昨日の世界の株式市場
NYダウ -20.88 NASDAQ -2.07 英 +34.93 仏 +31.51
独 +65.83 伊 +94・23 西 +93.60
ECBの市場への資金供給の継続発言をもとに欧州株価は続伸。
米NYダウは史上最高値まであと一歩まで迫るまで上昇するも、
強制歳出削減回避の動きは失敗に終わったことで、前日比マイナスで
終了しました。
~欧州~
この日ドラギECB総裁は27日遅く、ミュンヘンのイベントで、
ユーロ圏のインフレ率が2%を大幅に下回りそうな中では、
金融緩和の解除は非常に遠いと発言をしたことで、勇気づけられた
欧州株は上昇。
依然混迷しているイタリア政局ですが、イタリアの財務次官が
中道左派と中道右派による連立政権が「唯一可能な道」と発言
したことやなどから、再選挙の憶測が後退しています。
これは、イタリアの政治情勢の混迷の長期化を嫌うマーケットには
当然朗報であり、イタリアからの朗報はマーケットを支えてくれます。
連立政権でこれまで通り、歳出削減ができるのかは未知数ですが、
混迷を避けられるということが、オルタナティブな選択としては
ベストなものです。
昨日は気になるニュースが出ています。それは欧州議員と政府当局者が
バンカーの固定給の2倍を超えるボーナスを禁止する案で合意したと
伝えられています。
基本給を抑える分、儲けたらその分分配する,いわゆる出来高制を採用
している金融会社は多いのはご存じだと思います。今回合意した内容では、優秀なトレーダーを抱える会社の固定費が確実に高くなる一方で、
トレーダーのリターンの縮小を内包しますから、これは金融業界には
ある意味で死活問題となります。となると金融業で大きな収入を得ているイギリスにとっては非常に不利となる合意です。EU離脱に拍車が
かからなければよいのですが。
~米国~
これまで順風満帆の発表しかなかった米国の経済指標は、昨日はまばらなものでした。
新規失業保険申請件数が予想以上に減少したのはプラスだった一方、
GDPの改定値は速報値の-0.1%から+0.1%に上方修正されましたが、
市場予想に届かなかったのはマイナスです。
それでも、ダウは史上最高値にあと15ドルまで迫るまで上昇しましたが、その後更新する勢いをなくしたことから、利益確定の動きが顕在化し下落。また、強制歳出削減の代替え法案を採決に持ち込み為の動議が、上院で否決され、強制歳出削減のセーフティネットのないまま突入してしまったことで、クローズにかけて大幅に下落して終了しました。
歳出削減の実体経済へ与える影響は、2か月後と言われているとはいえ、
なるべく早く解決の為のスケジュールを建てなければなりません。
さて、本日大統領は議会指導者をホワイトハウスに招き、今後の
対策を協議することになっています。
皆さんのクリックをお待ちしてます!どうぞよろしく!
人気ブログランキングへ
