株は上昇、スペインの国債利回りも上昇 | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株価
NYダウ +34.66 NASDAQ +23.30 英 +28.42 仏 +28.24 独 +73.97 伊 +72.10 西 +41.40


昨日は世界的に株価が上昇する一方でいいニュースは出てきていない。
例えばこれまで順調であった米住宅市場。価格は7.9%上昇をしたものの6月の中古住宅販売がマイナス5.4%と8か月ぶりの低水準となっています。


またヨーロッパではスペインの10年債利回りは再び危険水域の7%に入っています。スペインの中期国債の入札が行われ、目標調達額に達するものの利回りは前回よりも上昇し、また応札倍率は低下をしていることを考えると、「何とか調達できた」というのが実情かと思われます。


一方同日に行われたフランスの国債入札での利回りは低下しています。本日ユーロ圏財務相はスペインの銀行支援を最終承認する見込みですが、昨日の入札の結果はすでに市場が「次ぎの要求探し」をしていること示唆していると考えています。


悪い第二四半期の企業業績を市場は想定をしていましたから、発表されている業績はまさにポジティブ・サプライズではあります。非常に不安な状況でのポジティブ・サプライズでありますので、最近の上昇を受けても「リスク・オン」というよりは保有玉の整理にとどまっていると思っています。


日経平均予想レンジ8775~8875
昨日25日の移動平均線を取り上げました。一旦そのレベルである8820を超える場面が何度もありましたが、結局は終値で超えきれませんでしたね。昨日の買いはヘッジファンドのショートカバー(売りポジションの巻き戻し)であるといわれています。ショートカバーであるならばその行為が一巡すれば買いは収まります。また売買代金が8742億円だったそうで、年初や6月のラリーの際は連日1兆円を超えていましたから、まさに夏枯れ状態です。

今日の相場は想定レンジほどに動かないのではないこともありうると思います。


ドル円為替の予想レンジ 78.00 -79.00
スペイン国債の利回りでもお分かりの通り、不安定さは全く払拭されていません。リスク回避先通貨としての円の魅力は続いていると考えざるを得ないです。日本政府による市場介入を示唆する発言が出ていますが、個人的77円丁度のレベルからでないと何もしてこないと感じています。


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