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markikoのブログ

思ったままをつれづれに綴ります

今日はフィンガープリントデーだった。

ずばり「指紋の日」。


永住権申請に必須の書類の一つ

その名も「無犯罪者証明」




「私は清廉潔白です!

みりゃわかるでしょ!」



と声を大にしていいたくなるのは

恐らく私だけではないでしょう。





過去に5か月以上住んだことがある国の

無犯罪者証明がすべて必要なため、

私は3カ国の書類が必須。




重い腰を上げ、

大学が卒業式で休みになった

今日を利用して出発した。




まずはタイの警察本部。



さすがはタイ!

ということがてんこもりもりだった。



無犯罪者証明のための写真撮影では、





 もうすこしあごあげて。



 うーん、ちょと首を左側にかしげて。



 よし、角度いいよ~。



 笑って~。




   あ、え!?わ・・わらっていいんでしょうか・・・。




 はい、歯~みせて笑って~。




見せましたよ。歯。

あれは何なんでしょ。

見るからに悪人じゃない雰囲気を出すための

警察の心遣いか何かなんでしょうか…。






私が書類書いている間に

指紋取る係のおっちゃんときたら




 インクが切れた~♪

 はははインクが切れたよ~♪




と明るく鼻歌風に歌ってるし、

何とも明るい警察本部所内でした(苦笑)





その後、カナダ大使館に日本大使館。




大物です。

いずれも順調に進んだんですが、

その過程にがっくし。




迷うのが嫌だったので、

地図をプリントアウトし、場所確認をばっちりし、

でも、少し遠そうだったので、タクシーに。



道筋はいたってシンプル。





  まっすぐいって、左。以上。






なのに、なのに、2台のタクシーの

運転手もろとも地図が読めない女脳。



地図をまわさないと進行方向が分からない

ことで有名な私にだって分かるぞ!!

どうなっとんや。



私は日本語でかなりぶつくさ文句を言っていた。

私の殺気は、言葉の壁を越えて、

間違いなく彼らに伝わっていたと思われます。




全てがすみ、遅目のお昼を食べようと

レストランを探し音楽をガンガン聞きながら

てくてくと歩いてた私。




King of POP マイケルの曲を聞きながら、

ひと仕事終えた自分の頑張りに酔いしれていた。

いや、そのくらい盛り上げてかないと

気分がめいるくらい面倒なんですよ、いろいろ。




ふと前方を見ると、向こうから

がたいのいいおばさんがあるいてくる。

そのTシャツには、「POP」の字がくっきり。





私、思いました。




なんて素敵な偶然。




更に近づいてくるおばちゃん。

あら、POP以外にも文字が。




なになに、POPがどうした?




「I DON'T LIKE POP MUSIC」




がーーーーーーーーーーん!!!




しるか!




気分を害されたわ!!





嫌いなものを嫌いだと

敢えて声を大にしていって

くださらんで結構!





なんてことだ。全く。

おばちゃんだからといって

油断も隙もない。





ぶーぶー歩いていた私の目の前に

大きくて素敵なコンドミニアムの看板が。




ありゃ!この素敵なコンドミニアムの名前

Never Land!!




素敵な偶然って、やっぱりあるのね。




ん?





Ne..... Neber Land?!




ややこしいいわい!

なんじゃそりゃ!




いっそのこと、ディズニーランドかなにかに

しといてくれ!

うっかり喜んだ私が

ちょっと恥ずかしいじゃないか。





と。そんな感じの一日でした。




ちなみに、フィンガープリントは黒いインク。


タイのインクは洗面所に置いてあるスポンジで

ごしごし洗っても簡単には落ちないインク。



日本のインクは何やらスタンプ台のような

もので、お手ふきでふけばきれいにとれる

優れものでした。



あれ考えた人天才。




あー長い一日だった。



日本におけるデートのお誘い文句って

何だろう。




今度一緒にご飯でもどうですか?


見たい映画があるんだけど

今度一緒に見に行きませんか?




とかだろうか。

職業上、正しい文だけど何となく

日本語学習者っぽい不自然な日本語に

なっているかもしれないが、

まぁ当たらずとも遠からずだろう。




学生が作った会話例の中に、

こんなのがあった。




今度一緒にアイスクリームを

食べに行きませんか。





ぶっ!

アイスクリームって!





その時はそう思ったけれど、まぁこの国なら

暑いし、あり得る?

映画と同じレベルの誘いの常套句として

機能しているらしい。

かわいい。




その話を、ラオスで働いていた同僚にすると、





あ、ラオスにもありますよ。

ラオスでは、トウニュウですけど。





トウニュウ・・・え、豆乳????





はい。

今度一緒に豆乳飲みに行かない?って。





ぶーっ!!

豆乳って!





アイスクリームよりなんていうか、

その・・・素朴?

何よりラオスにおいて豆乳が

それほどまでに市民権を得ているという

ことにびっくりだ。






私にとってツボだったので、

その話を学生に披露。





さて、問題です。

ラオスでは、デートに誘うとき、

一緒に○○を飲みに行かない?

とよく言うそうです。

さぁ、何を飲みに行こうというでしょうか!






コーヒー!





 ブブー。




お茶!





 ブブー。





牛乳!






 おお!早くも近いぞ!

 何とか乳です!

 何乳でしょう?!






母乳!!







母乳!!!!

ぶーーーーーーーーーーっ!!!

一緒に母乳を飲みに行きましょうって!!!!

無理!!






あまりの破廉恥発言に動揺し、

ほぼ90%以上の学生が

母乳ってなんや?とぽかーん

とした顔をしていたのに、

説明もそこそこに授業を開始してしまった・・・。




あぁ、びっくりした。





それにしてもどこでそんな言葉を

覚えてきたのだ。




学生の語彙力、あなどれん。
















今日は聴解・会話クラスの学生にとっての

はじめての発表だった。



自己紹介スキット。




初めて会った二人が

自然に話しかけ、次のことを

相手に質問しつつ、自然に会話に

盛り込もんでみよう、というもの。


 名前・名前の由来

 

 趣味・好きなもの(こと)


 日本語を勉強し始めたきっかけ



今書いてみると、

自分が談話分析とかに

興味があるからこそ

話の流れがいかに自然であるかに

少々こだわりすぎている感があるが

それはそれで自然な会話を

目指すという点で意義があることにしよう。




学生たち、暗記してきました。



今教えている学生の中には、

「あいうえお」のひらがなから教え、


「どうぞよろしくお願いします」

を、「どうぞ」「よろしく」「おねがいします」

と分けて何度もリピートしないと

フルで言えなかったという


日本語の0初級だった所から

教えた子が数名いる。



その子たちが、約3分のスキットを

暗記し、しかもレアリアなんて用意して

笑顔で演技している姿を見ながら




 ぐっときました。




いや、ほんと一瞬鼻のあたりが

つーんとしましたよ、私。




育てたなんておこがましいと知りつつ、

育ての親の気持ち??




もちろん暗記ものができるからといって、

実際の発話というと、まだまだだけど、

本当に素晴らしかった。



今回の発表会を終えたときの

学生のうれしそうな達成感に満ちた顔。



一生懸命さっていうのは人の胸を打つ。



中級、上級になると、

なかなかそういう楽しい達成感が

得られる活動や授業内容が難しくなる。

文型の使い分けや、難解な語彙、

自分の意見が求められるなど、

母語でそれをするにしても

なかなか骨が折れる作業が多くなるから。



お茶を濁して、わーきゃー

したらそれはそれで楽しくなるのかもしれない。



でも、ただ楽しいだけではない授業の

いかに難しいことか。





思考錯誤の日々はつづくのである。。。