月の光からできた丸薬 ~チベット医学~ | まーりんのまりんエッセンス

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ブルームーンウォーターブルーソーラーウォーターを常用するようになって、
しばらく経ちます。ホ・オポノポノによれば、ブルーソーラーウォーターは浄化をもたらす
ということなんですが いったいどのくらい浄化が進んでいるでしょうか!?

<関連過去記事>
太陽のレメディ、月のレメディたち
ニュームーンウォーター つくったかい?
フルムーンウォーターつくった?



それとの関連で
前回のチベット医学講座に引き続き、アムチ(チベット医)の小川康さんが調製された
「ダシェル」、(小川さん名づけて「月晶丸」) という丸薬についてご紹介!!!



みて・・・この黒々した玉。
黒いのは、瀝青でコーティングしているからで、中身は真っ白だそうです。
薬草の強烈な匂い、甘い枯草のような/動物の糞のような匂いがします。
37種類の薬草および鉱物を用いて作られるとのこと。


これね、どうやってつくるかというと・・・

一年に一度、チベット暦8月15日(中秋の名月)の満月夜、
夕方6時から作業開始。

まずはカシミールから切り出した30~30 Kgはある石を、戸外の広場に並べる。
その石の上で、方解石、ディーの乳(チベット以外の地域では牛乳で代用)などを混合。
何をどう混ぜるかは、秘密(明かされなかった)。作業は、午前2時頃に終了する。
出来た丸薬は、そのまま月光の下に曝しておき、夜明け前に撤収。←ここがキモ

こうして、丸薬には月のエネルギーが込められるそうです。

(12時くらいに作業が終了するときもあるけど、それは逆にラッキーっ♪て感じじゃないん
ですって。夜明けまで誰か起きてなくちゃいけないから。寝過ごさないよう、気が張るそう。
むしろ、遅くまでかかって、そのまま徹夜になるほうがラクだって。)




ね。ホメオパシーとすごく似てる。
でも
ダシェル=月晶丸のほうは、物質としての植物・鉱物のミネラルと、月の波動、香り
これらすべてを同時に利用しているところが、薬として傑出している
なあと思います。



ホメオパシーよりもっとダシェルに似てるのはね
ドリーン・バーチュー博士の『エンジェル・メディスン・ヒーリング』に登場する、
古代バビロニアで作られていた「星の光」と呼ぶ癒しの物質

バーチュー博士は、退行催眠時、
彼女が古代バビロニアの神官だったときに、粘板岩を粉状に摩砕したものと水銀を混ぜ
合わせ、月の光を浸み込ませて作製した
粉末を、第3の目にこすりつけて透視能力を
高めたり、ヒーリング薬剤として患者につけたりしていたのをみたそうです。
神官たちは、満月の前夜、この物質を体内に取り込み、思い切り味わうようにと
教えられました。
「満月の前夜は、月が母の乳房の役目を果たし、月の光が触れるものには不思議な癒し
のエネルギーというミルクを与えられるのです。奇跡が起きるのも満月の前夜です。」





ダシェル=月晶丸は胃潰瘍、胃炎に効果があるが、「冷やす」作用がある(陰なんですな)
ため、下痢をすることもある。チベット人は薬草の丸薬になれているから大丈夫だけど、
日本人は敏感だからね・・・不用意に欲しがらない方がいいですと、小川さんがおっしゃって
ましたよ。

この辺は、ホメオパシーではきっと逆になると思うのです。
日本人は、化学物質、食品添加物、抗生物質などの薬品、水銀を始めとする重金属による
免疫機能の低下が顕著ですが、チベット人はきっとそんなものは摂取してないと思われ、
ホメオパシーのレメディに対する応答がよいのはチベット人のほうだと考えられるのです。




これと対象的なのが、胃が冷えるときに使う「太陽の薬」
これは、4月のある時期に1週間、ザクロを太陽に曝したものから作られるそうです。