NYダウ -42.55 NASDAQ -1.09 英 -3.84 仏 -24.91
独 -73.15 伊 -93.86 スペイン -20.500
欧州株は良好な米国の経済指標を背景に、FRBによる早期緩和縮小
観測が台頭したことから反落をしましたが、ボリュームは低く、特記事項
はありません。
一方で米国株は1万5000ドルの攻防が続いています。
ここでしっかりとサポートされるようになると、再び史上最高値更新期待が
高まってくるのでしょうが、なかなかこの1万5千ドルはキープできません。
昨日米商務省から発表された5月米製造業新規受注が前月比+2.1%と
エコノミスト予想の+2.0%となったことや、最近の金利の上昇にも関わらず
6月の新車販売が好調であったことなどから、米国のしっかりとした景気
拡大が意識された事を背景、に米国株式市場は前日割り込んでしまった節目の
1万5000ドルを回復し、しばらくはこの節目の上で推移をしました。
しかし3日が米独立記念日を前に取引時間が半日になることや、休み明けに
控える米雇用統計の発表があることなどから、投資家たちが模様眺めを決め
込んだことから1万5千ドルを超えてからの盛り上げに欠けてしまい、反落
をしてしまいました。
NY連銀のダドリー総裁がワシントンで開かれた講演で、「FRBが当面、金融
緩和政策を継続する公算は大きい」「米景気回復のペースが大きく減速し始めた
場合、FRBは資産買い入れを拡大せざるを得なくなる可能性がある」と発言
をしましたが、これらの発言はこれまでの総裁の言葉を繰り返すもので、
新鮮味に欠けるためマーケットへの影響は極めて限定的なものでした。
既述のとおり4日には6月の米雇用統計が発表されるわけですが、来週8日
の取引終了後に発表される世界トップクラスのアルミ生産者であるアルコア社
の第2四半期の決算発表をキック・オフとして、各社が決算を発表してきます。
歳出削減および増税によって落ち込むと考えられた米第2四半期の経済は、
予想外なほど堅調に進んでいます。前にも書いたかもしれませんが、市場は
金融緩和縮小を既に取り込んでおり、実体経済に目は既に向いていると考えて
ゐます。来週からの企業決算発表は史上最高値を更新するレールに戻れるか
否かの動機付けになるもので、非常に注目をされます。

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