そんなこんなでぎっくり腰から3週間経過しました。なんとか、30分や1時間は歩けるようになりました。

   伸び放題だった髪の毛も、散髪屋さんに行くと30分くらいは座り続けなければならず、それに耐えられるのか分からなかったのでなかなか行けなかったのですが、ようやく行くことが出来ました。無駄に長いと、短く刈った時に比べ洗うのに手間がかかるので、すっきりしました。

 

   しかしまた、焦っては痛める、を繰り返してしまいます。

   テレビの健康番組でやっていた腰痛予防の体操を、まねて寝る前にやってみると、どうもこういう時は治したい一心でとにかく一生懸命にやり過ぎるため、動かしすぎて逆に痛めてしまい、痛みが強すぎて、夜、眠れませんでした。なんだか、かなり間抜けな話で、情けない。

   どうにも痛すぎるので夜中に家人に鎮痛消炎剤の湿布を貼ってもらい、少しましになってようやく少し眠りました。朝になって、眠くて仕方がないのですが、腰の傷みもあり、ずっと横になっているのも逆につらいので、起きて少し椅子に座ったりします。

 

   そしてまた懲りずに、次の惨事が起きます。というか、起こしてしまいます。

 

   ずっと家にいますので、PCでネット検索をすることが多かったのですが、その時使っていたPCが購入後7年経過しており、あまり使ってはいなかったのですが起動や動作が相当に遅く、イライラするので新しいのを購入することにしていました。起動で5分もかかるって、待ちきれないです。

 

   で、今時のPCならそれなりの性能だろうと思い、安くあげようと思ってネットで中古品を4万円ほどで購入したのですが、送付されてきた物を使ってみると、なんとも使いにくい。そもそも、まず画面が見づらい。5分、10分見ていると目に負担がかかってしんどくなってきます。

   

   もともとPC画面の目への影響が出やすい方なので、会社のPCなどでも色合いをカスタマイズして目に優しい感じに調節しないとすぐに目がチカチカしてきてだめな方なのです。

   この購入したPCでも色合いの調節をしてみましたが、それでもうまくいきませんでした。そもそも、色合いの前に画面がざらついている感じで、その時点でとても見づらく、これはだめだな、と思いました。

 

   これまでの仕事人生で、PC作業が多いので、2,3年おきに背中、肩、首などが痛くなり、その都度整体等に行って何とか治してきたのですが、こういうPCを使っているとすぐにまた背中、肩、首、そして頭まで痛くなることは目に見えており、このPCを使っていると結局整体等にまたたくさんのお金をつぎ込まないと行けなくなると思い、結論として、手放して新しいものを購入することに決めました。

   ほんとに、安物買いの銭失い、とはこのことですね。高価な物は、やっぱり目で見て確かめて買わないといけないな、と再認識しました。まあ、しっかりとしたブランドのメーカーのPCだったのですが。残念。

 

   すみません、「惨事」から話がそれてしまいました。

 

   と言うわけで、電器店でちゃんと実物を見てPCを買おうと思っていて、なんとなく、ネットCM等でやっているあるPCがいいな思って、見に行きたいなと思っていました。

   ただ、そのPCは店舗販売はほとんど行っておらず、大都市の電器店でしか実店舗で扱っていません。行くとなると少し長めの電車移動となります。といっても乗るのは25分くらいなのですが。また、立ちっぱなしの状態が続くことになります。その状態に耐えうるまでに、腰が回復していないといけません。

 

   で、ぎっくり腰の回復状況を見ながら、行きたいと思っていたのですが、とにかくその時使っていたPCの遅さにイライラが強く、早く電器店に行きたい衝動に駆られていました。

 

   というわけで、ぎっくり腰から3週間と少し過ぎた頃、腰も、多少出歩くことが出来る程度には良くなったかな、と思い、その電器店に行ってみることにしました。

 

   電車移動も含め40分ほどかけて電器店に到着。お目当てのPCを見ます。PC売り場も、当然に立ったまま見るスタイルの展示ですので、立ったまま見ています。先日のPC購入失敗がありますので、諸々の性能もそうですが、視認性も最重要項目です。お目当てのPCも何種類かあり、あれこれ迷いながら見ていて、当然、店員さん(そのPCメーカーのですが)も話しかけてきて、僕も熱心にあれやこれやとたくさん聞きます。

   立ちっぱなしで、どんどん時間が過ぎていきます。やっぱり、ずっと立ったまま、同じ姿勢は、かなり腰に負担がかかります。40~50分経過し、だいぶしんどくなります。じわじわと腰に痛みが来ます。片隅にある商談テーブルの椅子に座り少し休憩。

 

   しんどさは結構出て来ましたが、お目当てのPCが、値段等も含めあんまり良くなさそうに思ったので、せっかくここまで来たので他のPCも見てみたいという、スケベ心が生じます。

   なので、他のPCもいくつか物色。腰に負担がかかりにくいよう、時々その場でしゃがみます。他人から見ると結構怪しい奴です、PCの前でしゃがみ込んでる奴って。

   しかし、しゃがみ込んだりしながらでも、腰はどんどん痛みを増していきます。

 

   結局、電器店では2時間くらいいました。最後の方は痛みの強さに、なんだか気分も悪くなってきて、「これはあかん」と思ってようやく決断し、もっと見たい気持ちを抑えて帰ることにしました。遅すぎる決断です。

 

   そこからが地獄でした。歩くのもゆっくり歩かないとしんどく、また階段も上らないといけません。痛すぎて、寝転んで休みたいのですが、どう頭を巡らせても、家に帰るまでの間に寝転んで休めるところが思いつきません。本当に冷や汗が出て来ました。

   真夏の砂漠で、オアシスが遙か向こうにある感じです。たどり着かないと休めません。

 

   駅で電車に乗って25分、降りて、家までの上り坂を10分ほど歩いて家までたどり着くまでの約1時間は本当に地獄でした。腰が抜けてしまうかと思いました。

 

   そんな間抜けなことをしながら腰の状態をまた悪化させてしまい、その後数日はまた回復度合いが後退してしまいました。

   何をやっているんでしょうか。

 

   つづく。

   タイトルは「頭痛放浪記」なのですが、しばらくはぎっくり腰がメインの話となっておりますが、しばしご辛抱を。

 

   ぎっくり腰から2週間後まで、想定していたより回復度合いはとても遅いと感じていました。20~30分も歩くと腰に痛みが出る。1時間も椅子に座っていられない。寝転んでも体勢にとても気を遣っていなければならない。立ったままもすぐにしんどくなる。

   この状態が、ぎっくり腰の中でひどい方の部類に入るのかどうかも分からないまま。こんな状態ではとても仕事なんか出来ないな、と思い。自分は現在休職しているからいいものの、普通に働いている人だったら、1週間ですら休めるんだろうか、などと考えていました。

 

   30分歩いてみると、歩きすぎで腰が痛くなる。ぎっくり腰になってしまった人に、腰にいい体操をネットで調べてやってみて、逆に痛めてしまう。ボクシングの夢を見て、あやうく動きそうになって腰を痛めかける。

   加えて、椅子に座って本や新聞を読んだりしても、頭や視線を、大きく下に向けて読むのはおろか、水平よりほんの少し下に向けて読んでいるだけでも、肩や首、後頭部に筋肉の緊張か何らかの違和感を感じて、長時間は継続できない。

 

   ようは、普通の日常生活がほとんど何にも出来ない状態。これはとてもつらいです。

   少しずつの回復。風呂に入っても、浴槽をまたげる、浴槽に体を沈められる、風呂の椅子に座って体を洗える。風呂マットの上に膝をついて、椅子の上に洗面器を置いて、腰をかがめないように顔を洗う、タオルを洗う。

   部屋でも、体操として、少し足を上げられる、上体を前後に少しだけ出来る。

   歩くスピードを少しずつ上げられる。坂道を歩ける。

 

   もう1年近く経ったのですっかり忘れてしまってますが、日記を見て思い出すと、それまでは無意識にやってきていた色々な日常の生活の動作が、ひとつひとつ出来るようになっていくことに、心からありがたさを感じていました。

 

   一方で、これが一体いつまで続くんだろう、いつになったら普通に過ごせるのだろう、と、その、普通に過ごせるようになるまでの間をとても無駄なもったいない期間のように感じ、不安と焦燥感に駆られるのでした。

 

   頭痛の方はと言えば、こちらは腰痛と違って、だんだんと回復してくる、という風にはいきませんでした。頭痛を治すために、自分として何をしたらいいか分からない。とにかく肩や首に負担をかけないようにして過ごすしか、自分で出来ることは思いつかず。あとは治療をしてもらうしかない。

   7月下旬くらいから1ヶ月半くらい寝込んでいたし、体中の筋力も落ちてしまっているのも影響してるだろう、とか、考えていました。背筋や肩、首の筋力が落ちてるから、頭や首を支えられない。だから筋トレしてみよう、と、腕立てや背筋や首肩の筋トレをしてみたりして、すると翌朝に頭痛含め痛みが増してしまって後悔する、とか、なんだか悪循環なことを繰り返したりしていたと思います。

 

   メンタル的にも、当然よくありません。そもそも低調な心理状態の中で、このような不安にさらされますので、一時は開き直って前向きに考えたりするものの、やっぱりすぐに気持ちも落ち込んだり、不安が強くなったり、気力の低調な状態、無気力な状態が続くことも多く、考え込んでしまうようなことも多くなってしまっていました。

 

つづく。

   ぎっくり腰から1週間経過後、相変わらず状態は良くありませんでした。

   

   腰も痛いし、首も痛く、頭痛もする。頭痛のせいか、髪の毛もどんどん衰え、この1ヶ月でハゲが一気に進んだ気もする。まあとにかく一刻も早く、全てが治って欲しい。ずっとそう思っていました。

 

   腰については、ちょっと10分か20分ほど外を歩いてみては、少し歩きすぎて腰がまた痛くなったりしました。スマホやPCで様々な腰痛対策を調べました。整体等のいろんな治療者の方がネット上で、動画も含めて、ぎっくり腰後の体の動かし方などを載せています。その中の一つを選んでその体操をやってみたりしました。少しやり過ぎてまた痛めたり。。。

   また、ちょうどプロ野球の日本シリーズをやっている時期で、広島ファンの僕はずっとテレビを見ていたのですが、少し長く椅子に座ってみていると、また腰が痛くなってきて横にならなければならない、みたいなことの繰り返しでした。

 

   頭痛についても同様にネットで検索したり、以前、整体でやってもらった頭がい骨のマッサージを自分でやってみた結果、翌朝に頭痛が悪化していたりしまして。。。

 

   とにかく何もかも一日でも早く、と、焦りに焦っていました。

   一向に改善がみられない腰痛や頭痛が、いつ治るかも分からない不安。頭痛が、起きている間中ずっと続いていることの強い不快感は、本当につらいです。気分はブルー、とても低調です。健康であることのありがたみを日々痛感します。

 

   ぎっくり腰から10日ほど経って、ようやく仰向けで寝ることが出来るようになりました。それまでは横向きです。仰向けだと、結構腰に負担がかかるようです。敷き布団も、少しふんわりしたものから、ぺたんこのせんべい布団に替えました。その方が腰に負担がかからないようです。

   腰痛っていうのは本当に気を遣いますね。ぎっくり腰になって初めて、世の中に山ほどいらっしゃる腰痛持ちの方の気持ちがよく分かりました。色んな行動が制限されます。

 

   Y鍼灸院に2,3日おきに通いながら、20分ほどの治療に1万円を払いつつ、それでも良くならないように感じるので、不安に思い、中国鍼のY鍼灸科にも、別の日に何度か通いました。

   さらに加えて、おじさんの鍼灸治療も再開しました。週1回程度。

 

   一時は、3カ所の鍼灸治療を並行的に受けていました。端から見ると、ちょっとおかしいと思われそうですが、本当に、下手な鉄砲も、的な感じで、どれかが、あるいは相乗効果として良くなればそれでいいと思ってました。とにかく少しでも早く治って欲しいという、その一心で。滑稽でもありますが、本人は、いたって本気です。

   もちろん経済的にもかなり負担となりますが、それでも早く治したい気持ちの方が勝りました。

 

   つづく。

   16年10/21(金)、Y鍼灸院に行ってきました。

 

   30分ほど問診。丁寧な会話のやり取り、患者思いの語り口はとてもうれしくありがたかった。整形外科等の病院とはえらい違いだ。

   治療がスタート。軽く触診し、後頭部、首、耳の横あたり、腰、お尻に鍼をし、お灸をしました。15分後、「今日はこれで終わりです」と。

   「えっ?」と一瞬思って。治療後はその時点での体の「状態」を詳しく説明してくれましたが、1回1万円の治療が15分?

 

   いや、ま、そりゃ、治療時間が値段に比例しているわけじゃないけど、同じ1万円のおじさんのところでも60分みっちりとやってくれたし、うーん、どうなんだろうか、と。なんだか疑心暗鬼な気がしてきます。単純ですね。

   おじさんの治療でも,1回目は直後に効果を感じたのですが、今回は特に感じず。

   なんだか、不安は増しましたが、まあ少し通って様子を見るしか仕方ないなあ、と思いながら、これで1万円は高いなあ、とがっかりする自分がいるのでした。

 

   ところで、このころ、とてもイライラしていました。24時間続く、ぎっくり腰の痛み、背中、肩、首の痛み、頭痛。加えて、もともと寂しい髪の毛が、これらの症状によってさらに進行が早くなっている気がします。

   そして、家人に当たってしまいます。ぎっくり腰のため、何にも出来ない自分に、パンツや靴下をはかせることから、風呂上がりに拭いてもらうことから、あらゆる家事をやってもらっているにも関わらず、家人のちょっとした発言に、イラッとして言葉を荒げてしまう自分がいます。

   あとからは反省して本当に申し訳なく思うのですが、その時点ではどうしても止められません。

 

   また、この頃は感情の起伏が激しく、情緒がとても不安定でした。

   普段はそこまで笑わないようなバラエティ番組を見て、いつも以上に激しく笑ったり、逆に「哀」もひどくて、テレビドラマや新聞のエッセイなどで、ちょっとしたことで泣きそうになり、涙がじわっと出てきました。なぜかもの悲しくなってしまいます。

   ふと、父や母もいつかはなくなってしまうんだ、などと思って悲しくなってしまいます。

   ぎっくり腰発生後のこの1週間、眠りが浅く、長い長い夢を見て、目が覚めてもその夢をよく覚えていて、反すうしてはもの思いにふけっていましたね。

 

   そもそも、仕事のつらさと職場の人間関係によってうつ状態になり、半年前から休職していて、1ヶ月半も無気力で寝込んだ中でのこのぎっくり腰だったので、精神的にもまだまだ元気ではない状態が続いていたんだと思います。

 

   そんなこんなで、身体的にも精神的にも、仕事的にも人生的にも、本当にこの先どうなるか全く分からない状況の中にその時は居て、気力も上がらないし、強い不安も抱えているのでした。

 

   つづく。 

   ぎっくり腰発生から3日経過。朝起きても相変わらず腰の痛みは続きます。そして、忘れていましたが背中、首、肩、そして、メインの頭痛も続いています。

   多少体操みたいなことをしたり、部屋の中で立って少し歩いてみたりしますが、少し動くだけで腰に負担を感じ、痛みを感じ、すぐに横になります。その繰り返し。本当に、何にも出来ない状態。

 

   前日のY鍼灸科で、「治らなかったら明日来て下さい」と言われていたので、夕方にまた行ってきました。前日ほどではありませんが、やっぱりかなり痛かったです。この日も夕食を食べ、

指示通りに針灸治療から2時間後に風呂に入り、22時頃に布団に入りました。

   でもやっぱり腰が痛くなってきて同じ格好ではいてられず、眠れません。ストレスがたまります。ネットなどで調べて、横向きで膝の間に枕を挟んで寝ているのですが、それでも同じ体勢をずっと続けるのがやっぱり負担がかかるのか、痛みがじわじわと強くなってきます。

 

   ぎっくり腰になってから、とにかくやたらとスマホでネット検索します。

   何をすれば早く治るのか、どう寝て、どう椅子に座ればいいのか、どんな体操が、どんな動かし方がいいのか、どんな治療器具が効果があるのか、などなど。とにかく一日でも早く良くなりたい、その思いであれこれと。ずーっとスマホとにらめっこです。

 

   翌日もあまり変わらず。腰も首も頭も痛い。少し体操をしたり、瞑想をしてみたりして過ごします。本当に何もできない。ただ単に生きているという活動以外何にも出来ないというのは、なんだか日々を無駄に過ごしている感があり、もったいないという思いをとても強く感じます。とにかくストレスがたまります。

   日々を、何の問題もなく健康に過ごせるということがいかにありがたいことなのかということを、情けないことにこのような状態になって初めて痛感しました。

 

   夕方、少し外に出て歩いてみました。歩いて3分の駅まで。少し坂になっているその道をゆっくり往復してきましたが、たったそれだけでも、帰ってからやっぱり腰が痛くなってきて、部屋でまた寝転びます。

 

   さらに翌日。朝方から腰、首、頭が痛くて、目が覚めてから寝てられません。朝食を食べて、その後はPCでネットでなんやかやとやっていましたが、椅子に座っているのも、同じ姿勢をずっと続けているとどんどんと腰に負担がかかってきて痛みが出てきます。痛くなって横になります。背中、肩にも痛みが続きます。

   なんとかならないものか。思いつくのは、病院ではなくて整体か鍼灸治療。ネットで色々検索しました。家から比較的近いところで探すと、いくつか出てきます。選ぶ判断基準として、頼りに出来るのは鍼灸院のサイトの情報と口コミのみです。しかも口コミなどは、そんな悪い口コミなどはあるものではありません。結局は、実際に行って受けてみないと分からない。治療施設選びは結局、「よさそうやな」という勘だけですね。

 

   そんな中で、家の近所にあるY鍼灸院を選びました。「全国から患者が来ている」、「様々な症状を治している」みたいなところに惹かれ。ただ、治療費が、なんと1万円。

   うーん、普通1万円だと尻込みするのですが、また実際その時も尻込みしたのですが、安かろう悪かろうの治療院に行って結局治らない、というよりも、高くても早く治ってくれれば安いもの、と判断し、そこに決めました。

 

   そうそう、ぎっくり腰になる前に行っていた、おじさんの鍼灸治療は、電車に乗って行かないといけないため、今の状態では歩いたり、駅で階段を上ったり、電車で立ちっぱなしでいないといけなかったり、ということがとても出来る状態ではなかったので、少なくとも今の段階では選択肢から外れました。まあそこも1万円なのですが。

 

   そうして、ぎっくり腰発生から6日後の16年10/21(金)、Y鍼灸院に行ってきました。

 

   つづく。