NYダウ -25.50 NASDAQ +0.33 英 +22.99 仏 +39.66
独 +64.88 伊 +204.13 スペイン +118.80 ポルトガル +84.84
~欧州~
中国PMIは予想よりも悪く11か月振りの低水準となりましたが、同日発表
されたユーロ圏の総合PMIが前月の48.7から上昇し、約1年半ぶりに景気
拡大縮小の節目となる50を超えたと発表されました。中核国であるドイツの
及びフランスの製造業PMIは双方とも予想を上回るなど、ポジティブ・
サプライズとなり、各国の株式相場を押し上げています。また企業決算の
発表が上振れしたことも欧州の株式市場の上昇要因となっています。
昨日紹介したギリシャの救済融資の支払いが延期された件ですが、独財務省に
よると、
「ギリシャに対する緊縮要請措置22項目のうち21が確認され、要請
措置すべての実施確認は25日には完了する可能性がある」
としており、またダイセルブルーム・ユーログループ議長は
「ギリシャに対する融資支払に必要な手続きは来週29日までに完了すると認識
している」
と発言するなど、予想通りの展開です。ギリシャの話しはとりあえず、これで
1件落着ということとなりました。
~米国~
ユーロ圏総合PMIが良かったことや、前日引け後に発表されたアップルの好決算
を好感し、また増益決算を発表したボーイングやフォード等が買われて、高値で
開始となりました。
6月の新築1戸建て住宅販売は2008年5月以来約5年ぶりの高水準となる49.7
万戸と発表されました。市場予想は住宅ローン金利の上昇を加味して48.2万戸
としていましたから、昨日の大きな上振れはポジティブ・サプライズとなりました。
ダウは一時前日に付けた史上最高値の1万5604ドルに迫る場面もありましたが、
高値警戒感から利益確定の売りにより押し戻されての終了となっています。
企業決算発表真っ盛りの中、23日時点S&P500種に選ばれている会社のうち
66%が予想を上回る決算を発表しています。 先日書いたようにこれから発表
される企業決算の上振れはあまり期待できませんし、高値圏で推移をしている
ことから、利益確定の動きが出やすい状態だと思われます。
為替は次期FRB議長に前評判の高いイエレンFRB理事ではなく、クリントン
政権後半期に財務長官であったサマーズ氏が就任するのではとの噂がたち、
サマーズ氏がなると金融緩和縮小速度が加速するのではないかとの思惑から、
100円台に回復したとされています。

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