ヤクルト・奥川の2年ぶりとなる一軍復帰が決定しました。
2022年3月に行われた巨人戦での先発登板時に右肘を痛めて緊急降板し、手術等には至らなかったものの二軍での実戦復帰までに1年もの歳月を要しながら、今年の春季キャンプでの一軍スタートを勝ち取り、キャンプ終盤の腰痛でさらに出遅れながらも順調に回復を見せ、二軍戦で6試合に登板するなど一軍復帰に向けた条件が整ったと判断した首脳陣が奥川の2年ぶりとなる一軍昇格を決断、ソフトバンク3連戦に向けたみずほペイペイドームでのチーム練習から合流、6月14日のオリックス戦での先発登板が見込まれていることも明らかになったものです。
2021シーズンに9勝を挙げるなど、チームの6季ぶりとなるリーグ優勝と20年ぶりとなる日本一に多大な貢献をしていた分、右肘痛発症からの2年間はもどかしい時期を過ごしたとも言えますが、チームは現在交流戦の順位の上ではセリーグトップに立っており、2年ぶりとなる交流戦優勝のチャンスも大いに残されている状況下での復活登板にもなるだけに、奥川が2021シーズン同様の輝きをどこまで取り戻せるかどうかもチームの浮上に向けた1つのカギを握ることとなりそうです。