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最近(2014序盤)のブルベ装備

「ブルベ戦記」 第252
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ブルベ出走以外でこのブログを書くのは久しぶりのことです。
2011年1月にスタートしたブログですが、3年を越えました。

ブログを始めた当初は、仕事がかなり暇な時期で、ずいぶんいろんなことを書き込んだりしましたが、だんだん仕事や家事がせわしくなってきて、気がつくと、ブログ更新は月に一度あるかないかになり、書いてもブルベ出走の振り返り(始末記)のみになってきました。まして今年(2014年シーズン)からはさらに、そうした隙間をぬうようにブルベの支部運営のお手伝いをすることにもなり、それはそれでやりがいはあるのですが、なおさら自分のブログをメンテナンスする時間は少なくなってきました。

こんなブログ頻度は本意ではないのですが、ネタ(あくまで個人ベースですが)は結構あれど、書くタイミングが無いので、これからも、ゆるいペースで私のこのブログは続くのでしょう。ただおそらく、ブルベを続けている間はずっと続くはずです。


↓こういうリフレクターを付けているので、ブルベの時の認知率はそれなりにあります。
「あ、『ブルベ記』の人ですよね」


ブログのタイトルを途中で「ブルベ記」から「ブルベ戦記」に変えているのですが、どっちでもいいことですね。
はっきりしていることは、ブログを書いてきたこの3年間で、確実にクルマよりも自転車に乗る時間のほうが増えた、ということ。


こういうステッカーをクルマに貼っていて、気に入っているので、予備も数枚ストックしてあります。



さて、

今夜は久しぶりに家のパソコン画面に向かう時間がとれました。
いろいろ行事予定が入る週末よりも、むしろ週明けの平日の夜のほうが、こうした時間がぽっかりできたりするものです。

ブルベの顛末記以外では、自らのブルベ装備の「紆余曲折」「試行錯誤」を記してきたのがこのブログの特徴といえば特徴です。それでも試行錯誤も3年目に入ってきて、いろいろなことがわかってきて、コロコロ替わっていたブルベ装備はいまではだいぶ固まってきてはいます。

とにかく、装備を整える上で大事なことは、あらゆる状況に備える、ということです。


これはブルベ以外の通常時の姿。


最近の出来事としては、コンポーネントをシフター(105)以外、アルテグラ(非電)に替えました。
105でブルベを走っても何も問題はなかったのですが、今春、中学生になる息子に自転車をつくってあげることになり、コンポーネントがもう1組必要になった、という訳です(いままで使ってきた105をおさがりに)。

話がそれますが、ハブ軸のアダプターを前輪・後輪にそれぞれつけてみました↑
前輪はハンドルバーバッグ(後述)装着によりライトの装着場所を新たに設けるためで、後輪はリアライト装着と、右側転倒時にディレーラーやハンガーを保護するためです。重さがどうかな、と思ってこれまで避けてきた部品なのですが、アルミでとても軽量なのを見つけたので、採用した次第。


話を戻しますと、
105の主要コンポーネントを活用して、前に乗っていたGIANT DEFY(写真上)のバーハンドル版(=息子はドロップハンドルが嫌だ、というものですから^^;)を組みなおす、ということですね。

ここ3年の進歩?といえば、ツールもだいたいそろってきたので、自力でコンポーネントのつけはずしができるようになったということです。


非電アルテグラのクランク。精悍なデザインが◎。
新品のBBの穴に通す時の「スコッ」という手ごたえはやめられませんね。

クランク長は170mmから172.5mmに。
これでさっそくブルベ1本(300km)走りましたが、特に問題なしです。

チェーンはDURA ACEなのですが、装着時にコマ数を間違えて短めに切ってしまい、1本を無駄にした(泣)、というのは「自家製」ゆえのこと。
で、10速用7901の在庫が意外となくて、何店かまわって、やっと見つけた、という苦労も。


前後ブレーキも105→アルテグラに替えました。
ブレーキシュー間隔は緩めの設定にしているので、制動の違いはまだ判然としません。


そしてブルベ装備といえば、これ。


ブルベでは過去これまで、PCでしっかり食べて(たとえばおにぎり2個)、というパターンでしたが、おにぎり1個で、あとは走りながら徐々にお腹に、というほうが、タイム的にも眠気対策的にもいいのではないか、と思うようになってきたこのごろ。
そうなってくると、走行中にもいろいろ「内職」ができるハンドルバーバッグが欲しくなってきました。

実は2011年秋に一度、このトピークのツアーガイドハンドルバーバッグ(写真上)を購入したことがあったのですが、その時は、重みでハンドルが振られやすくなるのを嫌ったりしたほか、雨のブルベで防水カバーの内側の底にたまった雨水が排水されず、バッグの底部が濡れたこともあり、結局は手放していました。


にもかかわらず今回、再び同じものを購入し直したわけで、それはいろいろ検討した結果から。

トピークには防水仕様の(ハンドルバードライバッグ)もあるのですが、店頭で現物を確認してみると、防水を最優先にしているデザインゆえ、走行時にバッグの開け閉めがしにくいことが唯一にして最大の難点でした。トピーク以外にオルトリーブのもありますが、これもいまいち感が。

とにかくブルベは、走行中でも停車時でも、昼夜問わず、キューシートやGPSをみたり、食べたり、写真撮ったり、PC到着時も財布を出したり、と、ハンドル周辺での動作が実に多い。これをできるだけ短時間・効率的に行うのが、安全上からも大切なこと。

これまではヒップバッグのベルトのポケットに手を伸ばしてごそごそ物を出したり、とかなり不便を感じながら走っていたので、(やっぱりハンドルバーバッグが便利かなあ)と昨年あたりのブルベで感じることしきりでした。で、ハンドルバーバッグへの回帰は私にとっては自然の流れでした。


ただ、再購入したツアーガイドハンドルバーバッグがベストとはかならずしも思いません。
特に、雨天走行時には付属の黄色いレインカバーは、開口部の隙間からの雨水侵入に対処できず、前回は役立たずでした。


そこで、以前からなんとなく買って置いていたsea to summitのレインカバーを付けることに。これは、カバー底部に排水用の穴がついていて、もしかしたらカバー内に雨水侵入があったとしても、カバー底に溜まらずに、うまく外部に落としてくれるかもしれません。


ツアーガイドハンドルバーバッグのサイズ自体は、大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいです。
それでもレインジャケットなどはさすがに入らないので、従来のオルトリーブのサドルバッグと併用になります。
オルトリーブのサドルバッグのほうは、だいぶ年季が入ってきているので、そろそろ替え時かもしれませんが。



こちらの写真は、前のDEFYの時に装着していた初代ツアーガイドハンドルバーバッグ。


この黄色いレインカバーの性能がいまいちでした。


バッグ選定については、いろいろ候補を探しましたが、結局、ブルベ時の使い勝手、機能面では、これを上回るバッグは意外と少ない気がしました。
登坂時にハンドルを振られやすい、という前回の難点は、今は走法で改善できている(ハンドルを左右に振らないように腕でしっかり支えるようにしている)ので、いまのところは心配していません。


さて、
写真からお分かりかどうかですが、

ガーミン(edge800)給電の雨対策で、トピークのスマートフォンドライバッグを転用してみました。
上下逆にして、ジップロック付の開口部を手前にして、同じくトピークのトライドライバッグ(モバイルブースター収納)からの電源コードと接続。
ガーミン側の接続部はドライバッグに内包されるので、雨があたる心配はゼロです。
(ひとつ工夫が必要だったのは、バッグへの本体の出し入れが多少きつめだったので、その対策。バッグの底のスポンジを抜いたこと。それで別に支障はなく、ガーミン本体の出し入れが楽になりました)


ハンドルバーバッグを装着すると、必然的にライトはこちらへ。
この位置へのブルベ時の装着経験はすでにあるので、要領は分かっています。


フレームは一昨年から変わらないままのLOOK KG381
そろそろヴィンテージに片足突っ込んだような代物で、当初は、大丈夫かなあ、と思ったりもしましたが、
すでにいくつものブルベを走破してきました。
できたら、来年夏までは現役続行してもらえたら、と思っています。


さて、今年は200km、300kmを完走していますが、次には400km、600km、そして1000kmが控えています。


そうした備えで、装備の次にいつも自分が考えていることは、筋肉の使い方だったりします。
たとえば、「背筋でハンドルを背中の後ろのほうに引っ張るようにして、それをはずみにして脚の回転につなげる」というのが、最近覚えた平地の走り方のひとつです。


とかなんとか、
走らない時は、フィットネスジムでスピニングバイクを回したりしながら、いろいろイメージトレーニングしたりしています。

<markun 走行記録集>



  
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「ブルベはフランス語で『認定』を意味します。ブルベには様々なものがありますが、オダックス・ジャパン(AJ)が統括する日本でのブルベはBRMといいます。BRMは規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリングです」

「同じ年に200km、300km、400km、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール (SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられます」

「BRMの最高峰として位置づけられているのが4年に1度、ACP(オダックス・クラブ・パリジャン) が開催するパリ~ブレスト~パリ ランドヌール(PBP)=1200km」


いずれも
AudaxJapan(オダックスジャパン)HPより