markikoのブログ -2ページ目

markikoのブログ

思ったままをつれづれに綴ります

相方の髪が鬱陶しい。

鬱陶しさがピークに達したある日、思い余って私は言った。


「髪が何かものすごいことになってるぞ、君。

 そうだ、ほら、なんなら私が切ってあげよう。」


「いい。」


「遠慮などいらないよ。」


「してない。」


とりつく島もないとはこのことである。

人が親切でいってやってるというのに!


ここでぐっと言葉を飲み込み頭の中で唱える。

(物は言いよう、物は言いよう、物は言いよう、落ち着け私。)


「わ・・私、髪の短い君のほうが好きだなぁ。

 短いほうが断然かっこいいぞ!」


「僕は今の自分が好き。」



知るか!



というわけで、客観的な鬱陶しさと、

自分自信の精神衛生状態を最優先し、

相方のOKの返事を得ぬままどんどこ髪を切る準備を整える。


全て準備万端とばかりに シャキシャキ と

ハサミをかき鳴らす。


だが、全く無反応。


「準備できてるんですがー。」


その私の声に危険を察知したのだろう。

ようやく重い腰を上げてしぶしぶ椅子に座る相方。


「決して短くしすぎないように。」


「はいはい。」


こんなに髪を切らせてくれない人相手に、

またすぐに鬱陶しくなるような中途半端な長さにする訳がなかろう。


ざくざく切りました。



結果・・・



まさかのふてくされ(←当然か)。



「な!!前髪みじかすぎるよ!!

 目に入るじゃん。

 もーどうしてくれるのさ。」


「そう? おでことまゆ毛の真ん中だよ。 短くないさ。

 それに、長いほうが目に入ると思うよ。

 今の長さだったら目に入らないよ。」


「ちらちらするじゃん、前髪耳にかからないから。」


「そもそも、前髪耳にかかる長さってのがまちがってるだろ。

 耳にかかるくらい長いから、落ちた時に目に入るし、

 君、実際ものすごく鬱陶しそうだったぞ。」


「もういい!プーン!」



久しぶりにこんなにプリプリの相方を見た。


そもそもこの人は変なところにこだわりがある。


髪がぼさぼさの鬱陶しいことになってても、

ひげが無精ひげになってても気にしないくせに、

絶対にベージュのセーターとグレーのズボンを合わせない。


前に赤いセーター持ってきてって頼まれたのに

見つからないからベージュのセーターを持って行った時

ものすごくプリプリしてたのをみて初めて知った相方なりのこだわり。


声を大にして言いたい。


「いいじゃん、別に。」


私はベージュとグレーを合わせてても

顔まわりがこぎれいならば全く問題なく許せる。


逆に、いくらいけてる(←死語)色の組み合わせの服を着ていても、

髪やら髭やらが鬱陶しいことになってたら、もうがっくしである。


まぁ、とはいえ前髪の長さにも、私には計り知れない

相方なりのこだわりがあったのだろう。



まぁ、人のこだわりってものは

他人からすると、結構どうでもいいものだったりするのだろう。

(あ、他人って言っちゃった。)

クッキージャー。

その名の通り、クッキーの入れ物である。


イメージとしては、カントリーマアムのCMのように

お母さんは手作りクッキーを子供たちのために焼き、

子供たちは家に帰ってくると、クッキージャーの中をのぞき、

ぱっと顔を輝かせてクッキーをほおばる感じ。



一言にクッキージャーといっても、ガラス容器のシンプルなものを

想像してはいけない。


驚くほどにそのバリエーションは豊富で、

こんな本まであるほどなのだ。見よ!

        ↓






E.T 発見。

  ↓



あんまり食欲はそそらないのが難点か。




さて、一体全体、なぜそんなことを話しているのかというと、ちゃんと理由がある。


我が家にはがらくたがごろごろしていることは既に

紹介済みなのだが、がらくたが多いせいか、

いらないものや街で見かけた面白グッズなんかを

相方の喜ぶ顔見たさにくれる人が多いのである。

その影で泣いている私の気持ちも少しは考えてほしいものである。




そんなある日、我が家にこんなクッキージャーが持ち込まれてきた。


markikoのブログ-panda

注)左の硬貨と比べると、その存在感が分かりやすいかと思います。




私は一目見て反射的に叫んだ。


「このパンダ、何かがおかしい!(しかも何、その憎々し気な目!←心の叫び)」




カナダ人の面々、私のこの発言に眉をひそめて話しあう。


「え?そう?」


「普通じゃない?」


「え、パンダってそもそもみんな同じ模様をしているの?」


「もしかして白と黒が反対なのかしら?」



ぶっ!



驚くなかれ、このパンダに関する認識の浅さ!

パンダの生息地からの距離に比例して

パンダの外観に対する知識も失われるものなのだろうか。





みなさんなら既におわかりだろう。




パンダ 答え: パンダの耳が白い




この日、また我が家に一つがらくたが増えたのであった。

あぁぁ・・・(涙)


将来、自分はどんな名前になるんだろう。

好きな人の名前になるって、どんな気持ちなんだろう。


幼いころ、いやかなり最近までこんな風に思っていた。



「名前はどうしようか」



そう、我らには選択肢ができてしまった。

免許やらパスポート、カードの名義やらの変更が面倒な私は

名前を変更しないってのもいいなぁなんて思い始め、

相方にそう問いかけた。


「そのままでいいんじゃない?」


「!!!」


あまりにも軽いその返事に心とは裏腹に


「日本では結婚したら旦那の苗字に変更するのが一般的なんだよ。

 私も子供の頃からそれを思い描いて甘い気持ちになったもんだ。

 それを、君そんな簡単に返答しないでほしいなぁ。」


「カナダでは名前を変えない人も多いし、

 二人の苗字をくっつける場合もあるし、自由なのさ。

 山田(仮名)、いいじゃない。僕は好きだな。

 せっかくだから日本名のままにしておいたら。」


「せっかく・・・っていうかそういう問題じゃなくてだねぇ。

 家族としての単体になりきれないというか、

 それに、なんか子供ができた時に私ひとりだけ違う苗字ってのも

 何だか寂しいじゃん。疎外感とか感じちゃうなぁ。」


「そうだ、いいこと思いついた。

 子供の 顔がアジア人系だったら山田(仮名)にしてさ、

 顔が西洋人系だったらジャクソン(仮名)にすればいいよ。」


「か・・・かおで決めるんか!」



結局、名前は変更せず、通称は相方の苗字を末尾につける方向で。

子供の苗字については、現在保留中です・・・。