#月にあずけた記憶
密閉された
深く
蒼い
水の中
大事ななにかを
忘れている
わたしは
いったい
どこからきたのだろう
なにをしに
ここにいるの
青い指輪に
問うてみる
月にきいてみたら
いいよ
くじらは言う
月にはね
たくさんのものの
意識や記憶が
送られてくるからね
お月さま
お月さま
わたしの記憶は
あなたの中に
ありますか
さあ
どうだろうね
たくさんあるからね
自分で
拾ってみなさい
月には
人間だけでなく
いろんなものの
いろんな場所の
いろんな時間の
記憶が
詰まっていた
そのうち
ひとつの
記憶が
青い指輪に
惹きつけられ
青い
眠りは
解かれた
見なければ
よかった
おもいださなければ
よかった
離さなければ
よかった
こころを保てなくて
隠した記憶
なのに
ふくらんで
あふれでて
支配される
ひび割れてしまった
こころの
隙間をぬって
月から
いろんな
記憶が
入ってきた
これはだれの?
これはどこの?
わたしの記憶?
わたしはだれ?
月は
ひややか
つめたい手
わたしは
からっぽ
こころは
つぎはぎ
ばらばらは
からだ
かきあつめて
かきあつめたけど
どこにもいない
するりとぬけた
青い石
だれか
おねがい
だれか
というわけで、
最初の月の姫さまのお話に
つながりました。
今までのお話
夜王子と月の姫の
お話のきっかけ
最近、ちょっぴり元気のない私。
たまきさんオススメのイエロー!
あら、意外と
イエローアイテム持ってたわ!
そんなたまきさんのブログ、
いつも見てましたか?
ってくらい
答えが載ってたりします。
ありがたいね〜、
無料セッションもされてますよ。
必要な方に届きますように