みなさん、こんにちは!
今日は、「中庸」をキーワードにして書いてみます。
自社自店の戦略を考える…
とき、
偏った考え方をするケース…
が、多々見受けられます。
たとえば、こんなケース。
A社では、
多くの人に影響を与えさえすれば、必ず売れるはず…
と考え、
広く浅く影響を与えることだけを実践…
してきました。
しかし、現実は、
思い通りに売上げは上がりません…
でした。
みなさんは、このケースを見て、何を感じたでしょうか…?
たしかに、
A社の戦略…
が、
間違っている…
わけではありません。
多くお客さまに影響を与える…
ことは、
売るために必要なことの一つ…
であることは事実だからです。
では、なぜ、
A社では、思い通りの成果を出せなかった…
のでしょうか…?
実は、これが、とても重要なポイントなんです。
どういうことか…?
多くの会社やお店では、
戦略に自分の会社やお店を合わせよう…
とする傾向があるのです。
たとえば、上述のA社。
1の影響を100人に与えさえすれば大丈夫…
と考えたわけです。
では、A社には、この戦略が合っていたのでしょうか…?
1の影響を100人に与える…
より、
10の影響を10人に与える…
とか、
100の影響を1人に与える…
方が、
A社には合っていた…
のではないでしょうか…?
A社には、
広く浅く…
より、
狭く深く…
の戦略の方が、合っていたのではないでしょうか…?
強いて言うなら、
自社に合わない戦略…
を無理に行い、
戦略に、自社を合わせようとしたことに、問題があった…
から、
成果が得られなかった…
ということです。
ポイントは、ここなんです。
つまり、
成果を上げたい…
と思うなら、
戦略に自社自店を合わせる…
という、
戦略ありきの偏った考え方で、ものごとを推し進める…
のではなく、
自社自店に合った戦略を徹底して行う…
という、
自社自店の良さを活かす、中庸を行く考え方を実践する…
ことが必要だということです。
戦略に自社を合わせるのではなく、自社に合う戦略を行うという中庸な考え方が重要…
戦略ありきの偏った考え方をすることが、かえって成果を遠ざけることになることもありますので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マネジメント」「哲学」「心理学」「マーケティング」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、戦略に自社自店を合わせていませんか…?
自社自店に合わない戦略を行って、ほんとうに成果が期待できるのですか…?
成果を上げるためには、自社自店の良さを活かす、自社自店に合った戦略を実行することが、必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。