Mr.kです。
僕は普段テレビを見ないのですが、
たまたま入った定食屋でニュースが
流れていました。
衣がぺしゃっとしたコロッケを食べながら
ぼーっとテレビを眺めていたのですが、
突然興味深いニュースが。
『"痛み消す水"販売 社長ら逮捕』
え、痛み消す水って何・・?
ファイナルファンタジーでいう
ポーション的な物が実在したの・・?
(逮捕されたという事は実在しないのでしょうけど)
食い入るようにテレビを凝視して
しまいました。
さらに驚いたのが値段。
『500ml 2000円』
えっ、、桁1つ多くない、、?
ただの水だよね、、?
しかもこの水、長野市民の間では
知らない人はいないとの事。
ドラッグストアで普通に、
おそらくコカコーラとかの
隣に置かれてるみたいです。
・かゆみ・痛みを消す"水"
・ガンを抑える効果のある"水"
誰も怪しいと疑問に
思わなかったんでしょうかね?
なんというか、衝撃的でした。。
こんな謎の商品でも売れるのですから、
きちんとマーケティングを組めば
どんな商品でも売れるという事ですね。
せっかくですので、
何故この商品が売れていたのか
分析してみましょう。
◆理由1:ネーミングが秀逸
この謎の水ですが、名前は
『強命水 活』
というそうです。
力強いネーミングで、確かに「効きそう」な
イメージを彷彿させます。
面白かったのが、この水を
飲み続けていた人のコメントです。
「普通の水より濃い味がする」
水に濃い薄いという概念が存在するとは
考えにくいです。
ネーミングの力強さがその水を
「濃い」ものにしたのだと思います。
実際、その水を何も信じてない
コメンテーターの方が飲むと、
「普通の水ですね。」
というなんとも味気ないコメントを
残していましたからね。
実際に味の違いはないのでしょう。
商品のネーミングは凄く大切です。
よく成功例で挙げられるのは…
◇キズ・ヘコミの110番
車を傷つけたらここに連絡すれば良い、
というイメージがすぐつきます。
◇スリムドカン
便秘を解消してスリムになれるという商品。
ドカンという所に思わず反応してしまう
ネーミングです。
◇アート引越しセンター
綺麗に美しく引越しのモノを扱い、
配置してくれそうなイメージ。
さらに、"あ"で始まるので電話帳で一番に
表示されます。
ネーミング付けはお金がかかりません。
それにも関わらず、恐ろしいほど
売上げに差が発生します。
大切なポイントですね。
◆理由2:知名度
当然ですが、商品を売るためには
その商品が『認知』されている
必要があります。
(これ、凄く重要です)
こちらの会社は昔からテレビを使って
バンバン宣伝していたそうです。
だから誰もが知ってる商品になっており、
購入障壁が少なかったのだと思います。
お客さまは新しいモノを試すのは
恐がるものですからね。
あなたも新しい店や商品を試すのは
少し抵抗があると思います。
しかし、いつも行く店や使っている商品には
何の抵抗もないはずです。
それは、その商品をよく知っていて
購入障壁がないからです。
だから知名度のあるこの水は
売れたのだと思います。
あと、こんなに広まっていて
皆が飲んでる水なら嘘とか詐欺はないだろう、、
そういう心理もあったと思います。
◆理由3:価格設定
今回の商品は痛みを消し、
癌も抑制するという
「特別な水」です。
そんな水が100円で売っていたら
どう感じますか?
まず間違いなく、
「嘘つけこの野郎!」
と思うことでしょう。
しかし、この水は
500mlで2000円です。
そうするとお客さまは
「これだけ高いんだから理由があるはず」
そう考えます。
突拍子もない効果を謳う水も、
不思議なことに価格によって
その効果が裏付けされます。
信憑性が増すんですね。
だから、凄く秀逸な価格設定だと思います。
お客さまは高ければ高いほど
価値があると感じるものですからね。
...
という感じで、謎の水が売れていた理由を
考えてみました。
商品は詐欺的でダメなものですが、
マーケティングは優れたものだと
思います。
どんなモノでもきちんと
売り方を考えて売れば、
売れるという事ですね。
やっぱりマーケティングは面白いです。
追伸:
一度、この水も飲んでみたいですね。
ちょうど蚊に3ヶ所も刺されて
痒くなってましたし。
自分で買いたいとは思いませんが。。