16年10/17(月)の朝、タクシーで整形外科に向かいました。

   近所の、少し坂を上ったところにある総合病院の整形外科。その病院に行くのは初めてでした。総合病院だけに院内が広く、受付から整形外科の診察室までは遠く、ストレッチャーに乗せてもらって移動。なんだか大げさな気もしますが、そうも言ってられず。

 

   初診の外来なので予約はなく、診察まで1.5時間程度待ちました。ストレッチャーに寝転んだまま、予備の部屋で待ちました。診察後、CTを撮ってから再度診察。

 

   結果、「ぎっくり腰」。

 

   ひどさの程度はあるでしょうが、典型的なんでしょうね。その日の朝方まで、痛みが増すように感じ、スマホで色々検索していると、ぎっくり腰ではない色んなケガ名が出てきたりして、「ぎっくり腰ではない、もっとひどいケガだったらどうしよう」と、不安と恐怖にさいなまれていましたので、ぎっくり腰と診断されたことに、痛みの中ながら本当にほっとしました。

 

   整形外科の先生は30歳くらいの若い先生。とても淡々と説明を進めます。

   やる処置は決まっているようで、痛み止めの注射を打ち、コルセットを巻き、冷やすための湿布と痛み止めの薬を出してもらい、帰宅しました。薬局に薬を取りに行ってもらうのも、もちろん家人にお願いして。

   まあでも整形外科だとそこまでなんですね、治療としては。何か積極的に、治るような処置をしてくれるでもなく、あくまで体が自然に治ってくるのを待つしかないということなんでしょう。

 

   午後2時頃には家に帰ったでしょうか。引き続き、ほとんど歩いたりは出来ない状態。加えて、続く強い痛み。

 

   早く治したいとの一心で、その夕方、鍼灸院に行くことにしました。

   というのが、今朝ほど乗せてもらったタクシーの運転手さんが「私もぎっくり腰したことありまして。そこの駅のすぐ近くのY鍼灸科は結構評判がいいらしいですよ」と言われたのが耳に残っており。

   電話をしてみると、「ぎっくり腰なら1,2回施術を受けたらかなり歩けるようになるよ」とも言われ、早く治したい気持ちが強くなり、行くことを決断。17時に予約し、鍼灸院に向かいました。

 

   普通に歩けば5分ほどのところを、コルセットを巻き、家人の肩を持ってよちよちと歩き、20分ほどかかりました。端で見ている人はなんだか怪しく思うかも知れません。ぎっくり腰にもなってみないと分からないもんですね。

   鍼灸院の先生は中国人のようでした。その鍼灸院は中国鍼の鍼灸院でした。

   その頃は東洋医学のこともほとんど知らず、中国の鍼灸と日本の鍼灸がどう違うのかも全く知らない状態でしたが、そんなことはどうでもよく。

   ご高齢の先生でした。その娘さんも鍼灸師のようで、ご一緒にされているようです。

 

   施術を受けるためには、ベッドに横たわらなければなりません。その動作だけでも一苦労です。死ぬ気で横渡ります。

 

   で、この鍼がめっっっちゃくちゃ痛かったです。足の方から背中の方まで、かなりたくさんの鍼を次から次へと刺していきます。しかも中国鍼なので、鍼が結構太めです。腰のところが特に激しく痛く。

   「ぐわああっっっ!!ぐわああっっ!」と、鍼を刺される度に、院内に響き渡るようにうめき声が出てしまいます。

   しかも、針を一通り刺し終わった後、先生が、刺している針の上の部分を指でピンピンピンッ、と触っていきます。その度にまた激痛が走りまして。

   少し時間をおいて、またもう一通り、ピンピンピンッと触って。また激痛が。。。

   脂汗が体中から吹き出しました。

 

   45分ほどの施術。不思議なことに、施術後はもちろんそおっとですが少し歩けるようになりました。コルセットもなしで。すごいもんですね、中国鍼、鍼灸。鍼灸院に来るまでのよたよた歩きとは大きく違いました。

 

   帰って夕食。その後、鍼灸院の先生の指示に従って、施術から2時間後に風呂に入りました。その後、ほどなくして21時頃に布団に入りましたが、なにやらその時点から足や腰がぴりっぴりっとし始めていて、「これ、大丈夫かな?」と思ってました。

   すると夜中、背中から腰、下半身にかけてがとても熱くなっていて。翌日先生に聞くと、「血が巡っているからだ」とのこと。どんな寝相と取っていても腰がどんどん痛くなってきて、その夜もなかなか眠れませんでした。

 

つづく。

   腰の激痛が起きた日の昼。昼食には、起き上がることが出来ず、家人におにぎりを作ってもらい、布団に寝転びながら食べました。

   昼食後もずっと布団に横になったまま。痛みはずっと続きます。

 

   夕食も、椅子に座ることが出来ず、食卓テーブルの前で、膝立ちで立ったままで喫食。その状態でもだんだんと腰に違和感を感じ、しんどくなってきて10分ももたず。。。また、首を下方に向けるだけでも腰に負担を感じるため、食べ物を口に運ぶ時にも下を向けず、顔を正面に向け、食べ物をボロボロとこぼしながら食べました。

 

   こんな状態だけに、風呂に入ることもあきらめました。基本的に毎日風呂に入らないと気が済まない質なのですが、なんとか頭だけでも洗いたい、と、家人に手伝ってもらいながら、四つん這いで頭だけ風呂場に突っ込んで、シャワーを使ってなんとかかんとか洗い。。。

 

   起きていても仕方がないので、9時ぐらいから寝始めましたが、痛みと違和感でとてもではないけど眠ることが出来ず、とても浅い眠りの中、夜中に断続的に何回も何回も目が覚めました。そんな状態なので、何回も何回も色んな夢を見ました。長い長い夢を。

   仰向けで寝ている状態だと、腰がぐーっと痛みがどんどん強くなってきて、眠っていられません。寝返りを打つにも、そーーーーっと。気軽にひょいひょいと寝返りを打てません。

   痛みを感じない姿勢が全くなく、本当につらい。。。

   後日にネットで色々と調べてみると、どうも仰向けは腰に負担がかかるようで。横を向いて、膝の間に枕を挟んで腰への負担をかかりにくくし、寝転んでいるのがいいようです。

 

   そんなこんなで腰の激痛から24時間が過ぎ、翌日。この日も立って歩いたりすることは出来ず、食事以外はずっと布団に横になっていました。ハイハイが出来るのみ。トイレと食事をなんとかかんとか。一日中、何をやっていたのかはっきり覚えていません。

   ただ、頭だけは前日と同様にして洗いました。四つん這いで頭だけ風呂場に突っ込んで、家人に手伝ってもらい。なんとも、情けない。

 

   この日の夜、痛みが一向に引かず、むしろ増しているんじゃないかとの感じから不安が募り、どうしようと考えた末、医者の友人に電話しました。

   その友人は内科系の科が専門なのですが、彼以外に医者を知らず。さらにはその時点でアメリカに留学しており、「腰痛なんかでわざわざアメリカまで電話するか?」、と迷いましたが不安感には勝てず。

   ちょうど半日ぐらいの時差があり、また現地も日曜だったので、思い切って電話してみました。突然の電話に驚いてましたが、小一時間くらい、話しました。こちらの症状を詳しく話し、夜中の1時頃だったかと思いますが、今からでも救急の病院行った方がいいんじゃないか、との話も出ましたが、まあ結局は翌朝に病院に行くことにしました。

 

   そういえばこの前日、腰痛になった日の夜中に不安になり、相談できるところがないか探し、まずは自動車保険に付帯されているメディカルサポートに電話してみましたが、結局は「病院で見てもらって下さい」と言うだけ。また市の相談窓口にも電話してみたが、救急病院を紹介してくれただけ。がっかりしました。まあ確かに、電話で腰痛の症状を詳しく述べたところで、相手方は診察が出来るわけでもなく、アドバイスもあまりやりようがないということなんでしょう。

 

   とにもかくにも、腰痛発生から丸2日立った16年110/17(月)の朝、病院に行くことにしました。

   医者の友人から、整形外科がいいんじゃないかということで、ネットで検索してひとつの総合病院に決め、そこの整形外科に行くことにしました。

 

   行くにしても、救急車を呼ぶか、自力でタクシーで行くか、迷いました。というのが、僕の住む家は3階建てマンションの3階。エレベーターもなく、1階まで階段を歩いて降りなければなりません。この2日間、ハイハイしか出来ない状態で、2日目の夜に、恐る恐る、なんとかかんとか立ってみただけ。歩くことは出来ず。こんな状態で、果たして2階分の階段を降りられるのか?全く、エレベーターのないマンションが、突如として陸の孤島と化しました。救急車だと、行きたい病院を指定しても、受け入れがされないと他の病院に回されることになるようで、迷いに迷って、タクシーで行くことにしました。

 

   タクシーなど、普段使うこともなく、まして時間を予約して家まで呼ぶなどしたことがないので、これまたネットで検索してタクシー会社に電話。予約となると、やっぱり有料のようです。

   8:15にマンション前までということで予約し、その時間に間に合うよう、時間に余裕を持って家を出ます。なんとかかんとか靴を履き、玄関を出て、そーーーーっと、そーーーーっと、一歩ずつ歩きます。手すりに掴まりながら、片足ずつ階段を降りていきます。1階までがなんと遠いことか。5分くらいかかりました。

   タクシーに乗り込むのも一苦労。なんせかがんだりすることが出来ず、どんな体勢が激痛が走るのかも分からないまま、なんか体を折り曲げて後部座席に座りました。運転手さんにも気を遣ってもらいました。歩くと15分ほどの総合病院へ向かいました。

 

つづく。

   忘れもしない、16年10/15(土)。

   この日は朝7時頃に起きて、8時半頃には、通院中の心療内科に向かおうと思っていました。

   朝ご飯を食べた後に歯を磨き、顔を洗ってタオルで顔を拭こうとして、柔軟体操も兼ねて、タオルを顔に当てたまま、立った状態で前屈みに、ぐっと上体を倒した瞬間、

 

   「あっ!」

 

   腰に、これまで経験したことのない激痛が。

 

   「あっ。あっ。あっ。」

 

   激痛のため、そのままその場所に、へなへなへな、とへたり込んで、そこからしばらく動けず。

   脂汗が全身から吹き出て。そこから、敷きっぱなしの布団に移動。たった2メートル先なのに、四つん這いで、亀の歩みで、必死で這って何とかたどり着きました。そのまま倒れるように横になり。

   横になっていても痛みがずっと続き、どんな体勢になっても痛みが和らぐことがなく。

 

   こんな状態は生まれて初めてなので、これがぎっくり腰なのか、あるいはまた違う種類のものなのか、また、ぎっくり腰であるならどの程度のひどさなのか、全く分からない。分からないことから来る不安感と恐怖感。常に続く痛み。最悪の状況この上なく。

   布団に転がりながら、うんうんうなっていました。

 

   朝食後なので、1時間もすれば、「もよおして」きます。トイレです。幸い、「小さい方」です。

   布団からトイレまでは、一部屋またいで4メートル。

   痛みの中、横になった姿勢から体を起こすだけで一苦労。死ぬ気で体を起こして四つん這いに。そのままトイレへ向かって一歩ずつ進みますが、一歩一歩がこれまた死ぬ気です。ゆっくり、ゆっくり。

   で、こんな状態だと、パンツを下ろさないと「小」ができません。しかし、両足だけで立つことなどとても出来ず、四つん這いの状態をやめられません。

   結局、家人にパンツを下ろしてもらわざるを得ず。。。これが一人暮らしだったらと思うとぞっとします。

   

   ようやくトイレにたどり着きました。我が家は洋式です。今の体勢は四つん這いです。

   「さて、どうやってやろう。。。」

   普通に二足では立てません。かといって、便器に普通に座るためには、便器より上に腰を上げて、かつ、体を反転させなければなりません。反転だけでも気の遠くなるような動きです。

   四つん這いの状態で、目線から上に、洋式便器が立ちはだかっています。

   「小」をするためには、とにかく便器より上に「出口」を持って行かなければなりません。

 

   どうやったか。

 

   恐怖の中、両手で便器を伝って、恐る恐る、ゆっくりゆっくり上体を上げていき。なんとかかんとか「出口」を便器の内側まで持って行きました。

 

   そして、排泄。

   

    どこに出てしまおうが、「出口」に手を添えることも出来ません。両手は必死で便器をつかんだままです。

 

    出し切った後、また恐る恐る上体を下ろしていって四つん這いに戻ります。水を流すことも家人に頼ります。

   上はTシャツに、下は何も着けていない、なんとも情けない状態です。

   トイレを出て、布団に戻る途中で、四つん這いのまま、また家人にパンツをはかせてもらいます。片膝ずつ上げることで精一杯。そのまま四つん這いで進んで布団までたどり着き、倒れ込むように布団に転がりました。

 

   トイレ一つ、こんなに苦労する。家人がいないとトイレも行けない。

   普段何気なくやっていたことが出来なくなる。本当に、体が健康な状態であることが、なんとありがたいことなのかということを、人はこうやって自分が体験しなければ実感できないものなんでしょうか。少なくとも僕は、ですが。

 

   この日、幸いにも「大きい方」は、もよおさなかったが、本当に良かった。絶対、「大」は出来ない。普通に便器に座れない。腰を浮かせてお尻を拭く、なんてことも無理。少なくともこの日は。

 

   こうして、横になったままその日の午前中を、激痛とともに過ごしました。

   

つづく。

   初めておじさんの鍼灸を受けた3日後の16年10/12(水)、11:00からの2回目の治療を受けに鍼灸院に向かいました。

   おじさんは2カ所で鍼灸院をやっていて、初回は家から東へ30分、今回は西の方へ30分ほどのところ。初回の院と同様、マンションの一室で、看板も何もなく。

 

   治療を始めてすぐ、僕の体を触って、「こらあかんで。前回より悪なっとる。首の骨格もぐしゃぐしゃ、腰の骨もしっかりしてない。体全体の気も通ってない。状態が悪すぎる。これは首だけの問題やないで」と。

   それを聞いて、「えーーー。なんでなん?この3日間、何も悪いことしてないのに」と、また不安に。。。

   ただ、確かに、休職して約半年。2ヶ月前には気持ちの落ち込みから1ヶ月半くらい寝込んでいたので、普通に動けるといっても気力が十分でないのは確か。

 

  本来は1時間のところ、少し長く治療をしてもらいました。

 

   「体の中に気を通して、気力を上げるようにせなあかんで。とにかく姿勢を正しくして。(お尻のところの)仙骨をしっかり立てて座って、目線もまっすぐ前で。2,3回でだいたいは治るはずやけど、これはちょっとかかるかもなあ。瞑想でもやったらどうや。呼吸が浅いし、胸に息がしっかり入ってないで」と。

 

   こらあかん。

 

   前回と違い、今回は治療を受けても、頭痛や、背中、肩、首の痛みはほとんど改善を感じず。2,3回で治る、と言われて期待してただけにとてもショック。

   これは資格の勉強どころちゃうで。とにかく、まずはしっかり体を治すことが大事や。ということで、勉強は一旦止め、まずは体の回復を目指そうと。

   7月下旬から1ヶ月半ほど寝込んだため、とにかく運動不足なんや。まずはしっかり体を動かすことから始めよう、と思い、しっかり歩くことにしました。

 

   10月の気温の中、治療の翌日と翌々日、午前中に歩きました。それまでは40分くらいでしたが、しっかり歩こうということで、家から山の手の方へ坂を上っていき、そこにある大学の構内外を、普通に歩くよりも少し早いペースで、1時間半ほど。

   大学は後期の授業が始まっており、学生も多く歩き、学舎横から見える教室では授業の風景が。中年のおっさんが平日の昼間から大学内を歩いてるわけですよ。まああんまり気にしないようにしましたけど。

   「とにかく一日でも早く体を回復させ、勉強を始めなければ、来年7月の司法書士試験に間に合わない」。

 

   めっちゃあせってました。

   あ、日記を確認すると、治療の翌日は午前だけでなく午後にも1時間強、歩いたようです。

   あせってますね~。

 

   ひと月か、まあふた月もあれば体も治るやろ。

 

   そう思っていた矢先、「しっかり歩き」を始めて3日目の16年10/15(土)、思いもよらない悲劇が。。。

 

   つづく。

   16年10/9(日)。午後に、電車に乗っておじさんの鍼灸院に行きました。

   おじさんといっても実際に会った記憶はなく、初対面です。父方の親戚にあたるおじさん。昔は会社員として働いていたが、全盲となり、鍼灸の道へ。歯に衣着せぬ、はっきりとした物言いの方でした。

 

   頭痛や背中、肩、首の痛み、腰の痛みなどの症状を説明し、鍼灸の治療を受けました。首や肩などを触り、「こらあかんで。首の骨とか、腰の骨とかがぐしゃぐしゃになっとるで。ゆがみまくってる」。

   その一言で不安がMAXに。そ、そこまでひどいのか。。。

   後から振り返ると、その言葉はそのおじさん独特の、あまり良くない状態を表す一つの表現に過ぎなかったのですが、そのときはすっかり真に受けて「これは治るもんなんだろうか」と落ち込みました。

   

   「呼吸が浅いな。呼吸をもっと大きくせな。気が沈んどる。脈も良くない」などと言われ、1時間ほど鍼灸治療を受けました。

   おじさんの鍼灸は、1本の鍼を使って全身のあちこちを刺しては抜いていく、という手法のものでした。誰かに習ったのでもなく、独学で学んだと言っていたのも驚きでした。あまり鍼灸の業界とも関わっていない、一匹狼的な鍼灸師のようです。HPなどもなく、完全に口コミでやっており、それでも人づてに評判を呼んでいるようで予約は結構先まで詰まっています。

   鍼灸院と言っても、マンションの一室を借りて使っていて看板などはありません。

 

   「父さんは元気か?」「母さんは元気か?」「おばあちゃんは?」など、家族の話などもしながら一時間が経過。

   「今日はあんまり酒飲まんようにな。ゆっくりして」と言われ、1万円を払い、次回の予約を3日後にして、そのマンションを出ました。肩や首は少しスッキリしたような感じはしましたが、頭痛と左腰の痛みなどはあまり変わらずという状態のまま、リュックを背負い、夕方に帰路につきました。

 

   翌日。体の状態はあまり変わらず。ほとんど資格勉強が出来ない状態が引き続き続きました。

   どうしたらいいのか分からず、その夜は、昔にどこかの病院で処方されていたロキソニンを飲んでみました。

   するとその翌日は頭痛はだいぶましになった気がしました。「よかった」とは思いながらも、背中、肩、首、腰などの痛みはそれほど良くならず、なんとなくしんどい状態が続いていました。

   とにかく、なんでこれらの痛みが起こっているのか、その原因を頭の中でずっと考える状態が続き、「座っている時の姿勢が悪すぎるからなんだろうか」としかその時は思えず、ネットで姿勢矯正グッズなどを調べまくりました。

   世の中には体の痛みに悩まされている人がとても多く、様々な姿勢矯正グッズや整体グッズなどがありました。それらをずーっと見ていると、それらを買って使えば、また以前のように健康な状態に戻れるような気がしてきて、わらにもすがる思いで、思わずあれもこれも買ってしまいそうになりましたが、その時はなんとか思いとどまりました。

 

   この頃は本当に、自分がなぜそんな状態になっているのか、分かっていなかったですね。とにもかくにも、姿勢をちゃんとして、骨格、筋肉にへんな負担をかけないようにしなければ、ばかり思っていました。間違いではありませんが、十分でもなく。もっと大きな要因に気づくまでに、ここからあと半年も要することになるとは、この時は全く思っていませんでした。

   また、ここからあと数日後に悲劇が起ころうとは、全く予想だにしませんでした。

 

   つづく。