昨日の世界の株価
英 +41.37 独 +20.19 仏 +4.15 西 +6.10 伊 -91.06 米ダウ +162.57 NASDAQ +33.34
ありがとうエバンス総裁!?
スペインへの1兆円に及ぶ救済策も、その効果が疑問視されたのは皆さんもご存じの通り。、スペイン10年国債利回りはユーロ導入以来の高水準で一時取引をされました。借入コストの増大で嫌気されたのでしょうが、そんな中一部投機家が債権から株に資産運用を変更したとの噂、ECBが銀行預金の保証案を支持したと報道されました。そしてエバンスシカゴ連銀総裁が「迅速な雇用創出するための色々な対策を支持すると述べ、米国の量的緩和期待が膨らみ、結果的にはこの発言が欧米の株価を一気に引き上げた形となりました。
でもエバンス総裁には投票権はないんですよね。
IMFが年一回の日本経済のレビューが昨日終わり、円に関する見解を示したのですがその中で、「円の為替レートは中期的観点から幾分過大評価されている」としたみたいですが、一方で欧州債務危機によっては一段の円高になる可能性があるとも指摘しています。問題なのは幾分ということでしょうか? 幾分でありますからトヨタ自動車の社長が今年三月に語った「90円前後、95円とか100円で推移」とかのレベルではないでしょう。
IMFは日本の財政不安を指摘し、消費税率15%にしなければと言っているにも関わらず、一方で為替のレベルは「幾分過大評価」と言っておりますからちょっと論理的矛盾があるように感じます。もしかすると最近は世界の救済プログラムの額があまりにも大きくなりすぎており、幾分の幅もこれまでと違い非常に大きくなっているのかもしれませんね(笑)
備忘録的になりますが、イタリアについてちょっと。最近イタリアのことが「スペインの次」とクローズアップされています。確かに昨日もここで取り上げましたがイタリアの債務残高や、対GDP比での債務の占める割合が確かに高いです。しかしその一方で財政赤字は昨年第四四半期で対GDP比2.8%、2011年通年では3.8%となっており、日本がおおよそ8%であることを考えると少ないです。
また日本はもとよりアメリカやスペインで起こった住宅バブルの崩壊で(スペインは2007年のピーク時より11年は二十数パーセント下落)苦しんでいますが、イタリアでは住宅バブルが起こっていません。債務残高にしても半分はイタリア国内で消化をしているとの話も聞きますから、回復時にはイタリアの国債の回復がものすごく速いと思っています。
人気ブログランキングへ