何故FOMCが野心的か ~備忘録~ | 相場伯爵のブログ

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先日のFOMCで金融緩和について、これまでの時間軸から目標数値に

変更をしたことは皆さんもご存じの通りです。

今一度FOMCの声明を振り返ってみますと、


1)天候に関連した混乱はあったが、経済活動と雇用は緩やかなペースで

拡大をしている。しかし、雇用依然として高止まりをしたままである。


2FOMCは雇用の最大化と物価安定の促進を目指す。

十分な緩和がなければ、経済成長による労働市場の持続的な

改善を実現する強さにならない可能性を憂慮。


3)ツイオペ終了後、FOMCは長期財務省証券を当初月額450億ドル

購入する。政府機関債と不動産担保証券の償還資金を再投資することで、

長期金利の低金利を維持し、住宅市場を下支えする。


4)労働市場の見通しが著しく改善せず、物価が安定している間は財務省証券

MBSを購入する。雇用最大化と物価安定に向けた継続的進展を支えるため、

少なくとも失業率が6.5%を上回る水準にとどまると同時に、向こう12

のインフレ見通しが長期目標である2%を0.5%超上回らず(つまり2.5%)

長期インフレ期待が十分抑制されている限りフェデラルファンドレートを

00.25%にする。

ということでしょうか。


繰り返しになりますがポイントは数値目標をあげたことです。失業率が6.5

としましたがこれがなかなか野心的であります。


CNNに具体的な数値が出ていましたから、ご紹介しますと。

11月の失業率は7.7%でこれを一気に6.5%とするためには190万人分の

雇用を創出しなければならない。

だいたい月々の平均雇用創出が15万人ですので、

人口増加を考慮しなければこのペースで継続しても

1年以上はまずかかることになる。

人口増加のペースを考慮し、1年で数値目標に到達するためには320万人分が必要で、毎月26.7万人の雇用が必要です。

これを2014年待つまでにすると500万人分の雇用の創出と毎月20万人になります。

毎月15万人分しか創出できなければ、低金利は2018年まで継続する必要があるそうです。


2007年の失業率は5%。このままでいくと2025年までには5%には届かないとの

試算となります。


技術革新によって効率化が高まり人が介する仕事が減少していることは皆さんも感づいていらっしゃることでしょう。


失業率6.5%は人口が増加し続け、技術革新を続けているアメリカにとっては野心的なんです。




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