こんにちは、
杉浦由佳です。
ライターは文章を書くことが仕事ですが、
個人で仕事をしていくためには、
ライティングの技術だけでなく、
必要になってくることがあります。
それは、交渉力です。
特に初めてのお客さんの場合は、
お互いにやり方や常識が異なっていることがあり、
それが後々、問題の火種になることがあります。
たとえば、
お客さんから提供された資料が情報不足で、
予定外の調査が必要になる。
依頼された記事のライティング以外に
記事に入れる画像を探したり、
記事全体のレイアウトの設定や、
WEBに掲載する投稿作業までお願いされる。
途中でお客さんの気が変わって、
やっぱり、違う話を書いてほしいと言われたり、
もっと文字数を増やしてほしいと言われて
書き直すことになる。
そうすると、
最初に依頼されたときに想定していた
3倍も、4倍もの時間が
かかってしまうこともあるんです。
依頼する側は、
その作業がどれだけ大変かがわからないので、
これぐらい簡単にできるだろうと軽く考えて
要望を次々と言ってきます。
実際に作業する側は、
そのせいで多大な時間がかかったり、
無理をすることになります。
明らかに当初の依頼の範囲を超えているなら、
どのくらい労力や時間がかかるのかを説明して
追加費用や締切の延期をお願いしたり、
時間がない時は余分な作業を断ることもできます。
でも、お客さんだからと遠慮して、
何も言わずに我慢して引き受けてしまう。
締切は変わらないのに、作業だけが増えて、
睡眠や食事の時間を削って
休む間もなく仕事をするはめになる。
完全なるオーバーワークです。
こういったことが続いて、
体が辛くなって、仕事も嫌になって
ライターをやめてしまう人も結構います。
一概には言えませんが、ライターには
自分の主張を伝えることが苦手なタイプが
多いです。
そもそも本を大量に読んだり、
文章を大量に書いたりできる人は、
内向的な人が多いのです。
だから、
自分から積極的にコミュニケーションをとったり
自分をアピールするのが苦手な人が多く、
お客さんと交渉することがストレスになります。
人の些細な表情や態度の変化や、
心の動きに敏感な繊細な人が多く、
お客さんが気を悪くしたら嫌だな、
その後の仕事がやりづらくなるな、と思ってしまう。
主張したり、もめたりするくらいなら、
この人の仕事は次からはもう引き受けなければいい、
辛いけど、この仕事だけは我慢して終わらせよう。
こんなふうに考えて、
お客さんから逃げてしまいます。
ライターがビジネスを続けるためには、
長期的に仕事を依頼してくれたり、
リピートしてくれるお客さんを
増やすことが必要です。
初めてのお客さんを、探し続けたり、
またイチから、互いのやり方を
擦り合わせたりし続けるのは、たいへんだからです。
それなのに、自分からお客さんを減らすのは、
自分で自分の首を絞めているようなものです。
依頼内容を超えた労力がかかったり、
難易度が上がったことを要求されたら、
理由をしっかり伝えて、
それだけの報酬をきちんと要求する。
こういった交渉ができないと、
辛くても我慢して
作業量を増やし続けることになって、
ビジネスを続けていけません。
実は、わたしも昔は
お客さんに何も言えなかったんです。
「これはひどすぎない?」と思いながらも
黙って要望どおりに作業をしてヘトヘトになって、
時給に換算したら、とても生活できる金額ではないと
思ったこともあります。
でも、今思えば、
依頼したお客さんよりも、
黙って引き受けた私が一番悪かったのです。
自分が引き受けておきながら、
お客さんに対して不満たらたらでした。汗
こういうことって、
ライターに限ったことではありません。
お客さんとの交渉に慣れていない人が
個人でビジネスを始めると、
お客さんの無理な要望をきいたり、
無料で追加のサービスをしてしまいがちです。
特に、
カウンセラー、コーチ、占い師、セラピストといった
対人援助職とよばれる人の商品は、
「物」ではなく、形がない「労力」なので、
心理的に値段をつけにくいのです。
たとえば、毎日のようにお客さんから
LINEやメールでさまざまな質問がきて、
ひとつひとつにていねいに答えていると、
質問の内容がより専門的な深い話になってくる。
費やす時間も増えてきて、
他のお客さんにかける時間を奪われたり、
個人の生活に無理をかけるようになってくる。
これは無料の範囲を超えているなと思っても、
どこから有料にしたらいいか決めかねて
そのまま無料で答え続けてしまう。
お客さんの数が増えるにつれて、
質問に答えるエネルギーも、時間も増えて
負担がどんどん大きくなっていく。
いくらお客さんのためでも、
ボランティアのような
自己犠牲を続けてサービスを提供していたら、
ビジネスを続けていけなくなってしまいます。
お客さんに自分の仕事内容について
最初にしっかり説明する。
引き受ける仕事の範囲、
できること、できないことを伝える。
サービスの労力に見合った報酬をお願いしたり、
料金を設定する。
これは、
自分とお客さんの両方にとって
大切なことなんですよ。
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