ネット上で騒然となっている、ちゃお「笑顔の世界」ご覧になりましたか?
少女漫画でこの衝撃のラスト、なかなかですね。
皆さんは、どう感じましたか?
私がこの作品を読んで頭に浮かんだキーワードは「無知」と「善意」です
少女がいじめに対して持っている倫理観が「善意」だとすれば、
この「善意」を有効に働かせるためには、その行為が善が悪かを正しく判断できることが前提になる。
そして正しく判断するために必要なのは、その行為の背景にあるあらゆる事実関係に対して、
どれだけ深く正確な情報を知っているかどうか、だと思います。
その情報がない(=無知)としたら、どれだけ崇高な「善意」があっても、
実は意図していない方向に、その善意を行使してしまっているかもしれない。。
だから「無知」は怖いし、誰しもそのリスクを抱えていると思うのです。
消費行動に関して言えば、例えば今日あなたが口にしたミネラルウォーター
それが製造・流通・販売に至る全行程を、あなたは完璧に把握していますか?
もしかしたら、その製造工程において、不適切な労働差別が行われているかもしれない。
そんなことを消費者である我々が全て把握することは、かつては不可能でした。
でも、時代は変わりました。不可能ではなくなりました。
こういう想いを汲んで生まれた、新たな消費のカタチ、
それがエシカル消費、そしてエシカル商品
エシカル消費とは、そのモノの製造・流通・販売・購入が、〝地球や人類にとってどれだけプラスか〟
までをも評価して、選択・購入を判断しようという消費活動のことです。
例えば、
フェアトレード認証商品
売上金の一部が寄付につながる商品
どうせ買うなら、こうした商品を積極的に選んで買いましょう、ということ。
モノが溢れる現代。人の消費行動は、遂にここまで進化したということですね。
実はつい先日、テレビで究極のエシカル商品を見ました。
それは、「みんな電力」
日本各地から厳選した〝顔の見える電気の生産者さん〟から直接、再生可能エネルギーを購入できるサービスです。
びっくりしませんか?
「電気」までもが、その背景を確認して選べる時代になってきたということに。。
そしてこのビジネスモデルは、地方の〝電気生産者さん〟にとっても、
きっと心強い味方になることでしょう。。生産者にとっても消費者にとってもWIN WIN
やはりビジネスは、着眼が大事ですね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! m(._.)m