欧州からはポジティブな便りが届きましたが、やっぱり米雇用統計を待ちたい | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万4000~1万4250円)
(昨日終値1万4018円、シカゴ日経平均先物 休場)

「閑散に売りなし」の格言が罫線と易経に勝った昨日でした。

半ドンで取引を終えたNY市場は前日比プラスで終了したものの、
為替がヨーロッパの政情不安及びエジプトのクーデター騒ぎで100円
を割り込んでしまったために、寄り付き前の注文状況は主力輸出企業
及び寄与度の高い銘柄であるファーストリテイリングとファナックが
売り優勢となりました。その一方で外国証券会社の注文は売りが
1240万株に対して買いが2210万株と外国人投資家は買い越しとなり、
金額ベースでも買い越し。

実際オープニングは幅広い銘柄に売りが入り前日比85円安となり
ポイントとなっている節目の1万4000円を割り込み、一目均衡表の
雲の下限の1万3874円をまずはトライするような、昨日私が予想した
下値試しの展開になるかと思われたのですが、幸いにも(?)
オープニング後から1㌦=99.60近辺から99.90近辺へ向けて円安の動き
となったことから下値試しの動きが切り返されました。その後再び為替が
オープニングのレベルまで円高となる場面もありましたが、昨日のNYの
動きが欧州の政情不安から起こった下げに反応するのではなく、良好な
経済指標に反応した動きになるなど、経済活動の質への転換しとも考え
られ、参院選後の日本経済の動きを見据えた押し目買いがでたことで、
市場は支えられました。

その後は米国が独立記念日で休場となることや、本日発表される雇用統計
を控えていることなどから手控えムードが市場を支配し、1万4000円を
割り込まないまでも、1万4000円の前半で小動きに終始をしたままでの
引けとなりました。昨日の終値は前日比36円安の1万4018円、
売買高は24億0047万株、売買代金は1兆9264億円。売買代金は再び
2兆円を割り込むなど、低商いとなっています。

さて、本日ですが欧州中央銀行やイングランド銀行が市場の予想通りに、
政策金利を据え置いたものの、イングランド銀行が早期の金利の引き上げ
を否定。またECBは長期にわたる低金利政策の維持の見通しを示した上に
追加利下げも示唆したことなどから、欧州株式市場が上昇をしている事は
日本株にとってはプラスとなります。
ただしなんといってもポイントは今晩発表の米国の雇用統計。雇用統計の
発表を前に一方的なポジション構築はしづらいものです。昨日同様に比較的
狭いレンジのなか底堅く推移をせざるを得ないと思われます。

<テクニカルの視点>
昨日の下落でも5日移動平均線(3日13779円)を割り込まずにサポート
され、今の相場の底堅さを示しています。またもう一つ移動平均線でいう
ならば6月3日以来初めて25日移動平均線が上昇していることも、
チャート的にはポジテイブな材料となっています。
上値のメドとしてはボリンジャーバンドの+2σが示す1万14139円、
そして3日に付けた1万4164円があげられ、下値メドとしては昨日同様
5日移動平均線がある1万3940円、ボリンジャーバンドの+1σのある
1万3708円となります。

<本日の易経>
みずのえ さる = 上下に小動き
昨日のお告げは「ガラガラ落ちる」でしたね。昨日の値幅は131円で
尚且つ安値引けをしていないことから、「ガラガラ落ちる」状態では
無かったため、昨日の成績は負けとします。また一昨日の『暴落予告』
は昨日暴落をしていませんので、引き分けから負けに変更とします。
(易経通算成績5勝3敗)


★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本外貨準備高
日本時間14:00 日本5月景気一致指数・速報値(96.20)
日本時間14:00 日本5月景気先行指数・速報値(101.20)
日本時間19:00 独5月製造業受注(+1.2%)
日本時間21:30 米6月非農業部門雇用者数(+16.5万人)
日本時間21:30 米6月失業率(7.5%)
日本時間21:30 米6月民間部門雇用者数(+17.5万人)
*カッコ内は全てマーケット予想

★☆イベント☆★
レーンEU副委員長講演(日本時間16:00)
クーレECB理事講演(日本時間18:45)



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