希望でいっぱいになって。
わくわくしながら。

「がんばるぞ」って、決意を込めて。

「だからよろしく」 ^^)ノ って話しかけてくる。


赤ちゃんの世界には、生きる希望と生まれくる喜びしか、ない。


母と同じ部屋で寝るようになって、
よく夢の話を聞きます。

母が見る夢は
いつもなくなった父との若い頃の夢や
まだ独身の弟の家に行った夢や、

家族との過去の断片が出てくる夢ばかり。

人は年を経るごとに
未来から過去に近づいていくのかもしれません。

空を飛んだり旅行をする夢は
もう見ることはないのかな。

そう思いながらも、
母の心の中が
いつも家族への気持ちでいっぱいであることに
新鮮に感動を覚えるのです。
認知症の方には
自分が認知症を患っているという自覚がないそうです。

もしかしたら、認知症とは
あの世へ旅立つことの恐怖を少しずつ取り払ってくれる
神さまの贈り物なのかもしれないと、思います。

今日も母の一日がおだやかでありますように。
今日も心に「愛のお土産」を積み重ねる一日でありますように。
母は数年前から認知症を患っています。

最近は身体がままならず
ごはんも作れなくなってきたので、
学校から帰ってごはん作りの日々です。

恥ずかしながらつい最近まで
本格的なおさんどんをしたことがなかった私 orz

しかしインスタントものや脂っこいものは
あまり食べさせたくないので
目下発展途上、試行錯誤の日々です。

肉じゃががペーストになったり
カレイの煮付けが甘すぎたり
さまざまな失敗を乗り越えつつ orz

少しずつ向上してきたのがウレシイと同時に
ごはんを作るのは大変だったんだなぁと
いまさらながら思う日々です。

かーさんのごはんは愛なしでは
作れないものだったのね ;;ノ

そういや前に、
甥っ子に電話をかけて

「晩ご飯なに食べたー? ^^」って聞いたら
「『お母さんの作ったおいしいカレーライス』食べた ^^v」

って言ってたっけ。
お母さんが一生懸命作ってくれるから、
きっとおいしいんだろうね。

私も弟のお嫁さんのようになりたくて、
インターネットのレシピを頼りにして
勉強しております。
うまくできるたびに、母の愛情を確認する日々です。

「おまえどれだけ愛されて生きてきたのよ ;;」と

確認する日々です。


母は少しずつ時間をかけて、
父の元に旅立つ準備をしているようです。

今、少しでもそのありがたみがわかって
お返しができるチャンスが与えられたことは幸せです。

10年も20年も長生きしろなんて、言わない。

ただ、残された日々をできるだけ楽しく、
元気で過ごしてほしい。

そのためのごはん作りの日々は続きます。
両親や仲間たち、縁あった人たちから分けてもらった
たくさんの愛情をかみしめながら、
いつかまた返すための、
そしてまた他の誰かに分け与えるための日々の修行を、

毎日元気にやっております。
今日は、あなたが生まれた日のことを思い出してみましょう。

お父さんやお母さん、きょうだいたちが
あなたが生まれたことをどれだけ喜んだか ^^

あなたがつぶらな瞳で見あげると、
どれだけの人が幸せになったことか ^^

太陽は輝き、風はやさしく吹いて
あなたを揺らしていた。

それは今も変わらず同じ。

思い出してみましょう。

その時あなたがそれだけ愛されていたのか。

そしてもう一つ、思い出してみましょう。

その愛は今もその時も、
少しも変わることがなくここに「在る」ことを。