今日は聴解・会話クラスの学生にとっての
はじめての発表だった。
自己紹介スキット。
初めて会った二人が
自然に話しかけ、次のことを
相手に質問しつつ、自然に会話に
盛り込もんでみよう、というもの。
名前・名前の由来
趣味・好きなもの(こと)
日本語を勉強し始めたきっかけ
今書いてみると、
自分が談話分析とかに
興味があるからこそ
話の流れがいかに自然であるかに
少々こだわりすぎている感があるが
それはそれで自然な会話を
目指すという点で意義があることにしよう。
学生たち、暗記してきました。
今教えている学生の中には、
「あいうえお」のひらがなから教え、
「どうぞよろしくお願いします」
を、「どうぞ」「よろしく」「おねがいします」
と分けて何度もリピートしないと
フルで言えなかったという
日本語の0初級だった所から
教えた子が数名いる。
その子たちが、約3分のスキットを
暗記し、しかもレアリアなんて用意して
笑顔で演技している姿を見ながら
ぐっときました。
いや、ほんと一瞬鼻のあたりが
つーんとしましたよ、私。
育てたなんておこがましいと知りつつ、
育ての親の気持ち??
もちろん暗記ものができるからといって、
実際の発話というと、まだまだだけど、
本当に素晴らしかった。
今回の発表会を終えたときの
学生のうれしそうな達成感に満ちた顔。
一生懸命さっていうのは人の胸を打つ。
中級、上級になると、
なかなかそういう楽しい達成感が
得られる活動や授業内容が難しくなる。
文型の使い分けや、難解な語彙、
自分の意見が求められるなど、
母語でそれをするにしても
なかなか骨が折れる作業が多くなるから。
お茶を濁して、わーきゃー
したらそれはそれで楽しくなるのかもしれない。
でも、ただ楽しいだけではない授業の
いかに難しいことか。
思考錯誤の日々はつづくのである。。。