Rソシエダード・久保のパリ五輪代表への召集が見送られることとなりました。
久保はパリ五輪世代の一員ながら東京五輪にも出場した実績を持っていることもあり、パリ五輪代表を率いる大岩監督も五輪本番での久保召集を真剣に検討していたとも言われ、Rソシエダード側も召集要請があった場合は前向きに対応する意向を示し、6月の米国遠征に召集する可能性も浮上していましたが、今季公式戦での出場機会が多かったことや、1月のアジアカップにも召集されるなどフル稼働状態であることを重く見たJFA側が、5月末に提出する予備登録50人枠に久保を入れない方向で調整することが今日のスポニチで報じられたものです。
6月の北中米W杯2次予選2試合に挑む森保ジャパンのメンバーに入る可能性は濃厚なものの、JFAとしては久保のパリ五輪への道を敢えて閉ざしておくことで十分な休養期間を与え、9月の北中米W杯最終予選に万全な状態で臨ませる狙いもありますが、これまで招集してきた選手を軸にしたチーム作りでパリ五輪切符を勝ち取ったことを考えると、ここから久保をどう組み込むのかといった問題も浮上するだけに、大岩監督にとっても早いタイミングで久保を外したことは難しい決断でもあったと言えるでしょう。