新月の恩寵 | まーりんのまりんエッセンス

まーりんのまりんエッセンス

魂・心・体に響き渡る、これから先の時代のエッセンス
「海のエッセンス」「月のエッセンス」の物語



前回記事、*水瓶座新月ウォーター&エッセンスのリーディング* で、

過去の痛みを手放す 過去の痛みが解消される

とだけ書きましたけど、あの部分
あのリーディングは、一昨晩、つまり新月の夜の体験の続きだったのです。


それは、ついに眼がひらかれた、とでもいうべきものでした。

それをリーディング中にも、また感じました。

自分に課した知恵の輪(大きなやつ)を、あーだこーだと いじり回して苦しんでいたら
ひょんなことからパッと外れた。 驚きと静かな喜びを感じました。

パートナーとの問題を抱え、わたしと似たようなゲームをしているひとは
たくさんいると思います。
なかなか攻略できないとき、多少のヒントになったらいいなと思って、書きました。

わたしのように、自分ではめた輪っかを外して、ラクになれますように 



*  *  *

新月の日は、午後に水瓶座新月エッセンスのための準備、暗くなってセッティング。
夜になって、書類を整理しようと思い立った。
年末からの断捨離で、抽斗から引っ張り出したものの、捨てるかどうするか
決着がついてないままのノート、メモ、手紙・・・
それらを ひとつひとつ見ていくと、密閉式ビニール袋に入った紙の束がでてきた。

それは苦しい記憶のつまったパンドラの箱だった。


その1) 古い新聞の切り抜き。
1998年の朝日新聞 「専業主婦の憂うつ」「幸せパズル 夢からさめる夫婦たち」
いわく、専業主婦に誇りが持てない、
専業主婦に対する社会的イメージは、ヒマ人、無能。 家事など誰でもできる、昔に比べたら
育児はラク。 しかし、実際は細々した雑事に一日中追われ続け、日曜日も休みじゃない。
家族の感謝もない。 むしろ夫からは「扶養してやっている」ことに感謝しろと要求される。
そして専業主婦である私自身が、自分の仕事に対してやりがいを感じていない・・・
結婚って、何?


それは、結婚して以来のわたしの悩みそのものだった。
翌年、6年間の結婚に終止符を打つのだけど・・・

その頃 わたしはもう就職活動をしていただろうか。
離婚して、息子はつれていく。 そのためには経済的自立がどうしても必要だ。

離婚にむけた話し合いは、いつも失敗に終わった。
「やれるもんならやってみな」というように、息子は置いて行け、どうせあんたには
育てられないから、いまさら稼げないしそんな能力もないやろの一点張りで、議論の余地は
なかった。

それからは 専業主婦だったわたしの
自由をとことん奪い、暴力をくり返した。
逃亡しないように、金銭は持たされず、買い物は徹底管理された。
電話はすべて盗聴された。

むこうは離婚したいとも、離婚せずに思いとどまってほしいとも、みえなかった。
ただ「気に入らない」としか。

追い詰められて気がおかしくなりそう、というか、
なんとか築こうとしてきた関係に望みがないことがわかって、家庭が壊れる絶望のなかに
いたうえに、言葉と実際の暴力を浴びせながら逃げられないようにされて
狂気の一歩手前で必死で踏みとどまっていたことが思い出された。
他の人の前では、「おかしい」と思われないように 普通の人を演じきらなければ・・・


その2) 離婚調停中にもらった、友人や大学の恩師、そして父からの手紙。
あなたが平静でいられない気持ちはよくわかるけれど、作戦負けになるよ。
とにかく冷静に、調停で我を忘れて心証を悪くしないように(それでは相手の思うつぼ)。

新宿駅での件や数々の暴言は、あなたが少しでも感情的になるように挑発している。
それに乗ってはいけない。

新宿駅での事件・・・調停中の面接交渉は、小田急新宿駅で待ち合わせた。
ちょびたを引き取る際に、次の週末もちょびたを連れてこいと命令され、それはできないと
言ったら、ちょびたを抱きかかえて改札を戻ろうとした。
これは、息子への愛情からの行動ではない。 6年みてきて思うが奴はちょびたを愛している
のではない。 わたしの一番大事なものを取り上げたいだけだ。 奴は息子を、離婚調停と
いう戦場でわたしに対抗するための武器として扱った。

慌ててちょびたにとりすがったら、両方から息子を引っ張り合うかたちになった。 
ちょびたは、痛いと泣きだした。
こんな場合、大岡越前は、手を離したほうの親に子どもを渡した。
でもいま、この状況で手を離したら、二度とちょびたには会えないだろう。
しかし息子を引っ張りあっているわけにはいかない。 まったくなんていう男だろうか。

ちょびたの体を抱き取りながら体重をかけ、ちょびたをもぎとった。
わたしはちょびたを抱きしめながら駅の床に転がった。

すると、彼は わたしを蹴り始めた。 すぐに周りに人だかりができた。
誰も止めなかった。 大勢の人に囲まれて わたしは蹴られ続けた。
「ねえ、何なの、これ? 撮影?」
やっと駅員が来て、「何やってんですか!」というと、「いえ、これは妻ですから」
・・・
そのすきに、ちょびたをかかえて立ち上がり、ダッシュで丸ノ内線に走り込んだ。

次回の調停で、こんなことがあった、だから面接交渉は・・・といったら
調停委員はめんどくさいことになったという顔つきで 「まあ、そんなこともあるでしょう」。

調停委員の前で、あなたが心をかき乱され逆上すれば、情緒不安定な育児に不適格な女
としての印象を与えかねません。 くれぐれも自重してください。


調停中にキレない、冷静に反論する、というのは至難だった。
精神がものすごく消耗した。 言われること、されること、すべてに傷ついた。

・・・なんでもそのままやりすごせば、後で申し立てても立証は困難になり、結局水掛け論に
なる。 新宿の件でも、駅員の証言を取り、警察を呼んでもらう、調書を取ってもらう、医師の
診断を受けて診断書をとるくらいのことをしなければ。


父の手紙の最後はこうだった。
わたしたちは、どんなことがあっても、あなたの味方だからね


その3) そのさなかに、自分が残した覚書。
いまは見えていないことがあると感じている。 見えてないから苦しいのだ。
だけど、いつか時間が経っていま起きていることを振り返ったときのために、考えるための
材料を残しておく。

未来の自分にあてた手紙。


当時のことといったら、いまでは離婚間際のこと、ちょびたを連れて逃げ隠れしながら(所持
金は数千円)、東京で命がけで生きのびてきたことしか思い浮かばなくなっていたけど
ここには 忘れていたはずの傷が、もっといろいろ書かれていた。
元夫は、もっと長期にわたっていろいろなことを言ったし、ひどい仕打ちをしていた。

自分がどれほど痛めつけられていたのか思い出されて

読むのが苦しくなった。

そのころからずっと、わたしは「どうして・・・?」と繰り返していた。

どうして自分がこんなめにあうのか、わからなかった。
わたしが何かしたのだろうか?



ところが、いま、このタイミングで下りてきたインスピレーションがあった。

わたしは いつも 自分しかみていなかった。

彼にしあわせになってもらいたいと思っていた。でも、それは思ってるつもりだった。

ありのままの彼本人ではなく、幸せな家庭、完璧なパートナーがほしかった。

知らず知らずのうちに、
自分の空虚な部分を、彼からもらったエネルギーで埋め合わせようとした。

あたたかいエネルギーをもらえなかったから 何とか奪い取ろうとした。

ありのままの彼を愛することはできなかった。 自分の思い通りのひとになってほしかった。

でも まったく思い通りにならないから 苦しかった。

思い通りの人じゃなかったので、傷ついた。

「傷つくなら、それは愛ではない」

そのとおりだった。 傷ついたのは、愛ではなかったから・・・


どうして・・・? という気持ちから離れられない、というのは、
自分のやり方・考え方にその原因があることがわかってないから

自分がそこから変わることができてないから
別の人と同じようなことをくり返してきた。


ある瞬間 それが「わかった」。





「あんたは旦那の悪いところばっかり言ってるけど、
あんたにも悪いところあったんじゃないのお?」

そう言われて

そんなはずはない!
わたしはあんな暴力はふるっていないし、なんせエゴを棚上げして話し合いをしようとまで
したのだから

・・・と思ってたけど


よくわかるレベルでの悪いところはなかった。 すごく頑張って、傷ついた。

けれど、彼だけでなく、わたしのなかにも

関係をダメにする要因はたしかにあった。 さっき、ひらめいたこと。



以前の夫、別れた恋人たちに対して

彼はなにも見えていない盲だ となげいていたが

わたしこそが 盲であった。




・・・Was blind but now I see
盲だった眼が いまひらかれた




元夫は、過去生でわたしの息子だったことがある。 わたしと夫は、貧しさから彼を手放した。
人に預けてしまい、夫婦で放浪の旅に出て、二度と彼には会わなかった。
元夫であるその男の子は、自分は捨てられたと思い、泣きながらわたしを恨んだ。
そのときの夫は、今生では息子のちょびたである。
(夫役と息子役が入れ替わった)

感情的には、まだわだかまりがあったけど
カルマは、とりあえず今生で消したことになるのか。
彼は今生わたしと結婚し、あのような結果になって、わたしに過去生の報復はできただろうか。
結果的に2度もわたしから捨てられたことになることも、予定どおりなのだろうか。
それらがなぜそうなったのか もっと深く知りたい。


すると、「たまたま昨日手に入った本」がどうしても読みたくなった。
(もう夜中で、まだ片付けも済んでないのに~!)


シャーリー・マクレーンの『ダンシング・イン・ザ・ライト』。
彼女の本は、これまで読んだことがなかった。 あの「アウト・オン・ア・リム」が評判になった
ときも、まるで興味わかなかったのに今頃どうしてなんだろう?

シャーリーは自分の膨大な過去生をみるセッションを受け、今生とたくさんの糸で結ばれて
いる過去生を探りあてる。

“私たちが結婚している間ずっと、スティーブは私から巨額のお金を取る必要を感じていた。
離婚のときの財産分割のときは、もっとひどかった。今に至るまで、私は彼がなぜそんなに
お金にこだわるのかわかりかねていた。彼はモンゴルの転生では私の父に復讐を誓い、
ロシアの転生では私に復讐を誓ったのだ。

ロシアの転生で私は恐怖で何もできなくなって、自分の確信に反して彼を助けるのを拒否し、
その結果、彼とその家族を恐ろしい結末に陥れたのだった。今生では、私は過去の自分の
弱さを刈り取るというカルマの反作用を体験しているのだと思った。すべてがぴたりと合って
いた。”

“今、自分には理由がわからないのに、人にだまされたりお金を取られたり、傷つけられたり
して、つらく思ったり怒ったりしているたくさんの人々が、もしこうしたことを知れば、ずいぶん
気が楽になるのではないだろうかと思う。”

“今まで私が見てきたことがすべて理解できたとき、涙があふれ出してきた。スティーブの
明らかにネガティブなやり方の意味がわかって、言葉にならないくらいの感動を覚えていた。


私は大いなる自己が穏やかに私の中心に立っているのをみた。
そして、意外なことが起こった。私の大いなる自己が誰かを招くように、両腕を上げたので
ある。この新しい人物は大いなる自己に近づき、私はそれがスティーブの大いなる自己だと
気がついた。しかし、それは非常に年老いた男の人の姿だった。

「おまえが学ぶ手助けができたかな」 老人は深い愛と悲しみを込めていった。

「わしの目的は、ただそれだけだったのだよ。私はお前を言い表せないほどに愛している
のだ。わしとおまえは、今生でこのような生活を送ることを約束していたのだよ。
私達はとても数え切れないほどたくさんの経験を共にしてきた。おまえもわかっているね。
そして、その一つ一つを通して、互いに教えあい、学びあってきたのだよ。
おまえがわしにしてきたことも、わしがおまえにしてきたこともすべて、愛の名において
してきたのだ。
お互いに対する愛とは、自分自身への愛と、自分自身を探し求める中で学ぶレッスンのこと
なのだ。」 ”







彼がわたしにしたことも

わたしが彼にしたことも

すべて愛の名において行われた

すべては赦されていた







水瓶座新月エッセンス
新月以降のご注文も受付けます。 必要とする方に届きますように。
(5ml /\1500)

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今回は 宇宙との交信、ルルドのマリアさまの癒し の波動です。 
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 第3回 「海のエッセンス」瞑想会@東京駒込
   2016/2/21(日) 13:00~15:00
   海のエッセンス No. 3の全ポーテンシーを使い、浄化を体感しながら行う
   実験的な瞑想会です。 
   (参加できない方の遠隔セッションもお受けしています)
   
   詳細は*こちら

   
   会場:六義園 駒込駅から徒歩7分 (茶室です。参加者には詳細をご連絡します)
   料金:3,300円

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