パリ五輪に挑むなでしこジャパンのメンバー18人が発表されました。
18人の顔ぶれを見ると、昨夏に行われた豪州NZ女子W杯に出場した主力メンバーが6選手も外れる結果になりながら、海外でプレーする選手は11選手と前回東京五輪の6選手からほぼ倍増していることに加え、国内組からもINAC神戸所属選手が7人中4人を占めるなど、海外組とINAC神戸所属の選手を軸にチームを編成しながら、10代の選手を2選手思い切って抜擢するなど、パリ五輪後のなでしこジャパンを見据えながらの選手選考にもなりました。
7月13日に金沢で行われるガーナとの強化試合を経てパリ五輪本番を迎えることとなっていますが、前回東京五輪では自国開催だったにもかかわらず不本意な結果に終わり、そこから池田監督のカラーを出しながら豪州NZ女子W杯を経て五輪切符を掴んでいるだけに、ロンドン五輪でも成し得なかった金メダル獲得という大きな目標を掲げた池田監督にとっても、今回のパリ五輪は1つの集大成という意味合いを持つこととなりそうです。