(昨日終値14055万円、シカゴ日経平均先物 1万4040円)
欧米の株式市場が下落をした一方で、為替が円安方向へ動くなど、日本株
にとっては再びニュートラルな風となりましたが、為替が約一か月振りに
100円台となったことが支援材料となり、寄り付き前の注文状況は主力
輸出株及び寄与度の高い銘柄が買い優勢。
寄り付き前の外国証券会社の注文状況は売りが1030万株に対して買いが
1720万株と一昨日と比較すると買い越し幅は縮小となっていました。
寄り付きは約1か月ぶりに1万4100円台を回復し、寄り付きから上値
試しとなり、一時1万4164円まで値を伸ばしました。しかし、5月23日に
つけた直近の高値15942円と、直近の安値である6月13日の1万2445円
の半値戻しとなる1万4193円をほぼ到達したことや、過去4日間で
約1265円上昇したことで行きすぎ感もあり、高値を付けた後は利益確定の
動きからそれ以上は値を伸ばすことなく、折り返しをして前日比マイナス
の動きとなりました。
折り返し後に再び上値を確かめる動きとなりましたが、円安の流れが一服
してしまったことや、他のアジア諸国の株式市場、特に上海市場が低調な
動きとなったことで再び反落をして前場は終了しました。
後場にはいると前場の終了時と比較して20銭円安となったことなどから、
自動車株等が買われて再び1万4100円台を回復。しかし、上昇局面では
きっちりと利益確定がでる動きが続き、また本日米国市場が休場となるなど
の要因もあり、追随の買いは現れず1万4100円台は維持できずに再び
折り返しをしてしまいました。この折り返し後は狭いレンジでの取引き
に終始をし、いつもは動く引け前10分間でもドラマはないまま引けを迎え、
結局前日比43円安の1万4055円が終値となっています。売買高は
28億1598万株、売買代金は2兆3216億円と再びボリュームは縮小をして
います。
昨晩エジプト及びポルトガルの政局不安から、リスク回避の円買いが
起こったため100円を割り込み、一㌦=99円25銭まで円高がすすみ、
その後100円オーバーを奪還した後また99円台と入っているなど円高
が進んでおり、また米国市場が休場であることを考えると、下値試し
の展開となることが予想されます。
<テクニカルの視点>
ローソク足の分析からすると、一昨日昨日の動きで「かぶせ線」が形成
されました。かぶせ線が意味するところは、強気で上げてきて、さらに
放れて始まったが、結局売り優勢で終了したことをしめし、「弱気」の
サインとなります。ただ、かぶせ方が深くないので、このかぶせ線自体は
非常に弱気のサインではありませんが、超短期でいえば4日間の上昇が
終了したことを告げるものとなったと考えています。
下値メドとしては前日終値比プラスとなった先月27日の安値と昨日の高値
の2分の一戻しとなる1万3519円、その前にボリンジャーバンドの+1σ
がある1万3670円が挙げられます。
上値は昨日もみ合った1万4100円となります。
<本日の易経>
かのと ひつじ = ガラガラ落ちる
昨日のお告げは「暴落予告」でしたね。前日終値より安くなったものの
終値では1万4千円をキープしています。判断はしかねるところ。
本日の動きで判断をしたいと思いますので、成績表は昨日のままとし、
取りあえず引き分けと分類します。
(易経通算成績5勝1敗 引き分け1)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本、対外及び対内証券売買契約等の状況
日本時間16:00 英国、Halifax住宅価格指数(前月比+0.4%)
日本時間20:00 英国、BOE公定歩合発表(0.5%)
日本時間20:45 欧州中央銀行公定歩合発表(0.5%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
黒田日銀総裁、日本銀行全国支店長会議挨拶要旨発表(日本時間09:30)
日本、30年国債入札(6千億円、日本時間12:45)
スペイン国債入札(日本時間17:30)
BOE資産購入枠発表(3750億ポンドに据え置き)
ドラギECB総裁記者会見(日本時間21:30)

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