(昨日終値1万3388円、シカゴ日経平均先物 1万3330円)
シリア情勢の緊迫化の後退を主な理由として上昇した木曜日の海外市場でしたが、
その流れのままアジア時間帯も引き継がれ、また円安も伴ったことから全体的に
買い優勢の寄り付き前の注文状況。外資系証券の注文状況も買い越しの状態
でした。
寄り付き前の注文状況のそのままに、前日終値比113円で開始され、一時は156
円高の1万3615円まで上昇する場面もあり、8月のSQ値の奪還が視野に入った
かと思われました。しかし、買い一巡後は月末のウィンドウドレッシングという
よりも、シリア情勢の不透明感や、米国が月曜日に休場という事もあり、週末を
またぐポジション取りが敬遠され徐々に上げ幅を縮小し、前日比マイナス圏に
突入しました。
アジア新興国の株式市場は前日比マイナスで始まったところも、上昇するなど
し安心感が拡がるかと思われましたが、昨日はこれら新興諸国の堅調さは関係なく、
また円高も伴ったことから、日経平均はマイナス圏のまま下値探りの展開と
なりました。
その後は為替の動きに併せるように、日経平均株価は上下することもありました
が、基本的には1万3400円を中心にもみ合う展開となって引けを迎えました。
終値は前日比70円安の1万3388円、売買高は22億2070万株、また売買代金
は1兆9703億円となり、売買代金は再び2兆円に届かず、これで15日営業日
連続の2兆円割れを記録したことになります。
シリア情勢をその第一理由として下げた金曜日ですが、個人的には月曜日は
米国がレイバーデーで休場となり、イベント盛りだくさんの9月に突入すること
からリスクオフの観点から下落をしたと考えています。米10年債利回りが低下
したことがそれを証明しているのではないでしょうか。
この週末に何があるかはわかりませんが、月曜日はイベントを控えリスク
回避の動きには変わりなく、下値試しの展開となり1万3300円割れを試す
のでは考えています。
<来週の動きの妄想>
米国休日明け後は夏休み明けの市場参加者の多くが市場に戻ってくると考え
られます。月曜日は下値試しとなりますが、火曜日からは市場関係者が増える
ことで、ボリュームが回復し、押し目買いから上昇。ただし、週末の雇用統計前に
ポジション調整で下落。これが私の現時点での来週の動きの妄想です。
<テクニカルの視点>
金曜日の上昇も再び5日移動平均線で跳ね返されたことから、まずはこれが
上値のメドとなります。その次はボリンジャーバンドの-1σにあたる1万3423円、
その上では一目均衡表の転換線にあたる1万3500円となります。
下値メドと意識されるのは8月22日の安値である1万3238円、その下では
ボリンジャーバンド-2σにあたる1万3118円となります、
<本日の相場格言>
お金を愛するだけではお金持ちになれない。
お金があなたを愛さなければならない。
(ユダヤの格言)
<月曜日の易経>
かのと ひつじ = ガラガラ落ちる
昨日のお告げは「乱高下注意」。
昨日の日経平均の値幅は280円でした。8月の日々の値動き幅の平均は
249.70円ですので、8月の平均よりも動き幅の大きい日となりました。
ただし、値幅こそ平均以上ですが、乱高下したかというと微妙。
よって、昨日のお告げは「×」といたします。
(易経通算成績表23勝16敗7引き分け)
★□月曜日の経済指標□★
日本時間10:30 豪7月住宅建設許可(+4%)
日本時間10:45 中国8月HSBC製造業PMI・確定値(50.2)
日本時間16:55 独8月製造業PMI・確報値(52)
日本時間17:00 ユーロ圏8月製造業PMI・確報値(51.30)
日本時間17:30 英8月製造業PMI(55)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米国休場(レイバーデー)

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