昨日の世界の株価
NYダウ-47.15 NASDAQ +0.04 英 +8.16 仏 -38.39 独 -29.24 伊-292.46 西 -214.30
ECBは政策金利を0.25%切り下げました。しかし昨日この場でお話しをしていた通りの結果であったためサプライズはなしでしたね。一方で中国人民銀行が不意打ちに利下げを打ち出したのには本当に驚かされました。
しかし株価は概ね低迷。理由としては
ドラギ総裁が景気の下振れリスクは残っていると発言→景気の下振れリスクが意識された
ECBの利下げは織り込み済みであった→「buy on rumor sell on fact」の動き
欧州の金融機関が保有している国債を買い入れ、代わりに「資金を供給」、欧州各銀行へキャッシュを供給するいわゆる供給オペを実施するなどの示唆を与えなかった。
などが挙げられるでしょう。また先月も書きましたが、中国の緩和政策はすでにキック・オフをされているわけですから驚かされたのはそのタイミングだけと言われればそれまでです。市場は欲張りです。
一方アメリカの目を向けると、昨日は雇用関係の経済指標が発表されたわけですが、こちらはそこそこの良い数字でした。昨日説明をしたADPの雇用統計は民間部門雇用者数が+17万6千人と予想の+10万5千人を大きく上回るものが発表されています。またいつもは取り上げませんが週間失業保険申請件数が減少し、なんとその減少幅は2か月ぶりの大きさでありました。
雇用の回復の兆しが見えた中でも株価は回復せずでしたね。というのは数字が良くなると追加緩和の期待が遠のくからなのと、本日本番の雇用統計が発表されるわけで固唾の呑んで見守っているからだと思います。市場は欲張りです。
今晩発表される米国6月の雇用統計は非農業部門雇用者数がプラスの9万人(前月6.9万人)失業率は変わらずの8.2%の予想が市場関係者のコンセンサスとなっています。
本日の日経平均は先ほども申しましたが米国の雇用統計が今晩発表されますので動きは少ないものと考えています。9000~9100の値動き幅を想定しています。幅を50円に設定している人もいましたね。個人的にはそんな予想を出してくる人が好きです。なぜならばそちらの方がプロを感じますから。
8900円を割り込んでくると9200円オーバーは遠のいてくると考えています。
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