米国債の金利上昇が続く | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場

NYダウ -70.73 NASDAQ -13.69 英 -34.26 仏 -39.91
独 -2565 伊 -434.52 スペイン -164.20
ポルトガル -56.62

~欧州~
ドイツ連銀の月報やイタリア連立政権への不安定化など、昨日はネガティブな
話題ばかりが目立ち、欧州各国の株式市場は下落。
年初来高値を更新していたイタリアはこれまでの反動もあり、G20内で一番の
下落となっています。

イタリアの騒ぎの下はベルルスコーニ前首相に端を発するものでした。皆さんも
ご存じの通りベルルスコーニ元首相は今月1日に脱税罪で禁固1年の有罪を
言い渡されています。この影響は軽微で順調に値を伸ばしていたのですが、昨日は
元首相が議員辞職を余儀なくされれば、元首相が率いる中道右派の自由国民党が
連立政管への支持を取り下げるとの報道が流れたことで、大幅下落となりました。
他の欧米諸国が金融緩和縮小を懸念してグズグズしている中、株式価格が上昇し
政治問題で下落するとは、いかにもイタリアらしい下落と言えます。

もう一つの下落要因である昨日発表されたドイツ連銀の月報。
この月報に於いて独連銀は、「ECBガイダンスでは利上げを排除しない。インフレ
圧力が出てきた場合は利上げの可能性がある」としました。
ECBの中でタカ派であるドイツ連銀の発言ですし、利上げをしなければならない
ほどインフレ圧力がない現況を考えると、将来へのアリバイ作りのような気が
しないでもありませんが、為替が素直にこれに反応しユーロ高となったことで、
足を引っ張られた感は無きしも非ずです。


~米国~
欧州株式市場が下落する中、前日比マイナスでの開始となりました。
昨日は主要経済指標の発表などの手がかり材料に欠け、また3日連続の下落と
なっていたことから、押し目買いから前日比プラスに転じる場面もありました。

しかし、水曜日に7月30~31日に開催されたFOMC議事要旨の公表を控え
ている事を口実に手控えムードは強く、米国10年債券の利回りがこの2年
鰤の高水準となる2.88%となったことで事が重石となり、じり安となって
引けました。
これで4日連続の下落となったわけですが、今年になって初めての出来事
となっています。



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