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米市場が独立記念日で休場の中、欧州中央銀行およびイングランド銀行
から政策金利が発表されました。
政策金利は市場の予想通り現時点の政策金利でしたが、その後の記者会見
の内容がインパクトのあるもので株式市場を押し上げました。
まずはイングランド銀行。今回の会合はカナダ中央銀行の総裁を務めていた
マーク・カーニー総裁がジョインしての初めての会合。ここのところ英国の
インフレ率は上昇しており、先月中旬に発表され5月の消費者物価指数は
4月の2.4%から加速し2.7%上昇となったことなどから(ちなみにユーロ圏
の最新となる6月のインフレ率は1.6%)金利の引き上げ間近との憶測も
あったのですが、昨日の記者会見で新総裁は「将来の政策金利の引き上げを
織り込むのは適切ではない」とし、当面は利上げを見込んでいないことを
示唆しました。
一方の欧州中央銀行の会合後に行われた記者会見でドラギ総裁は
「ECBは政策金利を長期間にわたり、現状かそれ以下の水準に留まる」
「必要な限り金融政策は緩和的にとどめる」
「最近の市場金利の引き締まりは成長に重石の可能性もある」
としました。
イングランド銀行と欧州中央銀行が揃って長期にわたる低金利政策を明示した
ことになりますが、今回はもう一つ足並みがそろったのは将来の金融政策指針
を示す「先取り指針」を導入したことです。正確にはイングランド銀行が先取り
指針を導入したわけではありませんが、早ければ来月にも金利に関するより
明確なガイダンスの提示に踏み切る可能性があることを示唆しているので、
ほぼ導入とみていいのではないでしょうか。
導入したからといって市場の憶測を完全に払しょくすることは、米国の状況を
考えるとできることではありませんが、憶測が憶測を呼んで市場が混乱する
ことは避けられるようになり市場には大きくプラスとなります。

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