(昨日終値1万3758円、シカゴ日経平均先物 1万3585円)
米国の冴えない経済指標と国債利回りの上昇で、30ドルの下落をした金曜日の
NYダウ。米国債利回り上昇というあまり株式市場には有難くない環境下である
一方で、円相場は落ち着いておりどちらか一方方向への動意づけがしがたい
寄り付き前。
寄り付き前の注文状況もまちまちの状態で、外資系証券会社のそれも売りが
1170万株に対して買いが1240万株と、やや買い越しの状態となっていました。
寄り付き前に発表された日本の7月の貿易収支の赤字が1兆239億円と
前同月比93%の大幅増、赤字は13か月連続となりました。
この貿易収支を背景に円安に振れたことから、寄り付き後は円安を背景にした
買いが入りましたが、手がかり不足の上、チャートポイントとなった1万
3700円を超えきれずジワジワと下落。円相場もこの株式相場に引き摺られ円高と
なったことで下げ幅を拡大し、昨日の安値をなる1万3589円まで下落しました。
その後、金曜日に誤発注問題で揺れた上海株式市場が、前日比マイナスで寄り付く
も上昇したことを好感し、下落の動きを切り替えした後、前場は高値付近での引け
となりました。
材料不足と出来高が膨らまない中、後場に入ると他のアジア諸国株式市場が上昇を
したことが支援材料となり、前場よりも上げ幅をさらに拡大。先物にも買いが増え、
引けにかけて一段高となり、結局1万3758円の高値引けとなりました。
売買高は14億4356万株、売買代金は1兆2566億円と今年最低の水準を更新
しています。このボリュームでよく高値引けをしたなというのが、率直な感想
です。
本日も目立った材料のない中、海外の株式市場が下落をしていることなど
から、地合いは良くありません。最近のレンジである1万3500円~
1万3800を大きく逸脱する動きとなることはないと考えられます。
スタンスとしては押し目買いから下値警戒感を強くしたニュートラルに
変更いたします。米国債の金利が高くなっていることから、長期に持つと
いうよりも短期で回していく方がベターなのかなと思っています。少なくとも
これまでのような「目をつぶって買う」場面ではなくなっていることは確かです。
最近の重要ポイントとなっている1万3500円割れの際は、ゲットアウトを強く意識
したいと思っています。
円安だけがサポート要因しかないところがつらいところです。
<テクニカルからの視点>
5日、25日、75日の移動平均線及び、一目均衡表の雲下限を割り込むなどチャート
として形は良くありません。ただし、ストキャスティックス%Kが%Dを上抜け、
ゴールデンクロスになったことや、MACDがシグナルと急接近していることは
好材料と言えます。
上値メドとしては5日移動平均線がある1万3815円、雲下限となる1万3865円
があげられ、下値メドとしては1万3500円そしてベターボリンジャーバンドが
示す1万3445円となります。
<本日の易経>
つちのえ うま = 強気をとおせ
昨日のお告げは「売りは急ぐ」。
昨日の動きを見るとお告げの通りのトレードは完全に裏目に出てしまいます。
お告げは「×」なのは火を見るより明らかでありました。
(易経通算成績表18勝13敗6引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間10:30 豪準備銀行金融政策決定理事会議事録公表
日本時間18:00 ユーロ圏6月建設支出
日本時間21:30 米7月シカゴ連銀全米活動指数
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
第45回ASEAN経済相会合(~24日)
日本、40年国債入札(4000億円)
スペイン6か月・12か月物国債入札

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