日経平均株価予想レンジ(1万1450~1万1600円)
(昨日終値 1万1559円 シカゴ日経平均先物 1万1515円)
米国NYダウが、最高値まであと一歩と迫るなど、世界的な株高となり、
また円高が一服するなど強い追い風が吹いた後の日経平均の取引となりました。
正直これで上がらなければ、上がり目はないのではないかという雰囲気。
一昨日売られた主力輸出株や、指数寄与度の高い銘柄が買い優勢となってのスタートとなりました。
外国証券会社のオープニング前の注文状況は、売りが1770万株に対して、買いは1580万株とこちらは売り越し。また金額ベースでも売り越しとなっていました。
オープニングは前日比140円強プラスでのスタートとなり、その後も順調に上げ幅を伸ばす形となりました。テクニカル上でも割り込んでいた
5日移動平均線及びボリンジャーバンドの+1σを完全に回復し、市場に安心感が拡がったことも、昨日の上昇に寄与したものと考えています。
米国の強制歳出削減やイタリア政局の不安定さを抱え、外部要因には
不安が残りますが、それでも投資信託などがあり、先高観から先物に
買いが入ったことも、プラス要因となっています。
政府は日銀正副総裁の人事案を正式に提出し、人事案は事前報道通りでした。しかし、噂から現実となったことで、今後の金融緩和方向がこれで確実となり、心強いものとなります。
地価も上昇をしていることもあり、資産を持っている企業の株価が
上昇しているところが、昨日の上昇の中でのトッピックスでしょうか。
昨日は大きな下落もなく、終値は前日比+305円の1万1559円で終了。
売買代金は2兆1169億円、売買高も32億9163万株で、前日より双方ともに増加。市場のエネルギーも大きいものでした。
さて、本日。海外市場は相変わらず強く、底堅く推移をしており、
また円安でもあります。再び市場には追い風が吹いています。
再び上値試しの展開となることが予想されますが、週末要因やダウの
クローズでの急落もあり、上値を狙ってもどんどん上昇していくものにはならないと思います。
<テクニカル>
5日移動平均線、及びボリンジャーバンドの+1σを超えてから安定した
上昇をしており、次のアップサイドのターゲット価格は、ポイントが
重なる1万1630円近辺。ただし、1万1630円近辺はボリンジャーバンドの
+2σを超えているので、ここから上はとりあえず注意を要します。
中期的な観点からすると2007年3月の高値である1万8300円と2008年
10月の安値である6994円の半値戻しとなる1万2647円が上値のメドですが、こちらはあくまで中期的目標。
サポートは5日移動平均線と、+1σのレベル。昨日のクローズベースでは11460円近辺、その下では25日移動平均線の1万1192円となります。
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