激しい好転反応を乗り切るには | まーりんのまりんエッセンス

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「海のエッセンス」「月のエッセンス」の物語


スピマ出展直前、もっとスピリチュアルな話題をするつもりだったのに
わーなぜか 「好転反応について」書いてしまいました。

好転反応 というのは、
賦活した免疫系のはたらきによって 一時的に症状が悪化したようにみえる 体のはたらき
ホメオパシーだけでなく、漢方やいろんな療法でみられるものです。


一般的なホメオパシー解説書 『ホメオパシー in Japan』 (由井寅子著)には、こうあります。  

「強い急性症状にレメディを使用した場合、通常、悪化が生じることなく好転します。
・・・ しかし、慢性的なケースでは、一時的に悪化が生じることがあります。
例えば鼻水や汗などの分泌物が増えたり、尿量が増えたり、下痢をしたり、皮膚に発疹が
できたりと、人それぞれに異なった方法で体毒を出そうとします。 また長い間、心の中に溜め
込んでいた感情が出てきて、泣きだしたりすることもあるかもしれません。」

「必ずこのような擬似的悪化が起こるということではありません。
本来の健康なバランスを取り戻しているために、そのような変化が生じることもあるということ
です。 
特に過去に症状を抑圧した経緯のある人は、治癒の過程で、抑圧した症状が戻って
くることがあります。



わたしの見え方では、好転反応とは
土台に近い部分から歪んで組み立てられていた積み木のタワーを、一旦歪みが生じたところ
まで取り壊して、もう一度組み上げる感じ。 長い時間かけて高く積みあがっているほど、一旦
チャラにするのは心身共に負担が大きいのです。
それでもそうした反応が起きるのは、体の意識や、魂の深い部分がそうすることを決めたから
で、この解体工事は、自我には有無を言わさず開始されるのです。
この心身の解体と再構築のプロセスが、好転反応だと感じます。


ここまでは。 ホメオパシーをやろうという人は大抵「ふんふん、わかった」というんです。


しかし、・・・これが頭でわかってるだけなのか、腑に落ちてるのかは
実際に激しい好転反応に直面したときに、どんな対応をするかでわかることになります。



※12/16 追記
この先は、現在好転反応のただなかにあって苦しい思いをしている方のことを思いながら
書きました。 (しかし、そんな方はブログが読める状態ではないはずなんで、このエール
が届くことは難しいでしょうけどね)

まさに体験した者にしかわからない部類の話であるため
まだ好転反応を経験してことがない方や、ホメオパシーをやったことのない方には
おそらく理解できない内容だと思います。 と、断っておきますね。


  *  *  *

未体験者を驚かせるのは決して本意ではありません。
好転反応はいつも起きるわけではありませんし、レメディは、最初にカウンセリングした時点
で、現在の症状に効果があって、しかも好転反応が極力マイルドになるように選んであります。

それでも、起きることもある。 いつ、どんな形で起きるのか、症状によってはある程度予測でき
ても、いつどんな形で収束するか等は、ホメオパスであってもわからないのです。
あなたの体が決めていることだから。



わたし自身、予期しなかった突然の頭~首~肩の筋肉痛で、一週間以上、わずかに体を動か
すだけで激痛が走り、身動きさえできないという好転反応を経験したことがあります。
その間は、飲食もほとんどできず(首を動かす、飲み込むだけで激痛)、敷きっぱなしの布団
の上で、頭を枕に固定して座っていました。 激痛のために横たわることができないので、
そのままの姿勢で気づいたら寝てた、という感じで一週間ばかり過ごしました。

意識を失って寝てるか、意識が戻って痛みを感じ続けるか。

きついけど、好転反応だと自分でわかってる以上、ただ「やりすごす」しかない。

耐えられなければ、救急車で運ばれた先で鎮痛剤を打たれるか、自分で市販薬をとるか。
ただし、それは、そもそもレメディをとる原因となった問題を再びなかったかのように抑圧する
ことですから、レメディをとる以前の状態「ふりだし」に戻ることを意味します。 ふりだしなら
まだいいのですが、もう一段複雑化させてしまう可能性もあります。

この耐えるしかない極端な痛みに匹敵するのは、出産くらいだと思いましたね。
(出産がラクなひともいるし、これは個人的な指標でしかないのですが)



じゃあ~男性でもわかるように すごく便秘で苦しんでいるとします。
(出産経験者から異議がでるぞ~そんなもんと比べ物にならん!って(笑))
便が出そうになると「やっと出てくるか」と思うのですが、カチカチに固まった大きな便が動くと、
お腹はちょっとやそっとではなく痛い!!! 獣のように転げまわりそうです。
そのとき、あなたは痛いからといって便を出すのをやめますか?

レメディによる好転反応は、便と違って、止めてしまっても命に直接かかわらない。
レメディによる好転反応は、耐えるしかないけれど、便なら浣腸したり外科的に取り出すことも
できる。 なんだか分が悪いなあ~~~

でも
レメディによる好転反応は、あなたの心身を一旦大きく取り崩して組み直しているので
よりバランスのとれた、力強い生命力をもって生きることを可能にします。
以降は、より大きなエネルギーを体内に流すことができ、これまで気づかなかったことに気づき
生活自体に変化はなくとも、生きる喜びを感じることができるようになる。
トンネルを抜けると、そこは新しい世界だった。っていうくらい。

好転反応が激しいときくと、みんな尻込みするけど
そこから抜け出したことがハッキリわかるときほど、人生の劇的な転換点になりますよ。
一度死んで、生まれ直すようなものだから。

だいじょうぶ。 
みんな、それに耐えられるだけの能力をもって生まれてきてるんですよ。
特に女性は、産む性だからね

それは、医薬がなしえる以上のこと。



好転反応が起きる傾向にあるのは、長いこと慢性化した症状を、
体が決然として「もう終わりにしよう」としたときです。

「一緒にいてはいけない」とわかっていながら、だらだらと付き合ってた
習慣や体の症状と縁を切ろうとしたときです。 

体は、もてるエネルギーを思いきり使って、
それまでにできたエネルギー的繋がりを全力で切ってきます。

あなたは、そのときにようやく
自分の体が秘めていた実力、激しい免疫力を体感するのです。


ホメオパシーそれ自体は、恐ろしいほどの力をもっているわけではありません。
魔術のような力、爆発力を秘めているのは、あなたが適当に扱っている体のほうなのです。
ホメオパシーはトリガーになる。 その意味で、取り扱いに注意すべき療法です。




この事態に、ひるむのは自我、表面意識だけ。

クライアントさんの表面意識が言います。
「好転反応が起きるかもと思っていたが、こんなにひどいとは思ってなかった!」
「ラクになるレメディか何か、ないですか」
「キットからあれもこれもとったのに、効かないんです、不安で不安でたまらない」



好転反応が起きたとわかったら、真っ先にやること。 



この時点で一番肝心なこと。





それは


・・・





体がどうしようとしているのかを感じとろうとすること。






ホメオパスかレメディかに頼ろうというまえに
体がどうしようとしているのかを感じとろうとすることが、この時点で一番肝心なこと。

(その意味では、普段から体とつながる、体と対話するような心構えを持っているのは
嵐の中の命綱のように心強いものになるでしょう。)




よく考えてみてください
魔法のように、即座に痛みやかゆみや不安を消すクスリが、ありますか?

好転反応で起きる痛みやかゆみ、気が狂いそうな不安は、それまで抑えられてきたもの。
出すはずだったものが、ようやく排出経路を確保したのです。
対応するレメディで緩和できることはあるけれども
その痛み、かゆみ、不安は、あなたに体験させるためにでてきたといってもよいものです。

いま、あなたは、自分の体にどれほど負荷がかかっていたのかを「感じている」ところです。
それが体のなかを通り過ぎ、でてゆくままにしてください。



泣いてもわめいても対処できるのは結局自分しかいない。

ホメオパスは急性症状に対するレメディを示唆すること、現在の状況にアドバイスはできても
あなたの、現在のつらさを、この瞬間にとってあげることはできない。

ホメオパスであるわたしは、あなたを無事に光の方向に導くためのインストラクター、
もう一度あなた自身が生まれ直すために同行した産婆です。

ちょうどよいタイミングで、最も的確なアドバイスをするために
あなたと一緒に苦しんだり、感情の波にのまれたりせず、いつも状況分析しています。

・・・

落ち着いて、「感じて」みてください。

あなたのなかの野生の本能は、なんと言っていますか?
これは死に至る事態なのかどうか。 自分に耐える力があるのかどうか。
いま、どう行動するべきか。


考えるんじゃない。 感じるのです。





知っておいてほしいのは

レメディをとっておきた好転反応は、文字通り心身を立て直そうと
してこそすれ、自分を死に追いやるようなまねはしない
、ということ。 

自分の体力の限界もわかったうえで敢行しているということ。

そして、辛い時期は、永遠ではない、必ず終わるということ。


体は、あなたが思うよりもよく多くを知っているのです。 そこを、信頼できますか?





それでも対処の仕方がわからないなら、ホメオパスに相談してください。

ただし、ホメオパスは、何をしたらよいかを伝えるだけしかできません。
心理的にすがることができる対象ではないと思っていてください。 冷たいわけでも利己的なの
でもなく。 ・・・他人にすがってもラクにはなれないんです、残念ながら。


好転反応をよりつらくないように乗り切る、それは最終的には、意識の持ちようしかないと思う。
レメディの選び方とか、人のなぐさめや励ましで、軽減するようなものではないから。
むしろ、痛みやどうなってしまうかわからない恐怖に腰が引けてしまうと、余計につらくなる。


(※それで電話かけてこられてダメということは、絶対にありません。
単に不安でかけてきたとわかったら、わたしは「何言ってんだ、ひとに頼るな、しっかりしろ」
と言うかもしれません。 怒ったり、怒られたりしながらでも、なんとかこの時期を生き抜けたら
それでいいんじゃないでしょうか。)


ちょうど、スキーを始めたばかりの人が腰が引けてしまうと、板が先に滑って尻もちばかりつく
感じ。 怖い怖いと思うと、余計にうまくいかなくなるの。
目の前の斜面を降りると決めたなら、へっぴり腰じゃ逆に危ない。
重心を、前にかけないと。
怖いという本能に流されるんじゃなく、「どうやったらうまく滑れるか」だけを考えるの。


お産のときも、怖い怖い、痛い痛いといって泣いても騒いでも、どうにもならないですよね。
それどころか、体が緊張でよけいに固くなって、自分も赤ちゃんもよけいに苦しくなるだけ。
痛いときほど、力を抜くんだったよね。

看護師さんも助産師さんも、夫も 傍にいてもあなた以外の誰も何もできることはない。
ただあなたの身体だけが、やるべきことを、淡々とやっている。
あなたは、いまの苦しさでじゃなく、それが間違いなく滞りなく終えるかどうかをどこかで意識
せざるをえないはず。 そのとき、あなたは、自分の体と対話している。


そんな土壇場でつかんだ身体感覚は、自分の体への信頼になります。

これはね、得ようとして得ることができないような、素晴らしい宝物です。
(男性は出産できないんだから、特にそうじゃないのかしら? ・・・うーん 匹敵する痛みって
ネイティブアメリカンがサンダンスでやる、あれくらいじゃない?)



まあね、
好転反応がこわいからホメオパシーはやんない というのは、何度も聴いております。
それはその方の自由選択。 だらだらと半病人のまま生きる、というのは、わたしもずいぶん
体験しました。 それってしんどいけど、「悪い」ことでは、ない。
わたしのところにくる人は、なんだかそれを変えたくなったというだけですね。

ホメオパシーやんなければ、やんないで、いいと思う。

しかし人の気持ちは変わるもので、いつか、ホメオパシーやることになるかもしれない。
(やるはめになる、かも)。
そのとき、好転反応が起きるかどうかはわからないけど 「死ぬ、死ぬ」とか「もうやめる!」とか
ギャーギャー大騒ぎしながら過ごすのも一興・・・ くらいに構えていられれば、いいんですけどね~。



とはいっても、ホメオパス まーりん としては
好転反応が素早く、やさしく終わる浄化方法を編み出したいと思っています。

新しい時代の流れにふさわしく。




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いよいよ明日!
東京スピリチュアルマーケットでのセッションのお知らせ


12月14日(日) 10:30~18:00  (両国、国際ファッションセンターKFCホール)  

ホメオパス まーりんによるミニ☆セッション
(30分/3,000円)


ホメオパシー初心者のかたは、「ホメオパシーって何?」からお話します。
なんでも自由に聞けるチャンスですよ。

セッション以外に、レメディのお試しもあり(無料)。