日経平均株価予想レンジ(1万1100~1万1275円)
(昨日終値 1万1307円 シカゴ日経平均先物 1万1220円)
為替次第の動きに変わりはありません。
NYダウが$35下落し、また円も落ち着いてきている中で、下値試し
になるのではないかと思った昨日。開始前に発表された第四四半期の
GDPは前期比‐0.1%と予想の+0.1%を下回るものでした。これで
3期連続の前期比マイナスを記録したことになり、日本はまだ
景気後退中であることが示されました。本来からすると「さらに売り」
なのでしょうが、補正予算が参議院で否決されるかもしれないと報道
ある中、3期連続での景気後退はこの動きに圧力をかけるもので、
株式市場への売り圧力はそれほどかからず、オープンをしても小動きに終始となりました。
昨日の外国証券会社の開始前の注文状況は売りが1970万株に対して、
買いが2680万株と、一昨日に比べると買い越し量は減少していました。
小動きで推移していたなか、10時過ぎに次期日銀総裁候補の一人ともくされる岩田一政・元日銀副総裁が物価安定目標である2%を達成するには円高是正が必要」「100円程度までの円安は均衡への回帰」など発言をし、これを手がかりとしてドル円が円安方向に振れたことで、日経平均は上昇し、一時は1万1300円半ばまで上昇をする場面もありました。しかしそれ以上は追随の買いはなく、また週末にG20 が控えているために、手控えムードがつよくなり、高値からは折り返しての終了です。
昨日の売買代金は2兆1344億円、また売買高は36億6397万株でした。
売買代金が2兆円を超える日が続いて居ますが、昨日お伝えしたとおり、日々売買代金は縮小をしており、これで5日連続の低下となりました。
本日は、海外市場が下落をしていること、また円高になるなど、トレードスタイルはリスク・オフとなっております。これは日本株にとっては向かい風の動きですから、引き続き下値トライということになるのではないでしょうか。
そうはいってもG20を控えているので、一気に1万1000円を割り込むことはないと思っています。
<テクニカル>
一昨日5日移動平均線を割り込んで終了しましたが、昨日の上昇で回復
し、またボリンジャーバンドの+1σをサポートラインとして意識する
動きになっているのはポジティブ。しかしここのところ、これらのレベル
を保つのに四苦八苦をしていることは明白で、これまでのような勢いが
失われていることを示します。
ファンダメンタルズからのサポートが大きく見込めない中、今後は
テクニカル・アプローチの売りに注意を要すると考えています。
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