13HR 53RBI 68BB 127SO 2SB 2CS 6,7RC/27 4,17P/PA

開幕前にDFAされたものの、打線があまりにも貧打だったため5月に昇格。運よく打率が高かったが、ISOpが,166。過去3年間の,221から大きく低下してしまった。左に弱く、守備力は0だが対右に限れば,880OPSと打力は健在。A'sで4年連続全打席のうち43%以上が三振か四球という記録も残している。


アダム・ロサレス 27歳 R/R 1B,2B,3B,SS,LF 調停権なし

80G 255AB ,271/,321/,400 7HR 31RBI 19BB 65SO 2SB 3,60P/PA 4,7RC27 3DRS 16,9UZR/150 (2B)

開幕前はビーンが選手を獲りすぎたせいで開幕メジャーが危うく、開幕をメジャーで迎えたものの中々出番がなかったがさすがはA's、怪我人続出で出番が急増。左に強く、また5つのポジションを守れたため貴重な存在となりキャリア最高の成績を収めていたものの左足首を痛め、一旦復帰したものの即DLへ逆戻りしシーズン絶望に。ただアピールは十分すぎるほどできたので来季もユーティリティとして期待大。


ランドン・パウエル 28歳 S/R C 調停権なし

41G 112AB ,214/305/,304 2HR 11RBI 15BB 29SO 3,2RC/27 3,86P/PA
パワー、強肩、選球眼に優れた捕手だが、今季は昨年から打率、出塁率は同じだったものの長打率が,125も下がった。このままではドナルドソンにバックアップ捕手の座を奪われる。ちなみにブレイデンがパーフェクトを達成したときの捕手。


エリック・チャベス 33歳 L/L DH  今季1200万 来季1250万オプション・バイアウト300万

33G 11AB ,234/,276/,333 1HR 10RBI 8BB 31SO 3,83P/PA 2,9RC27

髭を生やして野生人として生まれ変わった今季は開幕から順調に出場を続けていたものの、これまで相次いで痛めてきた肩や腰ではなく首を痛めてシーズン絶望に。開幕当初は酷かったスイングがようやく元通りになりかけ、08年以来となるHRも飛び出した直後だっただけに非常に残念。引退も考えているとのことだが、本人は野球が大好きなので復活を目指している。ここ3年間でわずか64試合出場。怪我さえなければ今も3Bのレギュラーだっただけに残念で仕方がない。


ゲイブ・グロス 31歳 L/R OF 今季75万 今オフ3度目の調停

105G 222AB ,239/,290/,311 1HR 25RBI 17BB 39SO 5SB 1CS 3,0RC/27 3,94P/PA -1DRS -6UZR/150

左は以前から打てなかったものの、右すら打てなくなり(,253/,288/,323)N-FAまっしぐらの成績でシーズン終了。一気にここまで衰えるとは一体何があったのか。守備はDRSとUZRでライトはよく、レフトが悪いとの結果になったものの送球の正確さは健在だった。


コナー・ジャクソン 28歳 R/R LF、1B 今季310万 今オフ3度目の調停

18G 57AB ,228/,362/,316 1HR 5RBI 11BB 9SO 2SB 3,99P/PA (OAK) / 42G 151AB ,238/,326/,331 1HR 11RBI 20BB 18SO 4SB 3,84P/PA (AZ) 2DRS 4,4UZR/150 (LF)

怪我人続出+打撃不振のチームを救うため加入し、バートンとの恐怖の2,3番四球職人コンビと化して活躍も一瞬でリタイア。8月中旬に復帰して4試合に出場したものの他の選手同様一瞬でDLへ逆戻り。ヘルニアの手術を受けてシーズン絶望に。怪我さえなければ良く打ち、特に左には強いのでN-FAのあと今季のグロスの役割として格安での再契約がべストか。


クリス・カーター 24歳 R/R LF 調停権なし

24G 70AB ,186/,256/,329 3HR 7RBI 7BB 21SO 1SB 4,05P/PA / 125G 465AB ,258/,365/,529 31HR 94RBI 73BB 138SO 1SB (AAA)

8月9日に初昇格も、19打数連続無安打でマイナー落ち。1ヶ月後に再昇格を果たすも全く打てずデビューから33打数連続無安打という珍記録を達成。しかし初安打後は気持ちも楽になったのかスイングがまともになり、初安打の試合を含めてラスト13試合では38打数13安打3HRと復調。バットスピードまで速くなり、メジャーに適応してきたという感じだった。チーム待望の主砲は来季はカストに代わりDHか、もしくはLFのレギュラーとして1年間起用されそう。ちなみに守備は1B、3B、OFと守れるものの危険度MAX。


スティーブン・トレソン 27歳 R/R SS 調停権なし

25G 49AB ,286/,340/,408 1HR 4RBI 4BB 9SO 3,49P/PA / 80G 292AB ,332/,412/,503 9HR 43RBI 37BB 50SO 8SB (AAA)

ウェーバーで獲得し、マイナーでは自己最高の成績を収めてメジャー初昇格。全体的にロサレスの劣化版のような選手で、ロサレスの方が期待されているだろうから彼の出番はないかも。


トラビス・バック 27歳 L/R OF 今オフ調停

14G 42AB 167/,255/,286 1HR 2RBI 4BB 14SO 1SB 3,65P/PA / 38G 137AB ,285/,366/,438 3HR 21RBI 16BB 32SO 3SB (AAA,Rk)

元トッププロスペクトで07年には82試合で,850OPSと大活躍も、過去2年は怪我と不振。そして今季は怪我人続出のおかげで開幕からレギュラーとして出場も、マイナーでもメジャーでも最高出場試合数が84試合のバックに怪我人の波を押しのける力もなく離脱。1~2週間で復帰できるはずが復帰したのはなぜか8月。再昇格後は3試合で10打数無安打に終わり即降格。同じく元トッププロスペクトのハミーダにメジャーの座を奪われそのまま昇格することなくシーズンを終えた。人気のある選手でもあっただけにチャベス同様怪我さえなければ・・・。


ジェレミー・ハミーダ 26歳 L/R OF 今季334,5万 今オフ3度目の調停

21G 64AB ,250/,294/,359 1HR 2RBI 4BB 13SO 3,75P/PA / 52G 158AB ,203/,257/,348 5HR 27RBI 12BB 45SO 1SB 4,08P/PA (BOS)

元FLAの宝だったものの、怪我の影響もあってか才能開花せず。A'sに加入後微妙に息を吹き返したが、N-FAになることは確実。それでもA'sでの働きを見る限り怪我の影響がなくなり守備もぼちぼち、肩もマシになっているのでコナーとともに元トッププロスペクトの控え的な役割を担わすのも面白いかも。07年の後半戦の,956OPSはマグレでは出せない数字のはずなのだけど・・・。


ジョシュ・ドナルドソン 25歳 R/R C,1B 調停権なし

14G 32AB ,156/,206/,281 1HR 4RBI 2BB 12SO 4,12P/PA / 86G 294AB ,238/,336/,476 18HR 67RBI 45BB 79SO (AAA)

選球眼に優れたキャッチャーだが、今季はパワーが開花。盗塁阻止率も通算38%と肩もある。長打力+四球不足のチームにとっては最高の存在なのだがビーンはスズキとの長期契約を選択。とりあえず来季はパウエルに代わって控え捕手になるだろうが、そこで実力を発揮すればレギュラーも。もしくはドナルドソンが放出される可能性もあるが。ちなみに最終戦は1Bでスタメン出場。


エリック・ソガード 24歳 L/R 2B 調停権なし

4G 7AB ,429/,556/,429 2BB 1SO 1CS 3,56P/PA / 137G 514AB ,300/,391/,407 5HR 65RBI 75BB 68SO 14SB (AAA)

パワーはないがバットコントロールと選球眼、守備に優れた選手。この選手の存在がエリスのオプションを行使するか否かという問題を引き起こしており、ビーンの悩みの種。メジャーでもすでに実力は発揮しているのでレギュラーとしての力はあり、怪我でボロボロのエリスよりは良い成績を残すことができるはず。



カーソン、ワトソン、ラリッシュ、岩村(+途中放出のパターソンとフォックス)については来季どう考えてもチームにいないので書きません(すでに岩村は解雇)。


A's 4-3 SEA


3回にエリスのRBIダブル で先制し、4回にはスズキの13号ソロ で加点。

同点に追い付かれた直後の6回には満塁からカーターが勝ち越しRBIシングル 、さらに8回にはクーズの16号HR で貴重な追加点を奪うと、8回にブレスロウが打たれて1点差に迫られたもののどうにか抑えて 06年以来となる勝率5割でシーズンを終えたクラッカー



バートンが怪我したせいで1Bドナルドソンという最後まで訳の分からないオーダーを組んだものの、マリナーズの2流投手はどうにか打てたよう。

とりあえずシーズン5割で終えたのはよかった。

詳細はまたシーズン総括で。



オーダー:デイビス、エリス、カスト、スズキ、クーズ、カーター、ドナルドソン、ハミーダ、ペニントン


ブレイデン 5IP 76P 5H 2SO 1BB 2R (11-14)

ボンサー  1IP 15P 1SO

ロドリゲス  1,2IP 37P 2H 4SO 1R

ブレスロウ 1,1IP 29P 3H 2SO (5)


デイビス 5-2 2B 1R 1CS

エリス   5-2 2B 1RBI 1R

カーター 3-2 1RBI 1BB 1SO

クーズ  3-1 1HR 1RBI 1R 1BB

スズキ  4-2 1HR 1RBI 1R




カーターの守備が神だ。


FLA 5-2 PIT


シーズン最終戦。

初回にアグラが自己最多の33号2ラン (His name is DAN UGGLA!!!)を放ち先制すると、同点の6回にはヘルムスのRBIダブル(あと数センチずれていたら3ラン)で勝ち越し。7回にはオジーのRBIシングルとアグラの2B強襲のRBIダブルで2点を追加。


先発のアニバルは6回7奪三振2失点で13勝目アップ

7回はベイデン、8回はヌネスがパーフェクト。9回はヘンズリーがギャビーのエラーで先頭バッターに出塁を許したものの、連続三振とサードフライで締めくくった。

パイレーツに今季105敗目をプレゼント(ちなみにアウェイで17勝64敗)。



結局マーリンズは80勝82敗で3位。

リリーフが崩壊したり突然怪我人が大量に出たりでチーム新記録の31人の投手起用があったりと苦しかったけど、アニバルの完全復活、ギャビー、ロモ、スタントン、サナビアと4人も新人が出てきたこともあって健闘。

あとはリリーフさえ補強すれば良いチームになるはず。


詳しくはシーズン総括の記事で書きます。



オーダー:ボナファシオ、マルティネス、モリソン、アグラ、ギャビー、スタントン、ヘルムス、デイビス、アニバル


アニバル  6IP 101P 4H 1HR 7SO 2BB 2R (13-12)

ベイデン  1IP 15P 2SO

ヌネス    1IP 13P 1SO

ヘンズリー 1IP 12P 2SO (7)


オジー  4-2 3B 2R

アグラ  3-3 1HR 2B 3RBI 2R 1BB

ヘルムス 3-1 2B 1RBI 1BB