NYダウ -30.64 NASDAQ -30.43 英 -70.12 仏 -52.57
独 -91.40 伊 -222.94 スペイン -141.60
ポルトガル -92.72
イギリス議会がシリアに対する軍事行動案を否決したことで、シリアへの即時
ミサイル攻撃観測は一層後退したものの、シリア情勢を背景に上昇していた
原油価格の下落の影響を受けて、石油関連株が下落を牽引したかたちです。
発表されたユーロ圏7月の失業率はマーケットの予想通りの12.1%でしたが、
8月の経済信頼感及び、消費者信頼感指数は前月を上回るなど、最近は欧州経済
の回復を示す経済指標の発表が続いていますが、シリア情勢はヨーロッパ向けの
エネルギー供給問題に直接かかわる問題のため、経済指標の改善よりもこちらが
選考されてしまわざるを得ません。
市場参加者は攻撃が実際に実行に移されても、短期間で終了すると思っている
はずですし、マーケットにはこの攻撃と期間は既に取り込み済みと、個人的には
思っているのですが、それでも心理的負担になっているようで、頭の重たい展開が
続きます。
米国で発表された7月の個人所得及び個人消費は双方ともマーケット予想を下回り、
第2四半期GDPで見せた個人消費の底堅さが失われている可能性を示しています。
同日発表された8月シカゴ購買部協会景気指数は予想通り、また8月ミシガン大学
消費者信頼感指数・確定値は上方修正され、予想を上回る数値でしたがそれでも
4月の確定値以来の低水準のままでした。
金融緩和縮小の時期が探られている中、この悪い経済指標は米国株式市場にとって
フォローの風となりますが、これは9月見送り派にとっては朗報となりますが、
シリア情勢及びこの週末は3連休となることなどから、手控えムードは強く、
「何もしないのが一番」とばかり、ジリジリと下落をしての終了となりました。

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