かっこいい文章なのに、ブランディングに失敗するケース | あなたの才能を魅力に変える「ブランドライティング」

あなたの才能を魅力に変える「ブランドライティング」

大手企業から中小企業、個人まで、ブランドライティングに携わってきたライティングコンサルタントの視点から、起業家に役立つ話をお届けしています。

こんにちは、
杉浦由佳です。


「あなたが書いた文章だと、
読むとすぐにわかります!」


読者から、こんなふうに言われたことは
ありますか?


自分らしい文章は、
その人ならではの魅力を感じさせます。


魅力は、いわゆる長所だけではありません。


短所や欠点も、裏返せば
魅力や強みに変わります。


たとえば、悪く言えば、
きつい性格で、辛辣な人。


みんなが遠慮したり、
周りを憚って口に出さずにいるようなことを、
歯に衣着せずにズバズバ、指摘する。


曖昧な言い方をしないで、バッサリ斬るように、
白黒はっきりつける。


「うわー、はっきりしていて気持ちがいいな」
「それだけ率直に言ってくれるなら、信頼できる」
「この人みたいに、迷いのない強い人になりたい」


きつさや辛辣さも、こんなふうに、
強さやリーダーシップを感じさせる魅力になります。


逆に、傷つきやすい人なら、
繊細な心を持っていることが、魅力になります。


周りの気持ちを敏感に受け取ってしまうから
傷ついてしまう。


それは、裏返せば、
相手の心に共鳴できるということですよね。


苦しんだり、つらい思いをしている人の気持ちを
深く思いやり、理解することができる。


「つらさをわかってくれて、うれしい」
「生きる力が出てきた」
「言葉が胸に染みて、涙が出てきた」


やさしく人に寄り添えるような文章が書けます。


理屈っぽい人の強みは、ロジカルなことです。


説明が理路整然としていてわかりやすく、
理由や根拠がきちんと示されていて、
説得力があります。


「そうか、なるほど、こういうことなんだ」
「そういう理由があるから、効果があるんだ」
「この人の話は納得できるな」


読者から信頼される文章が書けます。


ある人は強い口調でストレートに核心をつく。
ある人は細やかな心のヒダにまで届く言葉で書く。
ある人は人の持つ美しさを叙情的に書く。
ある人は理路整然とロジカルに書く。


誰もがもともと持っている、
パーソナリティを活かした書き方があります。


それなのに、誰かの文章に憧れて、
影響を受けすぎると、
その誰かのように書いてしまうことがあります。


たとえば、強い口調とロジカルさが魅力の人に
憧れているとしましょう。


その人の持ち味は、男性的で
細やかな心の機微にはうといけれど、
ロジカルでリーダーシップがあって、
インパクトがある。


自分の周りには、感覚的な人が多いけれど、
その人は根拠が明確でわかりやすいし、
説得力がある。


そこに惹かれて、
その人の文章をたくさん読んでいるうちに、
自分もそうなりたい、同じように書きたいと思って、
真似をするようになったりします。


似たような性格だったらまだしも、
繊細で情緒豊かな性格の人だったら、
どう考えても無理があります。


本来の性格とかけ離れた文章になって
苦しくなってしまう。


ロジカルさと強力なリーダーシップに惹かれて
サービスを購入したお客さんは、
本来のあなたに会って「あれ?なんか違うな」
と裏切られた気持ちになります。


こういうの、私は、
「偽物ブランディング」
と呼んでいます。



なので、誰かの文章テイストに影響されて、
自分らしさをなくしてしまうことは、
絶対に避けた方がいい。


自分の魅力がわかっている人は、
自然体でスラスラ書けるし、
ありのままの自分に共感してくれる人たちが
周りに集まってきます。


だから、私の講座では、
まっさきに、自分の魅力を自覚するための
ワークに取り組んでもらっています。


あなたのパーソナリティや、
その魅力に合った言葉や表現で、
本当の気持ちを、言葉にのせて伝えましょう。

 

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