将来、自分はどんな名前になるんだろう。
好きな人の名前になるって、どんな気持ちなんだろう。
幼いころ、いやかなり最近までこんな風に思っていた。
「名前はどうしようか」
そう、我らには選択肢ができてしまった。
免許やらパスポート、カードの名義やらの変更が面倒な私は
名前を変更しないってのもいいなぁなんて思い始め、
相方にそう問いかけた。
「そのままでいいんじゃない?」
「!!!」
あまりにも軽いその返事に心とは裏腹に
「日本では結婚したら旦那の苗字に変更するのが一般的なんだよ。
私も子供の頃からそれを思い描いて甘い気持ちになったもんだ。
それを、君そんな簡単に返答しないでほしいなぁ。」
「カナダでは名前を変えない人も多いし、
二人の苗字をくっつける場合もあるし、自由なのさ。
山田(仮名)、いいじゃない。僕は好きだな。
せっかくだから日本名のままにしておいたら。」
「せっかく・・・っていうかそういう問題じゃなくてだねぇ。
家族としての単体になりきれないというか、
それに、なんか子供ができた時に私ひとりだけ違う苗字ってのも
何だか寂しいじゃん。疎外感とか感じちゃうなぁ。」
「そうだ、いいこと思いついた。
子供の 顔がアジア人系だったら山田(仮名)にしてさ、
顔が西洋人系だったらジャクソン(仮名)にすればいいよ。」
「か・・・かおで決めるんか!」
結局、名前は変更せず、通称は相方の苗字を末尾につける方向で。
子供の苗字については、現在保留中です・・・。